マトマイニの近況 キリン新作 | ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

1987年から30年続いたマトマイ二・チルドレンズ・ホーム。その卒園生達と共に、貧しさ故に子どもを困窮状態に追いやっているスラムのシングルマザーの自立援助に力を注いでいます。マトマイニ第2章の始まりです。

ほぼ毎日、マトマイニのボランティアのエテメシさんからメールが届きます。フェルト工房は、4名のママ(羊毛加工部門のマグダリンとユニス、キリンとシマウマ作りが得意なラハブとポリーン)が活動を続けており、その進捗状況の報告や課題への問い合わせ等々です。私の健康問題のため、直ぐにケニアに行けない今、エテメシさんの存在は非常に大きく、安心して工房を任せています。あまり写真が添付されて来ないのが残念ですが。

 

 

フェルトアニマルの作成も少しずつ進んでいます。新作のキリン達。

 

キリン作りの名人ポリーンさん。傍らには息子のキンキン君がいるようですね。

 

昨日のメールは、「原毛を購入したいけど、注文を入れてあてにしている業者から連絡が来ません」とのこと。

 

はっとしました。 

 

そう言えば、ちょうどこの時期はケニアの国民的恒例行事、いわゆるナイロビショーがあるんだった!酪農関係者は高品質の生産物を持って集結するはず。以前、何度かショーの会場に出かけて原毛の買い付けをしたことがありました。展示品と買い付けた実物が異なっていて悔しい想いをしたのを覚えています。

 

ナイロビショーの酪農部は強欲なイヤな輩のたまり場だったのですが、「でも、エテメシさん、もし時間があれば、ちょっと覗いてみたらどうかしら? 何か有用な情報があるかも知れないわ」とメール連絡をしたところです。