マトマイニ・チルドレンズ・ホーム

~サバンナの国でマトマイニ(希望)を育てる~孤児院の子ども達の生活や周りの自然と人々の暮らしを綴る院長のブログ

ケニアから日本のあなたへ伝えたいこと

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「修三、夕べハイエナの鳴き声を聞いた?」

「うん、随分近所の番犬が吠えてたね」

 

3日続けて夕方から夜にかけて雨が降りました。雨が降り空気が冷えると弱った家畜は動きがにぶります。こんな時に必ず飢えたハイエナが出没するのです。

 

シナイや警備員さん達はマサイの村で多数の牛が力尽きて死んでしまったと悔しそうです。

 

家畜どころか、干ばつの影響でケニア北部の乾燥地・半乾燥地では350万人が飢餓状態だと報じられています。天災は容赦なく貧しい人々を窮地に追い込んでいるのです。

 

ケニアの政治。野党のオディンガ氏が選挙委員会の改善がないからと立候補を取り下げたことで、情勢が混沌としています。与党側のケニヤッタ現大統領が「それでも26日の選挙は実施する」と言い、与野党の衝突で警察が出動し死者も出たようです。政争は人災です。

 

そんな中でも、次々と赤ちゃんが生まれてきます。今年になってフェルト工房のワンジル、ユニス、ラハブが出産。エリザベスが流産。そして来年はサラとモニカが出産予定。まだまだ他にも「アラ、最近太ったと思ったら妊娠だったの!」というママが出てきそうです。おめでたい話です。でも31歳で5人の子持ちとは! ケニアに来て36年間、聞けば帰って来る答えは分かっている問いをついつぶやいてしまうのです。

 

貧しいのに何故生むの?

 

先月末の土曜日、ママと子ども達、総勢40人以上が集合しました。

 

ちょうちょ 講演のご案内 「ケニアの子どもたちは 今・・・」 恐竜くん

①  金蔵寺(こんぞうじ)文化講演会

l  日時 11月11日(土曜日)  開場 13時 開演 13時30分

l  場所 金蔵寺ホール  東京都台東区寿1-17-2  

    地下鉄銀座線  田原町駅、 大江戸線  蔵前駅 

l  参加無料・どなたでも参加可能です。            

l  フェルトアニマルなど、バザーも同時開催します。

②  マトマイニの会主催・あーすぷらざ共催の講演会 

l  日時 11月18日(土曜日)  開演 10時から11時30分  

l  場所  あーすぷらざ 1階 会議室   

横浜市栄区小菅ヶ谷1-2-1 神奈川県立地球市民かながわプラザ

l  入場無料 定員70名

l  バザーを同時開催いたします。 

l  2つの講演会の申し込みはメールにてお願いします。 (藤田) asakusa_konzouji1172@yahoo.co.jp  

名前・参加人数・連絡先をお知らせください。

件名に11月18日講演会参加と記入してください。 

2つの講演会につきまして、お問合せは金蔵寺(藤田泰道・いずみ)

03-3841-7804 ゾウ

 

 

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4人目を出産して工房へ来なくなったユニス。赤ちゃんは体が弱くて大変です。

象やカメレオン作りが得意で、今は家に材料を持ち帰って作成しています。

 

毎年、秋にはケニアを留守にして、ご縁のある所に伺いマトマイニの話をする機会をいただいています。今年も11月1日関空着で約2ケ月少々を日本で過ごす予定です。加齢と共に行きたくても行けないことも多くなり、彼方此方に失礼を重ねてしまいがちです。

 

実は今回も健康管理にかなりの日数を費やしそうです。ちょっとしたケガや検査はケニアでも出来ますが、歯一本の治療にかかる費用で日本⇔ケニアの航空券が買えるというような「地獄の沙汰も金次第」のケニアの医療事情は、貧富の差をまざまざと見せつけられます。

 

ケニアの医療と言えば、今年6月に始まった国公立病院の看護師のストは解決の目途がつかないまま今も続いています。大問題です。

 

