恋に落ちて雪を待つ者なれど、目覚めに祈りて絶望
恋に憧れている。
それは私がなんだけれども、なにゆえ唐突に恋をしたくなっているのかと云ふと、最近、というかここ一年の間で、あ、謹賀新年、あけましおめっとうさん、今年こそは真人間になれるように頑張りますが、哀しいかな才能、足掻けば足掻く程に堕ちていくことカンダタのごとし、きゃいん蜘蛛の糸、提供芥川グループ、さて、何話しとったんかいの?あ、そうそう、特殊相対性理論におけるユークリッド空間の存在と一般相対性理論における光の歪みについて熱く語っていたん。
今年こそは真人間に。
恋、至るところで恋しまくる人々が自分の周囲で激増。右向いたら恋、左向いても恋、ふらりと立ち寄った一杯飲み屋で鯉、お、大将、いい恋入ってるねぇ、これは一つ洗いにしてくんな、続いて恋こくにしちまおうって寸法はお見通しだぜ、な、そうだろ大将、らっしゃいらっしゃい。べらんめぇ、こんなこと云ひたいんとちがうねん。そう、恋。恋こそ本年の自分のテーマであるので、差し当たって恋をするには相手となる異性が必要だと聞いていて、実際のところは異性でなくてもよいとのことだが、今回は敢えて異性限定verにて話します。その異性と出会わないことには恋など成立しないと僕は思っていて、まず身近な異性にアンテナを伸ばしてみたんだけれど、どうやら波長や波動が合わないらしく恋なんて代物には到底なりそうにもない。じゃあっていうんで外部の方々に僕の恋愛成就にご協力賜ろうと考え、東急東横線に乗り込んだ次第です。うはぁ、電車ってこんなに沢山の女性が乗ってらっしゃるのね、何がすごいって女性専用車両とかってなんやこれ?楽園、ここはきっ
とパラダイスに違いない、そう思います。だもんで僕は、両の手を腰の部分にあてがって小気味よいリズムのスキップを刻みながら、素晴らしき恋の夢想モードに捕われた。ははは、うふふ、いちゃいちゃ、いやぁん、山口さんのエッチスケッチィ。恋だ、恋をしよう。来た、何かが俺の右脳を刺激してきやがるのを感じる。
いざゆかん女性専用車両。と、不意にポンポンと僕の肩を叩く男がいる、誰だ、私は一刻も早くこの車両に乗り込まねばならんのに。男は私の進路を遮り、ここに乗ってはいかん、違う車両に乗りなさい、みたいなことを言っていたように記憶している。妙な制服を着込みやがって。人生を冒涜されたような心持ちになった自分は反射的に暴力。グーで力一杯殴りつけてやった、後、変な部屋に連れていかれて逮捕された。
額が擦り切れるほど土下座を繰り返したり、これでもかというほど号泣しながら許しを請うたりした結果、今回だけはということで、解放の身を約束されたのである。
日は過ぎて、諸々の落とし前をつけるべく、過去の自分との訣別、あるいは決着を果たすべく、錦糸町まで罰金の納付にノコノコとやってきた。己自信の金銭で罪を贖うのだ。
冬が大好き、間もなく三十路のクール害 さんからの投稿
それは私がなんだけれども、なにゆえ唐突に恋をしたくなっているのかと云ふと、最近、というかここ一年の間で、あ、謹賀新年、あけましおめっとうさん、今年こそは真人間になれるように頑張りますが、哀しいかな才能、足掻けば足掻く程に堕ちていくことカンダタのごとし、きゃいん蜘蛛の糸、提供芥川グループ、さて、何話しとったんかいの?あ、そうそう、特殊相対性理論におけるユークリッド空間の存在と一般相対性理論における光の歪みについて熱く語っていたん。
今年こそは真人間に。
恋、至るところで恋しまくる人々が自分の周囲で激増。右向いたら恋、左向いても恋、ふらりと立ち寄った一杯飲み屋で鯉、お、大将、いい恋入ってるねぇ、これは一つ洗いにしてくんな、続いて恋こくにしちまおうって寸法はお見通しだぜ、な、そうだろ大将、らっしゃいらっしゃい。べらんめぇ、こんなこと云ひたいんとちがうねん。そう、恋。恋こそ本年の自分のテーマであるので、差し当たって恋をするには相手となる異性が必要だと聞いていて、実際のところは異性でなくてもよいとのことだが、今回は敢えて異性限定verにて話します。その異性と出会わないことには恋など成立しないと僕は思っていて、まず身近な異性にアンテナを伸ばしてみたんだけれど、どうやら波長や波動が合わないらしく恋なんて代物には到底なりそうにもない。じゃあっていうんで外部の方々に僕の恋愛成就にご協力賜ろうと考え、東急東横線に乗り込んだ次第です。うはぁ、電車ってこんなに沢山の女性が乗ってらっしゃるのね、何がすごいって女性専用車両とかってなんやこれ?楽園、ここはきっ
とパラダイスに違いない、そう思います。だもんで僕は、両の手を腰の部分にあてがって小気味よいリズムのスキップを刻みながら、素晴らしき恋の夢想モードに捕われた。ははは、うふふ、いちゃいちゃ、いやぁん、山口さんのエッチスケッチィ。恋だ、恋をしよう。来た、何かが俺の右脳を刺激してきやがるのを感じる。
いざゆかん女性専用車両。と、不意にポンポンと僕の肩を叩く男がいる、誰だ、私は一刻も早くこの車両に乗り込まねばならんのに。男は私の進路を遮り、ここに乗ってはいかん、違う車両に乗りなさい、みたいなことを言っていたように記憶している。妙な制服を着込みやがって。人生を冒涜されたような心持ちになった自分は反射的に暴力。グーで力一杯殴りつけてやった、後、変な部屋に連れていかれて逮捕された。
額が擦り切れるほど土下座を繰り返したり、これでもかというほど号泣しながら許しを請うたりした結果、今回だけはということで、解放の身を約束されたのである。
日は過ぎて、諸々の落とし前をつけるべく、過去の自分との訣別、あるいは決着を果たすべく、錦糸町まで罰金の納付にノコノコとやってきた。己自信の金銭で罪を贖うのだ。
冬が大好き、間もなく三十路のクール害 さんからの投稿