この度、月組 次期トップスターに鳳月杏、次期トップ娘役に天紫珠李が決定しましたのでお知らせいたします。
なお、鳳月杏、天紫珠李の新トップコンビとしてのお披露目公演は、2024年8月22日(木)に初日を迎える全国ツアー公演『琥珀色の雨にぬれて』『Grande TAKARAZUKA 110!』となります。 (宝塚歌劇団ホームぺージより)

 

月組の月城かなとさん、海乃美月さんの退団後の新トップコンビが発表になりました。

月城さん(95期)の3期上の92期、鳳月杏さんが就任されます。

天紫珠李さんは、101期で、鳳月さんより、9期下級生ですが、貫禄のある娘役さんだと思います。

本当は、彩みちるさんが、相手役になるのかと思っていました。99期の彩さんは、雪組時代に、月城さん、永久輝せあさんと新人公演でトップコンビを組んでいましたから。可能性があると思っていました。

鳳月さんは、2006年に月組に配属されましたが、2013年「ベルサイユのばら」で新人公演主演の後、2014年に花組に組替えされました。花組では、大人の役が続いていたと思います。足の長さでは、彩風咲奈さんと宝塚1番2番ではないかと思いますし、娘役を演じても美しかったです。その後、2015年バウホール初主演を経て、再び、月組に戻りました。スタイルが抜群で、演技力があり、月組での実質2番手で中心的な男役さんでした。鳳月さんをトップ男役にという期待が皆さんにあったのではないかと思い、私も期待していました。

天紫さんとお二人で、これからの芝居の月組を背負ってご活躍されますよう祈っています。

 

 

 

                                                                                                    

 

宝塚歌劇団ホームぺージより

2024年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【御園座公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。

 

花組公演 ■主演・・・永久輝 せあ、星空 美咲

◆御園座:2024年7月16日(火)~8月1日(木)<一般前売 2024年6月1日(土)>
座席料金…S席12,500円 A席9,000円 B席7,000円

ミュージカル
『ドン・ジュアン』
≪DON JUAN≫ un Spectacle Musical de FELIX GRAY
International Licensing & Booking of ≪Don Juan≫ NDP Project
潤色・演出/生田 大和

2016年6月に、神奈川芸術劇場で観劇した「ドン・ジュアン」を この7月に、御園座で公演するのが決まったそうです。
当時は、ドン・ジュアンを望海風斗さん、マリアを彩みちるさんが演じていましたが、マリアの婚約者でドン・ジュアンと決闘するラファエルを永久輝せあさんが演じていました。決闘の場面は、真剣そのものの激しさで圧倒されました。
それまで、可愛らしいタイプの永久輝さんと思っていたところ、プロローグの場面で、引き締まったイケメンが登場し、誰?とびっくりしたのを覚えています。演出の生田大和氏の采配が優れていたと思いました。
永久輝さんは、この望海さんとの演技を通して成長したのだと思います。
 
今年の「ドン・ジュアン」は、永久輝さん、星空美咲さんの、トップコンビとしてのプレお披露目になりますね。
主演が永久輝さん、マリアが星空美咲さんなので、歌声も楽しみです。
ラファエルを誰が演じるのかが、今から楽しみです。侑輝大弥さんかなと期待しています。
フレンチミュージカルの音楽も楽しみです。

「冬霞の巴里」と全国ツアー「激情」でぴったりのコンビを演じていた、永久輝せあさんと星空美咲さんに、次期トップコンビが決まりました。永久輝さんの相手役がどなたになるかと思った時に、星空さんしかいないだろうと思っていたので、良かったです。おめでとうございます。

永久輝さんは、花組の組回りで、「ファントム」に出演した時に目に留まり、雪組配属になってからは、必ずトップになるだろうと信じていました。でも、花組に組替えしてからは、苦労が多かったように思います。VISAのメッセージを読んでも、真面目で繊細な性格の方だと感じていました。周りの方々とも暖かい関係を築ける方だと思います。それだからこそ、花組のトップとして、これから、花組を彼女の性格を生かして導いていってほしいと願っています。若いけれど、才能豊かな星空さんといろいろな舞台を見せてくださるよう期待しています。

 

私自身は、2回の日帰りで、左目、右目の白内障の手術を無事終えました。小学生時代から強い近視で、眼鏡をかけ始め、高校時代からは、コンタクトレンズが手放せない生活を送ってきました。いよいよ、目が霞んできて、手術を決心したのですが、手順の良い親切な眼科クリニックを紹介されて、手術を受け、今日、最終のチェックが終わりました。