マトマイニ始まって以来の大大干ばつも続いています。マサイの村々では牛は餓死し、女性は水を求めて一日を費やし、子ども達も学校どころではない「生きるか死ぬか」のギリギリの生活です。待ち焦がれた雨が降り空気が冷えると、弱った牛は草が生える前に力尽きて死んでしまうのです。照っても降っても悲劇です。大問題です。

 

歴史的なケニア最高裁の「大統領再選は無効」の判決が出て以来、10月26日の大統領選挙のやり直しを目前に、国中で与野党がせめぎ合っています。予想が付かないケニアの政情に人々は不安と混迷の中に居ます。大問題です。

 

そんなケニアを後にします。マトマイニは修三に任せて……

 

さて、恒例になっている金蔵寺さんの文化講演会、そして新たに藤田先生・いずみご夫妻とマトマイニの会の皆様のご協力で「あーすぷらざ」でもお話をすることになりました。

皆様、またお世話になります。

 

講演 「ケニアの子どもたちは 今・・・」 

 

①  金蔵寺(こんぞうじ)文化講演会

l  日時 11月11日(土曜日)  開場 13時 開演 13時30分

l  場所 金蔵寺ホール  東京都台東区寿1-17-2  

    地下鉄銀座線  田原町駅、 大江戸線  蔵前駅 

l  参加無料・どなたでも参加可能です。            

l  フェルトアニマルなど、バザーも同時開催します。

 

②  マトマイニの会主催・あーすぷらざ共催の講演会 

u  日時 11月18日(土曜日)  開演 10時から11時30分  

u  場所  あーすぷらざ 1階 会議室   

横浜市栄区小菅ヶ谷1-2-1 県立地球市民かながわプラザ

u  入場無料 定員70名

u  バザーを同時開催いたします。 

u  ②の講演会の申し込みはメールにてお願いします。 (藤田) asakusa_konzouji1172@yahoo.co.jp  

名前・参加人数・連絡先をお知らせください。

件名に11月18日講演会参加と記入してください。 

 

2つの講演会につきまして、お問合せは金蔵寺(藤田泰道・いずみ)

03-3841-7804 

 

時間切れで出発までバタバタが続きそうな感じです。ママ達の相次ぐ妊娠、出産、病気などで、フェルト工房の生産性が落ちて悩んでいる実態やエピソードをお話ししたいと思います。よろしくお願い致します。

 

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2014年まではマトマイニ有機農園で日本野菜を栽培して売っていました。

今は立ち枯れた木々と茶色の大地が広がっています。

 

先週2回ほど表土がしめる程度の夕立がありました。最近の天候不順はシナイがよく言う「一日に四季がある」どころか「一日八季」以上です。朝は小雨降る寒さにふるえて暑い上着を羽織ったら、やがてカンカン照り、そしてまた曇り、雨、照り、とコロコロ変わるのです。

 

不順な天候に振り回されて体調を崩すモノが続出しています。

 

ジョン「牛を村に連れて帰ります」

「どうしたの?エサになる葉や草はまだあるのに?」「みな病気に罹ってこのままだと死んでしまいます。村に帰れば数頭は助かるかも知れません。クライメット・チェンジのせいです」

 

ルーシー「娘が熱を出したので、病院に連れて行きます。クライメット・チェンジのせいです。ゴホゴホ」おしゃべりルーシーも喉をやられて大人しくしています。

 

BBCラジオ放送でカンボジアで10年前に見つかった薬剤耐性マラリアいわゆるスーパーマラリアがベトナムに広がり次いでタイ、ラオス、ミャンマーに広がったと告げ、今後インドやアフリカに拡大する恐れがあると警告を発していました。海抜1700mのこの辺でも温暖化が進み、マラリア蚊が棲息しています。スーパーマラリアが来たら大変な事態になるでしょう。

ヒトも動物も虫も植物もクライメット・チェンジの影響を大きく受けています。

 

