ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

1987年から30年続いたマトマイ二・チルドレンズ・ホーム。その卒園生達と共に、貧しさ故に子どもを困窮状態に追いやっているスラムのシングルマザーの自立援助に力を注いでいます。マトマイニ第2章の始まりです。

ケニアから日本のあなたへ伝えたいこと

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しばらくブログの更新をせず今に至ってしまいました。日本は豪雨の後、猛暑や台風等で大変な目に遭った方々もおいでと思います。皆様如何お過ごしでしょうか。

 

私は長女が孫を連れてケニアに来ていたので、その世話でマゴマゴ・アタフタしておりましたが、元気に過ごしております。

 

さて、うららかな良いお天気に恵まれた12日の日曜日、マトマイニは帰省ラッシュ(?)でした。

 

この時期にケニアの学校は冬休みなので、大きい子たちが帰省しており、薪集め、料理、買い物ほかの仕事を手伝っています。

 

また4年ぶりでしょうか?マトマイニで育って実の父親がみつかった時点で家族の元に返したサンドラ・ジェリー。小学校8年生となった彼女もマトマイニを訪れ、グンと成長した姿を見せてくれました。

 

それから23年ぶりにマトマイニに「帰ってきました!」と感涙を抑えきれないご様子の、露原邦夫氏。現在はカナダのカルガリー大学の准教授という肩書をお持ちですが、私の中では23年前にギターを抱えて来たやんちゃな高校生の頃のイメージそのままの「クニちゃん」なのです。

 

そして10年ぶりに里帰りしてきた私の長女嘉世とレオ(小4)とセラ(小2)の3人。

 

以前からお客様がおいでになると実施していたケニア伝統のふるまい儀式。ヤギ一頭をマサイの警備員さんとシナイが仕切って伝統に従った「やり方」でおごそかに執刀し、料理して、皆で有難くいただきました。やわらかくておいしいヤギ肉のスープや燻製が当分マトマイニの食卓に登場します。

 

夜9時。ヤギの血と肉の匂いを嗅ぎつけたのでしょう。ハイエナも姿をチラリと見せるなど、朝から夜までにぎやかなマトマイニの一日でした。

 

今日13日は日本では盆入りの日。3週間の滞在を終えて、これ以上ないくらいの大きな経験と思い出を胸に、娘と孫2人は日本への帰路につきました。

 


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♪豊かに広い江川の

水は洋々東を流れ♫

 

私の出身江津高校の校歌にうたわれた江川。中国太郎。中国地方随一の大河です。

 

豊かな水量と紫にかすむ山々と赤い石州瓦で葺いた家々。「百万ドルの風景だ」と江川沿いの妹の家に行く度に2階の窓から周りの景色を眺めたものです。

 

その中国太郎が西日本集中豪雨で大暴れしました。過去に何度も氾濫し、昭和52年の大水では「畳がプカプカ川を流れていったのを見た」という話を伝説のように聞いていましたが、それが今回起きたのです。

 

妹の家は一階全部が冠水。買ったばかりの軽トラも流され、今も避難生活を送っているようですが、家族に被害が及ばなかったのは幸いでした。

 

また、今まで支援を続けて下さっていた岡山、広島、鳥取のグループやボランティアの皆様も「元気です」と返事をいただきホッとしているところです。

 

気になっていた飼い猫のニャン太郎君は義弟と一緒に舟に乗って助かったとか。

 

「舟など何処にあったの?」義弟はご近所の方と数年前に舟を購入しており、それに乗って途中で川沿いの住民に手を貸しながら避難したのですって。よかったニャー!

 

そう言えば、義弟の家は美郷町港(みなと)という所にあり、昔この辺りが銅山で栄えた頃、銅を積み出す船問屋をしていたのです。義弟と舟、納得しました。

 

ボクは一人で(一匹で)勇敢に家を守っているんです。褒めて下さってゴロゴロニャーン。

 

もうこの畳もストーブもないです。さみしいニャーン。


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原毛の問題を相談しに、昨日ジェーンと一緒にレジナさんの家に行って来ました。2月1日のブログに書いたSCC職業訓練校の元生徒レジナさんとの嬉しい再会をご覧ください。今はこの町で小さな工房を持っているレジナさんのサクセスストーリはまた後日書きましょう。

 

もしかしたら8月には彼女の紹介で良質の原毛が入手出来るかも知れません。

 