白内障の手術は、手術前、術後の目薬が面倒と聞いていて心配だったのですが、術後2週間3種類の目薬を5分置きにさすこと、それを朝、昼、夕、寝る前にさすこと。

1週間は、目に水が入ってはいけないので、顔、髪を洗えないことを乗り越えれば良いので(顔から下はお風呂に入れます)、頑張ります。

目の前が、明るく、はっきり見えることは、別世界のようでした。ただし、部屋の隅の埃が目に入ってしまったのは、ショックでしたが。

いよいよ、目が霞んできて、明かりがまぶしくなったので、左右とも、白内障の手術を受けることになりました。

しばらく、パソコン関係のことは、できなくなると思います。

 

能登半島地震は、その後も、地震が収束せず、被災者地域の皆さんが、他の地域に避難するしかないような状況になってきています。救援の働きも、水、電気などの回復が困難な地域が多いため、なかなか捗らないようです。

ワールド・ビジョン・ジャパンでは、祈ることによる支援があると、提案してくださっています。

祈りの輪が広がり、神様が、応えてくださることを願い、祈る者達の思いが広がって道が開かれるよう祈っていきたいです。

ワールド・ビジョン・ジャパン(キリスト教精神に基づいて、開発援助、緊急人道支援を行う国際NGO)

 

「祈る」という支援

本日は、能登半島地震で被災されたすべての皆さまへの祈りのご支援をお願いしたく、以下に祈りのポイントをご紹介します。

「大切な人を亡くされた方のために」

愛する人を亡くされた方々の悲しみは想像を絶するものです。神様が悲しむ人々のそばにいてくださり、彼らを慰め、人知を超える神様の平安を皆さまに与えてくださいますように。

「行方不明者の救出のために」

行方不明となっているすべての方々が見つかり、救出が可能となりますように。

「子どもたちのために」

いま起こっていることにショックを受け、怯えている子どもたちのために、お祈りします。神様が子どもたちを慰め、彼らを心身ともに守ってください。

「家を失われた方々のために」

目の前で大切なものを失うのはどんなにつらいことでしょうか。神様が皆さまの心を守り、力を与え、絶望から救い出してくださいますように。

「負傷された方々や一人暮らしの高齢者、お体が不自由な方々のために」

いろいろ、困難なことが起こった昨年でしたが、元旦の午後4時に、とんでもない災害が起こりました。

これまでも群発地震が起こっていた能登半島でしたが、震度7という地震と津波被害が起こり、その後も大きな余震が続いています。被災された地域は、日本海沿岸の県にも広がっているようです。

被災された皆さま、どうか、最善な支援を受けられ、支えられますようお祈りしています。

私は、教会関係の組織を通して、寄付による支援をしていくつもりです。石川県内の教会からも、すでに支援物資を送っていると聞きました。個人による支援は、実際に現地に届くのが難しいと聞いています。自衛隊、消防庁、警察の方々が全国から派遣されているのをニュースで見ましたが、そのご苦労に感謝します。

 

翌日2日午後6時に、その現地に救援物資を載せて飛び立とうとしていた海上保安庁の航空機が、千歳空港から飛んできて、着陸しようとしていた日本航空機と、C滑走路で衝突、双方炎上してしまいました。海保機は、機長以外の5名の方が亡くなりました。お見舞い申し上げます。地震支援のため、緊急事態で、事故を避けられなかったのでしょうか。

日本航空機には、379人の乗員乗客が乗っていましたが、全員無事に脱出できたと聞き、奇跡的な救出だったと思いました。ニュースでは、無事だったことがしばらく判明せず心配していました。友人の娘さんが職員で、彼女に業務連絡が入り、無事救出されたことを、私にも先に教えて貰えて安心したことでした。

火と煙の中、機内の様子が映されましたが、その中、乗務員の方々の適切な対応と、乗客の皆さんが協力して行動し、

無事にダッシュシュートを降りて救出された様子に感動しました。

機内から脱出できる扉は、前2か所、後ろ1か所しか無く(その他は火にすでに包まれていた)、機長との通信が途絶えた乗務員が自己判断で火の無い扉を開いて、乗客を誘導したそうです。最後に機長が、おびえて残っていた方々を連れて、最後尾から降りたとのことでした。