10月26日の「大統領選のやり直し」も気になりますが、クライメット・チェンジにどう取り組むかな、と樹々の梢を見ながら思いあぐねているところです。

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かろうじて緑が残っている下の川まで水汲み。川の水は洗濯やトイレに使います。台所にはまだ炊事用の水はありますが、それもいつ止まるか分かりません。

緑したたるマトマイニの森がだんだん枯れ木の山に変わりつつあります。

 

猛烈大型ハリケーン「ハービー」「イルマ」の他にも次々とアメリカやカリブ諸国を襲っているニュースが刻々と伝えられています。台風、ハリケーン、殺人熱波、竜巻、大洪水、土砂崩れ、大寒波、等々、気候変動による脅威が人々を襲っています。この頻度と強度は今後ますます「記録破り」を続けていくのでしょう。

 

さて、開園以来30年目を迎えた今年、マトマイニはかつてない記録破りの「大干ばつ」に襲われています。植え続けて森になったとご自慢だった木々の半分近くが既に立ち枯れかけています。もし10月の雨季に木々の根元にしっかり届くほどの降雨がなければ大変な事態になるかも知れません。

 

これはマトマイニから南西のカジアド県一帯の現象で、すぐ傍の日本人学校方面は大雨が降っているのに、道を隔てたこちらはカラカラという、いわゆる「馬の背を分ける」降り方が多いのです。

 

カジアドのシナイの実家では木々は既に一本残らず枯れ死に、70頭いた牛が20頭以下に減り。女性達は朝5時起きで遠いダムまで水汲みに出かけ昼過ぎに帰宅するとか。家畜どころか人間が生きるかどうかギリギリの生活をしているのです、村人は水を求めて移動するのに懸命で、大統領の再選挙などもうどうでもいいと言っています。

 

今朝、この辺りは先週政府が発表していた通り「水供給制限」が始まりました。こういうことは即決即断なのです。

 

原毛を洗ったり染める作業は中止です。水戦争の始まりです。

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後方の茶色の建物が最高裁。立っているのはザンギ君です。マザレスラムの住民で腕のいい彼はおしゃれなアクセサリーを作って生き延びて来ました。15年来の知り合いです。

 

マトマイニに根が生えた感じで長い間ナイロビの町に行きませんでした。選挙後フェルト工芸品の注文が相次いでおり、非常に忙しいのです。

 

昨日、所用があってマトマイニに宿泊中の学生さんと一緒にナイロビに出ました。車や人の混雑もなく町は静かでした。

 

1昨日ケニア国民が固唾を飲んで待ち構えた最高裁の驚きの判決が出て、与党と野党の明暗が反転したばかりなので、最高裁を遠くから恐る恐る見るだけでドギマギしました。ところがナント最高裁の駐車場には色とりどりのテントが張ってあり、マサイマーケットが開かれていたのです。観光客もチラホラ出入りしているのです。

 

マーケットに入ると顔見知りのムワンギ君やザンギ君が新デザイン商品を沢山並べて頑張っています。

 

「商売はどう?」

「8月はさっぱりだったけど、少しずつお客さんが戻って来てるよ。マトマイニは?」

「干ばつでカラカラ。木々も枯れているわ」

「大変だなあ」

おしゃべりしながら新作ネックレスなど物産の買い付けを済ませたのです。

 

マーケットを一歩出ると物乞いが手を伸べてきます。路上に寝ている人の数は前より随分増えていました。

 

長い間「ケイザイ、ケイザイ」と言いながら貧困ピラミッドの底辺の人々を見捨ててきた国。今後どういう流れになるのかと、後方の厳めしい最高裁判所の建物を眺めたのでした。

 

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8月が終わり、今日は9月1日金曜日。忘れられない日になりました。先ほどケニアの最高裁の判決が出たのです。「8月8日の選挙の結果発表は、不正にねつ造されたもので、ウフル・ケニヤッタ現大統領の再選は無効であるという判決でした。実に思いがけない流れになりました。

 

野党側が裁判所に持ち込んだ証拠書類はトラック一杯だったそうで、「膨大な量の書類に全部目を通すことは人間業ではない大仕事なので、今後しっかり検証する」と裁判長が言ってました。