作り手の問題も深刻です。原毛の洗い、染色、精選などの長い工程を担当している5人の中のベニックが5月初めマラリアで倒れ復帰していません。母子は姉(いじわるな感じ)の家に身を寄せてますが、息子(7歳で難聴)は学校に行かず4歳の娘も家にいます。炊事洗濯する体力はなく、聴力を失くしたため筆記で会話。内職用に羊毛をほぐす作業を家でやってもらってます。

 

ベニックの例は悲惨ですが、他のママ達の生活も大変で、親の介護、病気などで仕事ができない人が続出しています。4月に出産したベテランのサラは、赤ちゃんの授乳に手こずって仕事に来られないままです。サラも訪問してみるつもりです。

 

昨年入った3人の新人さん。半年経ってやっと「不細工ながら売れる」アニマルが作れるようになったところです。人を増やせばいいという簡単なことではありません。

 

物は売りたし物は無し。

 

「毛」と「手」を探すのが当面の大きな課題です。

 

マラリアのため音のない世界に入って滅入っているベニックさん。

手を動かすのがせめてもの救いと羊毛を梳く手を動かし続けていました。

マトマイニから20分の所に住んでいます。

 

 


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せっかく5月にオープンしたミニ託児所も赤ちゃん連れのママがモニカ一人しか利用しないため開店休業の状態です。空いた時間を使って羊毛を梳く仕事を手伝うエスタさん。

 

目下、フェルト工房は大きな危機に瀕しています。原毛調達が至難なのです。この問題は前にも何度かありましたが、今回は実に深刻です。

 

①   ケニア全体の羊毛の生産が減少したと推測されます。昨年まで続いた数年間に渡る干ばつがどの程度羊農家に影響を与えたか分かりませんが、おそらく相当打撃を与えたはずです。

 

①   従来買い付けていたナイロビ市内の原毛の集積場に原毛が届かなくなりました。今年3月から6月にかけて、ケニアはかつてない長い雨期が続き、各地で洪水や土砂崩れなどの被害が出ました。豪雨がケニア最大の原毛集積場であったナクルを襲い、百名以上が洪水で死亡するという惨事が5月に起きました。工房のママ2人も親戚を失いました。

 

②   その結果、今は遠い町の農家まで車を雇って買い付けに行きますが、原毛供給の量と質が安定せずフェルト工房の生産性が約3分の一に低下しました。

 

③   作り手が減りました。原毛の洗い、染色、精選という長い工程を担当している5人の中のベニックが5月初めマラリアで倒れ復帰していません。アニマル制作部門も産休や親の介護、病気などで仕事に来られないママが続出しています。

 

注文が入るとドキッとします。お客様がおいでになるとガランとしたショールームを見てがっかりされます。

 

一日も早く皆さまに良いニュースをお届けしたいと願っています。


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昨日のニュースには驚きました。BBCのラジオ放送が「ベリーパワフルだったが、震源地が浅かったのでツナミの心配はない。死者3名(後に4名)」と何度も繰り返し告げていましたので、「多分家族や友人は大丈夫であろう」と思いながら、娘に電話し声を聞いた時はホッとしました。

 

皆様のご家族、ご親戚、知人友人の方々はどのようにお過ごしでしょうか。電気、水、食料品、交通手段などで不自由な生活を余儀なくされているかも知れません。

 

被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

私は2週間前まで日本事務局として使っている淀川区のアパートの3階の部屋で病気のため寝込んでおりました。ヨロヨロしながらケニアに帰り着いて次第に元気を取り戻していますが、「いつ、どこで、何が起きるか分からない」と改めて感じ入っているところです。

 

マトマイニの暮らしは田園牧歌的でのんびりしているように見えますが、夜中にドンと大きな音がすると、「強盗か!」と飛び起きます。大使館からは頻繁に「テロ襲撃の可能性あり」と注意喚起メールが入ります。常に人災の脅威に晒されているというのが今の生活です。

 

今日を無事に過ごすことが出来て幸いです。

 

メエメエ~エ。タカ母さんが双子を無事に出産しました。

マトマイニの新しい家族。チャパティとウガリちゃんです。


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赤ちゃんをお世話するミニ託児所がオープンしていました。

ベビーシッターはエスタさん(右)。6歳の女児の母です。

左は仕事の間にアビゲールちゃんにおっぱいをあげるモニカ。

 