どうして、これまで守られたかということが、元乗務員だった方が説明していましたが、毎月行われている90秒ルールという訓練が生かされたということでした。それは、パニックコントロールをする、状況判断をする(火の無い非常扉を開く判断)、脱出時は手に荷物を持たないことを乗客に徹底してもらう。大きな声で声かけをするなどの訓練もするようでした。

救出後は、空港に待機していた他の会社の航空機スタッフの協力もあったと知りました。

海外の報道では、日本人の冷静さが、評価されているようでした。

起こってほしくない出来事が起こる時に、冷静に対応していくことができるよう、意識していきたいと思います。

 

能登半島地震の被災者の皆様、救援の働きに携わっている皆様、これから、雨と雪になるそうです。寒さから守られ耐えて乗り越えていかれますようお祈りしています。

昨年は、世界的にも、天候異変、地震、戦争、感染症など、思いもかけないことが続いておきました。

平穏な毎日が続くことが当たり前でないことを知らされた日々だったと感じます。

わが家も、夫婦共、怪我や病気に見舞われ、弱さを抱えながら、助け合う毎日を過ごしていました。

宝塚の舞台を観劇するチャンスが殆どなくなり、外側から状況を心配して見守っている状態でした。

去年からの宝塚歌劇団の辛い出来事を通して、生徒さんたちは、コロナ禍とは別の心の問題を抱えてしまったと感じます。110周年を迎えようとしている時に、これまで、表に出て来なかった体質の問題点も明らかにされようとしています。このことは、必要なことだったのだろうか、より充実した作品を作り上げるために通らなければならないことだと信じたいですが。あの華やかな魅力的な舞台を作り上げるのは、すべての領域において、最善を目指す意気込みと「愛」が無くてはできないことだと改めて、思いました。歌劇団がこの試練を乗り越えて立ち上がることができるよう祈っています。

 

 

12月9日に、UNEXTの配信で、花組全国ツアー「激情」「GRAND MIRAGE」を見ました。

宝塚歌劇団の在り方が問われようとしている今、花組の永久輝せあさん率いるチームが、全国を回って来ました。

愛知県刈谷市で千秋楽を迎えようとしている直前の土曜日でした。

永久輝さんにとっては、雪組、花組通して5度目の全国ツアーとのことで、チームとしても、組長:美風舞良さん、副組長:紫門ゆりやさん、専科から、凪七瑠海さん、同期の綺城ひか理さん、相手役が、「冬霞の巴里」で好評を博した星空美咲さんという布陣です。ナウオンステージでも感じましたが、出演者の息がしっかり前を向いている芝居で、心地よかったです。ホセは、永久輝さんが演じると、真面目で、ある面自己中心で、それだからこそ、愛する人にのめり込む姿を感じました。雪組での、「ドンジュアン」のラファエルを彷彿させられました。剣での闘いでの真剣さを思いました。

今回の「激情」での永久輝さんは、すべての場面が、表情も、衣装も、動きも、引き締まって美しかったです。

今、宝塚歌劇団で舞台に立っているのは、もう一つの花組、柚香光さんチームのコンサートだけです。

厳しい訓練を通して、一つの舞台を作り上げていくには、一人一人どのメンバーも欠けることができません。

その努力の結晶を観劇されるお客様が、味わい、同じ空気の中で、一つの世界に浸ることができることが、宝塚歌劇団の大切な要素だと思います。今回、花組がその任務を背負って、千秋楽まで、元気に全うすることができますよう祈る毎日です。

 

 

11月17日の梅田芸術劇場を皮切りに、12月12日刈谷市総合文化センターの千秋楽まで、各地を巡回している花組全国ツアーですが、お稽古中のナウオンステージを見ました。コロナ禍が収束して、7名が一つの場面に出ての、にぎやかなおしゃべりの時となりました。永久輝せあ、星空美咲、紫門ゆりや、綺城ひか理、帆純まひろ、一之瀬航季、侑輝大弥の7名です。娘役は主演の星空さんだけで、しかも一番若いけれど紅1点で可愛らしかったです。

7名が横に並んでいるし、新しく副組長になった紫門さんが加わり、新鮮なメンバーだと思うのですが、皆が同じ思いを共有していることが感じられて、作品を作っていこうとする意気込みを感じ、一人一人が大切にされていることも感じられ、見ていて爽やかな印象でした。

