ケニア大洪水 | ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

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1987年から30年続いたマトマイ二・チルドレンズ・ホーム。その卒園生達と共に、貧しさ故に子どもを困窮状態に追いやっているスラムのシングルマザーの自立援助に力を注いでいます。マトマイニ第2章の始まりです。

ナイロビ市内のモイアベニュー。

 

4日前、写真や動画がエテメシさんから届きました。「ナイロビの町に行ったら驚きの風景に出くわしました!」と。

 

その写真を見て慌ててインターネットで「ケニア・洪水」と検索したところ、次々と画面に映る のは、衝撃の大洪水の映像でした。40年ケニアに住んで洪水も干ばつも見てきましたが、これは「未曾有」の大洪水です!

 

さっそく問い合わせをしたところ、回答が来ました。

 

上の写真は大河になったバガシ川。フェンスのこちら側がマトマイニです。生活用の道路は水の下。

 

カマンデ氏から、「マトマイニの下のバガシ川が氾濫して、昨年修理したフェンスを乗り越えて マトマイニ側に入ってきました。傾斜地にあるマトマイニの建物は無事ですが、上の方から流れ込む水でゲート辺りは土砂が流れ込んでドロドロです。

来週2学期が始まるけど、通学路が寸断されたので、子ども達が学校に行けるかどうか心配です。電線が切れてこの一帯は停電中です。復旧の見込みはわかりません。」

 

エテメシさん「ママ達が住んでいるクワレスラムは浸水被害で大変です。最も大きな被害を受けたのはユニスで、少し高台にある教会の一角に身を寄せています。」

 

雨はまだ降り続いているようです。住処を失っても、マトマイニに来て仕事をしているママ達を応援してあげたいと思っているところです。