皆様にご心配とご迷惑をおかけした5月の一時帰国を終え、予定通りケニアに戻り着きました。

 

関空→仁川→アブダビ→ナイロビ。待ち時間を含めると24時間の長旅でしたが、万全の体調ではないにしても、この足でケニアの地を踏みしめる事が出来たのは大きな喜びです。

 

マトマイニに至るオンガタ・ロンガイ町の道は豪雨で通行不可能になっていました。

先月地方都市のナクルで100名以上も死者が出た洪水の犠牲者の中には工房の2人のママの親戚も居て、涙ながらにその様子を話してくれました。

 

またマラリアに罹り寝たきりになったママもいます。

 

それでもめげずに私達は前に進むしかありません。遠いジャパンの皆さまからの応援はケニア社会を覆う暗雲を祓う明かりです。

 

さて毎年6月には天台宗東京教区主催の「一隅を照らす運動 東京大会」が開催され、その会場でマトマイニの活動紹介とフェルトアニマル販売をしていただく予定です。

以下ご案内いたします。

 

天台宗 第48回 一隅を照らす運動 東京大会

日時:平成30年6月18日(月曜日)

場所:浅草公会堂  正午開場  午後1時開会

 第一部 法要 導師  上野輪王寺門跡寛永寺住職 神田秀順 大僧正

  第二部 14:45 講演 演題 「富士山から日本を考える」 講師 野口 健氏

*アルピニストの野口健氏は2011年9月にレミオロメンのボーカル藤巻亮太氏とご一緒にマトマイニにお寄りになりました。翌年はマザレスラムの活動をご案内しました。

 

尚、入場券(無料)が必要です。参加の問い合わせは、メールにてお願いいたします。「一隅大会の件」として、代表者の連絡先・氏名と参加人数を金蔵寺 藤田さま宛にお願いします。

受付で、わかるようにしたいと思います。

 

追記:フェルトアニマルは、市ヶ谷JICAと幡ヶ谷のJICA東京国際センターの各カフェにも展示販売しています。機会があれば、立ち寄っていただくと非常に有難いです。

 

金蔵寺様メールアドレス:asakusa_konzouji1172@yahoo.co.jp

どうぞよろしくお願いいたします。


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昨日の昼間は晴れ。仙台からおいでになった松本ご夫妻が空手の技を披露して下さいました。

ママ達もエイ、ヤ-ッと思いっきり声をあげ腕を伸ばしてカラテスタイル!

 

豪雨ではないものの、シトシト雨はまだ止みません。ケニア全土水浸しだとラジオが告げています。

 

いつもは乾いた川筋が突然水かさがまして大洪水になり、家屋崩壊や土砂崩れを起こしています。

 

東部海岸地方では、逃げきれずに助けを求める人々を赤十字とケニア国防軍がヘリコプターで救助活動している様子が伝えられますが、それもやっと一日300人程度なので、数字に表れないもっと多くの人があちこちで水害難民になっているはずです。

 

雨は5月中続くだろうとケニア気象台が言っているそうですが、この雨が止んで間もなくやってくる冷乾季には大干ばつが再び人々を困窮状態に追いやるのでしょう。

 

5月は日本に一時帰国し、1ヶ月ケニアを留守にします。

 

ケニア国内でのイベントはすべて修三に任せています。雨が心配です。

5月9日 アメリカ大使館のバザー。

5月12日 国立博物館のバザー。

 

日本でも皆さんのご協力を得て、数箇所でアニマル達はバザーに並びます。5月は以下のようなイベントが予定されています。

 

5月12日(土)11:00~15:00 Mafga(箕面市国際交流協会)comm cafeこの日は国際フェアートレードディということで様々な国や地方からのフェアートレード商品がそろうようです。

→ https://sq-al.facebook.com/Mafga/posts

 

面白そうなので覗いてみたいのですが、私は5月15日(火)の国際ソロプチミスト石見の20周年記念式典に参加のため島根県江津市にむかいます。

 

5月19日(土)13:00~16:30 クレオ大阪にて「わたしのべっぴんスタイル2018」

第1部 鎌田真司氏(社会起業家/株式会社BSK 代表取締役)の講演の第2部を私が担当 参加費3000円

→ http://www.kokuchpro.com/event/74b910bc5dc72fae24fd3953f907cde9/

●お問合せ090-6061-0685 (坂本様)simpleading70@gmail.com

 