個人的に作品を作り上げていく努力、苦しみもあると思うのですが、一つにまとめようとするお互いの願いが大切だと思いました。バス、飛行機などいろいろな手段で移動するようです、気候も変化が激しい時ですが、どうぞ、千秋楽まで、皆さん元気に移動してツアーメンバーも楽しんでいただきたいと願います。

 

2022年4月花組外部公演「冬霞の巴里」のナウオンステージを見ました。

公演そのものも同時に、スカイステージで放送されました。

永久輝せあさんと星空美咲さんが、全国ツアー「激情」で主演なさるので、その前での放送だったのでしょう。

永久輝せあさん、星空美咲さん、聖乃あすかさん、紫門ゆりやさん、飛龍つかささん、希波らいとさんの出演でしたが、作品の充実さを感じさせる話合いの内容でした。作品を作るのは、主演者は勿論ですが、作・演出の先生、音楽担当、衣装担当、舞台構成チームほか、携わるお一人お一人どなたも欠かせません。今回の花組の6名の方々は、それぞれの音楽、衣装のことも感想も述べておられました。

「冬霞」のお稽古場で合流した時には、出演者が、自主稽古をして臨んでいて、そこから、演出家の先生の指導で、作品を作り上げていく様子がわかりました。指田球子氏の新作であり、皆さんが真剣に取り組み、心を通い合わせてきたことがよくわかりました。「おとめ」でも、好きな作品として書いている生徒さんたちがいたことも納得です。

宙組の悲劇は、本当に悲しいですが、ニュースなどで触れていないことで気になることがあります。

103期は、各組8名ずついたはずなのに、なぜ宙組だけ2名になってしまったのか、今回の事件までに、それだけ、退団したり、休務になってしまった同期ができてしまった事情をしっかり把握する必要があったのではないかと思うのです。

新人公演の責任を一人にだけ負わせていたように報道されていますが、新人公演は、それぞれのお役について、本役さんが新公の配役になった人を指導して助け合っているものと思っていました。長の生徒さんが、配役まで決めるとか、演出家との交渉もするから責任が大きすぎるなどと書いているニュースがありましたが、そんなことはあり得ないと思いました。

作品は、組全体で作り上げるもので、携わるすべての協力で出来上がるものです。

この問題の中で、花組のナウオンステージを放送して下さって、心が温かかくなりました。助かりました。

11月5日に、赤坂エムゼスにて、昼の部、夜の部2回に亘って、立花裕人さんの司会で、「航琉ひびき&美花梨乃トークショー」が開催されました。私は、MZESという配信サービスで、配信を観ることができました。

昼の部は、お二人が同期としての出会いから、下級生からの舞台での関り、それぞれの舞台でのエピソードなど暖かい親しい雰囲気で語られました。夜の部では、上級生になってからの舞台での関り、スカイステージで、スカイレポーターとしてコンビを組んでからのエピソードなど、別々に退団を迎えたお互いの思いなど、楽しい語らいの時となっていました。

司会の立花さんが、しっかり資料を準備して話を進めておられ、充実した内容だったと思います。

下級生の時に上級生がアドバイスをしてくれたり、サポートをしてくれたことが語られましたが、歌劇団の同じ組子としてお互いに良い舞台を作り上げようとしている協力体制があることがよくわかりました。

航琉さんは、副組長に指名されてびっくりしたけれど、自分のカラーでやっていくしかないと思われたそうです。コンビの美花さんが、いろいろな場面でサポートしていたこともよくわかりました。退団を決めた時には、花組はこれからも大丈夫だと思われたとのこと。

トップさんたちのことにも触れて、明日海りおさんが、繊細な方で、お芝居が彼女でなければできないものがあったこと、柚香光さんは、下級生からずっと見て来て、お二人ともが可愛いと思っていらっしゃること、ダンスの時には、踊り方も隣にて真似もされたそうでした。柚香さんは、組子のひとりひとりに目を配っている方であることなど語ってくれました。

美花さんは、退団後結婚され、今は「顔ヨガ」のクラスを持っていらっしゃるそうです。

航琉さんは、まだ、先が決まらないそうですが、読みたい本は決まっているようで、本好きらしさを知ることができました。

宙組で悲しい出来事がありましたが、一番新しい組であることで、組子同士の関りに心の交流の伝統が出来上がっていなかったかもしれないと本当に残念です。歌劇団として生徒さんたちのひとりひとりを大切にできるような改革をお願いしたいです。お客様に喜んでいただける舞台を作るには、出演者が喜んで頑張れるでなければ、これから難しいと思います。