 

2002年からのケニアの総選挙をずっと見てきた私。いろんな思いが錯綜しますが、今はひたすら「黙ってwait and seeでいようと思います。60日以内に再選挙が実施されるそうです。

 

さて、マトマイニの目の前の大きな問題は「大干ばつ」です。乾ききった大地、枯れゆく木々、飢えた牛やヤギ、ガチョウの姿がどこほど今回の干ばつが大きいかを伝えています。ヒトはお陰様でちゃんと食べています。庭で中国製の「ダミー」の髪を編む練習に励んでいるのはドゥタ(18歳)です。彼女は町の美容師養成学校に通いながらマトマイニの仕事を手伝っています。

 

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2013年の選挙の時に暴動を心配していたら、マトマイニの卒園生に「デモや小競り合いがあっても暴動にはならないです。庶民は政治的信条よりも自分の生活を大事と思っていますから」と言われました。その言葉を信じて選挙時にはマトマイニに留まることにしています。今回も同じです。ママ達も投票には出かけましたし、井戸端会議で政治家のうわさ話はしているかもしれませんが、「1シリングでも多く稼がなくちゃ」と選挙の翌日から子連れで仕事に出てきます。特に羊毛加工の部門は子連れが多いデス。

 

今のケニアは勝利したウフル・ケニヤッタ大統領側と、負けて「選挙結果に不正があった」と最高裁に異議申し立て書を提出した野党オディンガ側の2つに明暗が分かれています。

 

即日開票が始まった途端、野党側が「これはコンピューターで捏造された数字だ」と抗議しましたが、選挙委員会の最終発表で現ウフル大統領が54%で勝利と決まりました。野党側は「すべてのプロセスに不正があった。ウフルはコンピューターによって生まれた大統領だ」と最高裁に訴えました。これは前回2013年3月の選挙結果に異議を申し立て、却下された時と似た流れです。

 

さて一昨日のネーション紙の一面記事は、選挙委員会の主要幹部で選挙1週間前に殺された、不正投票を取り締まるIT技術の専門家ムサンド氏の未亡人の痛恨の涙にくれる姿です。惨殺遺体で発見された後の検死の結果は「拷問の後絞殺された」とだけ報じています。

 

葬儀の席で彼女は居並ぶテレビカメラに向かって「このテレビを観ている夫を殺したアナタ達。ハッピーですか?何故殺したの?選挙がらみでしょ?誰が殺したか知っているでしょ?正義なき平和なんてあり得ない。夫を殺した者達に永遠に平和など訪れるはずはない」と激しい怒りをぶつけました。

 

生前ムサンド氏はテレビに出演し「今回の選挙は絶対不正出来ないようITシステムを確立した」と語り、その数日後殺されました。未亡人の涙が乾く日は来るのでしょうか。

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今日のサパーはウガリと肉だよ!

骨の髄と薬草入りのマサイスープを仕事帰りに飲むモニカ

 

選挙後の暴動を想定して、ケニアの人々もみな食料を買い込んでいます。マトマイニも普段より多めに豆や米を買いました。今のところスーパーやキオスクに行けば何でも売っています。

 

普段肉はメニューにないのですが、一昨日雄ヤギをつぶしたので、当分肉入りの料理が続きます。昨日は濃厚で栄養たっぷりの骨の髄を煮て薬草を入れた「マサイスープ」をみな飲んでました。このところ選挙スペシャルがよく登場しています。

 

以下、日本大使館からの13日のメールです。

「当地報道によると、本日は比較的平穏でしたが、14時からの野党オディンガ陣営によるキベラスラムでの演説後、ナイロビの各スラム(キベラ、カワンガレ、マザレ、カンゲミ、ダンドーラ等)では、野党サポーターによる暴動が発生しています。また、同演説で、与党陣営に対抗して、明日14日の仕事をボイコットするよう支持者に呼び掛けました。夜間の暴徒による強奪や破壊行為が多発しています。住居の戸締まりを確実に行うとともに、夜間における不要不急の外出を控えて下さい。」

