風呂に入れば真人間か 俺たちは星屑に
いつかも記した記憶があるが、今より箱根に湯治へと向かう。
長らくの間、互いに休日を合わせられなかった人物とのお出かけである。
なんでも今日訪れる場所は、温泉でいてそれでいて遊園地、まったりとしていてそれでいてしつこくない。
じゃかましわい。大体にして、そういうあやふやな表現が嫌いな自分であるし、風呂が嫌いな自分であるし、どうせあれだ「ほらほら、当施設では風呂と遊園地共に併設しておるのだよ、お前たち一般庶民はこういった便利な施設の登場を待っていたんだろ?違うのか?違うというの ならこの混雑の理由を述べてみろよ?ん?言えないのか?そうだろうなぁ。お前だってやいのやいの言いながら当施設を利用しているのだからなぁ!これでどちらが「勝ち組」なのかがハッキリしたわけだ。ま、今日はゆっくりしていってちょんまげ。フッフッフッ…アーッハッハッハッハッ!」てなことなのだろうが。くだらん。
そこに誘ったのはボクだったりして。
「ウヘヘ、N山さ~ん。箱根いうところにね。温泉と遊園地が一緒になったそれはそれは便利な施設がありけり~!!これは行くの一手でありんす。あれっすわ、水着GALがわんさわんさ。いい趣向でげしょ?あちきに任せておくれ。損はさせませんよってに」
箱根で風呂。
反逆児として名を馳せたこの自分が、箱根で風呂。
なぜこんなに悲しいのだろう。