5月17,18,19日 (金、土、日)茅ヶ崎市中海岸1丁目 クリエーティブスペースハヤシにて

 「ポレポレ 春夏バザール」 

→ https://b-m.facebook.com/Shop-Pole-Pole-697918186979800/

.   ●お問合せ090-9396-5524 (坂部様)

 

5月26日(土) 鳥取県智頭町にて「アフリカの田んぼの田植え」

毎年マトマイニに送られて来るチズライスの田植えにはじめて参加します。

●お問合せ0858-75-2724(米本様)

→ www.torisakyu.or.jp

 他にも「お話し会」の予定が入っていますが、後日詳細が分かり次第ご案内します。

 


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昼間は晴れか曇り、夜になると雨が降るというパターンが続いています。

 

マトマイニの上のガタカロードはガタガタロードと化しています。マトマイニに水を供給しているパイプが切れてしまいました。水道局に修理を頼むと何時になるか分からない上、修理費が高くかかりそうだからと、シナイが先導し男の子たち総動員でパイプの取替え工事に取り組みました。

 

おかげで、辺りは水だらけだのに水道はカラカラという非常事態を避けることができました。 重労働、ご苦労さまでした。

 

マトマイニの下のバガシ川は氾濫。それでも川沿いの細い道をピキピキ(バイク)は走り人も通っています。

 

これ以上大雨が続くと通行不可能になり、マトマイニは陸の孤島になるかも知れません。

 

被害も広がります。ジラフセンターの向かいの自然歩道の木々が何本も雨で倒れていました。

 

明日は止むのかしら?

 

雨が止んだら、ナイロビに出かけなくてはなりません。用事がいっぱい溜まっています。

 


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毎日雨が続いています。ゆうべは一晩中大雨でした。朝めざめても雨音が絶えません。

 

♪あめがあめがふっている、きいてごらんよ音がする♪

 

バリバリッ、ガッターン、バサバサッ。

 

突然、大きな音に驚いて飛び起きました。

「まさか、強盗!」あわててドアを開けてみると、修三が先に外に出て暗闇を指差しています。

 

部屋の前の木が真二つに裂けて倒れていました。

 

「ボトルブラッシュ」花がビンを洗うブラシに似ているため、こう呼ばれています。幹の皮がおいしいのでしょうか?ヤギたちがいつも皮を剥いで食べている木です。

 

先週、マトマイニのスタッフと子ども(セカンダリー生が帰省中)総勢13名でシナイの故郷を訪ねました。遠いカジアド西の大サバンナの中の家です。

 

シナイの話はあらためて書きたいと思いますが、道中、川底の泥にはまった車をみんなでヨイショしたりしました。

 

7人乗りの車に13名がギューギュー詰めでしたが、地方では唯一の交通手段なのでポリスチェックも何も言われず通過しました。

 

雨は有難い天の恵みでもあり、様々な被害を及ぼす脅威でもあります。

 


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雨期の朝に黄色い可憐な花を咲かせるアフリカつゆくさ。

Commelina Africana 大好きな花です。

 

マトマイニには温水シャワーなどないので、レンガを積んだ簡易かまどで薪を燃やしてお湯を沸かします。

 

煙に目を瞬かせながら薪を燃やす時、かならず古い童謡が口をついて出て来るのです。ガチョウと牛とヤギ以外は誰も聞いていないのですが、こっそり口ずさみます。

 

定番は、

♪しずかなしずかな里の秋。お背戸に木の実の落ちる夜は、ああ母さんとただ二人

栗の実煮てます いろりばた♪

 

雨期に入って「雨雲が来るかな?」と空模様を気にしながら、

♪雨雨ふれふれ、母さんが蛇の目でお迎え嬉しいな!ピッチピッチチャプチャプ、ランランラン♪

 

雨が続いて薪も湿り加減。雨に祟られていると言いたい今日。

♪雨が降ります、雨が降る、遊びに行きたし傘はなし。紅緒のかっこも緒が切れた♪

 

故郷の家の背戸に木の実も落ちたし、蛇の目傘が破れたり、かっこ(下駄をかっこと呼んでました)の緒が切れて悲しかったなあ、なんて、しみじみ昔を思い出します。

 

焚火と童謡はノスタルジアに浸る大事なひと時なのデス。

ただし7時で終わり、暗くなるとハイエナが出没する恐れがありますから。

 

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