 

明日、何人のママが仕事に来るのでしょうか?選挙後3,4人しか顔を見せていません。

 

まだこの国は重い暗雲に覆われたままです。

 

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外界の選挙の騒ぎが信じられないほどマトマイニはのどかですね!とおっしゃるミツトシさん。3泊して今朝発たれました。

 

8日は国家の休日になり大人は投票に出ていたためマトマイニはひっそり静かでした。

 

翌日、選挙委員会による開票結果に不信を抱いた野党党首のコメントを聞いてあちこちで騒ぎが起き、警察が催涙ガスや実弾を発して衝突し、野党サポーター2名が射殺されました。この問題に今は触れたくありません。wait and seeにします。

 

さて、長時間行列に辛抱強く並び「おらが大統領」に一票を投じた人々。投票所で出産した女性や倒れて亡くなった人の話もマスコミで告げていました。マトマイニに関する限り当然投票率は100%でした。

 

投票日の前日、ママ達に「何が起きるか分からないから、自宅に材料を持ち帰って作っていいわ」と頼みました。

 

小さいアニマル作りが得意なエリザベスは暗くなるまで仕事をしていました。「家で沢山作って来ます」彼女は妊娠6ケ月の身重。「元気な子を産みたいです」とお腹をさすりながら帰途につきました。

 

そのエリザベスが投票所で並んでいた時、突然の出血と激痛で倒れ、入院してしまったのです。運び込まれたのはこの町の私立の病院です。

 

ケニアの国公立の病院のナースは、6月5日からずっとストに入っており、解決の目途がつかないまま今に至っています。ナースの居ない病院で出産はできません。

 

① 大統領・副大統領②上院議員③国民議会(下院)議員④下院の女性代表⑤群知事・副群知事⑥郡議会議員に選ばれる人は、この未解決の大きな問題にどう取り組むのでしょうか?

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懸命に枯れ葉や草を食べる母さんゴンベ達。仔牛も一緒に来ました。

マトマイニは永年植林を続けた結果、今は深い森ができました。でも最近立ち枯れる木が目立つようになりました。

雨季に降る雨量が足りず、根元に水が回らないのです。温暖化、進む乾燥、土壌の劣悪化。ジワジワと足元から押し寄せている気候変動にどう対応するか大きな課題です。

 

明日の総選挙を前に大干ばつの話など誰もしませんが、実に深刻な状態です。隣国ソマリアは60年来の干ばつで餓死者も続いているようですが、ケニア各地でも被害が広がっています。

 

昨夕、突然の雷雨がやってきましたが、この程度の雨では到底乾ききった大地を潤すことはできず表土が湿っただけです。

 

雨が降って空気が冷えると、痩せたマサイの牛が力つきて倒れていく風景を見るのがこの季節です。

 

シナイの故郷でも牛の4割が餓死し、残っている牛を助けるためにナイロビ近郊では今でも行列に並んで買うしかない貴重なウガリ粉を入手して牛に食べさせていると嘆いてます。

 

警備員のジョンから牛が死んでしまう前になんとかしたいという相談を受けて、彼の牛をマトマイニに連れて来てもらいました。3日かけて遠いカジアドの村から到着したゴンベ(牛)は痩せてガリガリでしたが、マトマイニの森の中には餌がいっぱいです。おいしそうに草や葉を食べた翌日にはもう搾乳できました。搾りたての牛乳で久しぶりの熱くて甘いチャイを頂きました。

 

マサイの人にとっては何ものにも代えがたい財産である牛が近くにいるので、警備員さん達も本気のホンキです。時々この辺りでは夜ハイエナの鳴き声がしますが、大きなゴンベにハイエナも近づきません。ヤギもゴンベの傍は安全と知って一緒に行動しています。

 

マトマイニとしては一石四鳥のゴンベ達。それにしてもこの大干ばつ。いつまで続くのでしょうか。

 

 

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