雨で寒い中、花組東京公演に、二回目行ってきました。
一回目も土砂降りの中だったので、雨続きでした。
一回目は、一人で、二階の右端で、内容がしっかりつかめず、平知章の美空真瑠さんと、平教経の極美慎さんの熱演だけが印象的でしたが、二回目は、全体を見ることができました。
ニ回目も、二階でしたが、左端で、先回とは逆方向。残念なことに、オペラグラスを忘れてきてしまい、和物衣装や、戦いの場面は大勢いるので、お顔が確認できず、ただ、声で判断するという状況でした。でも声で人物を判別できるというのは、花組をこれまでしっかり見てきたということだと我ながら、納得しました。
舞台で、知章の弟が、兄弟で剣道の稽古をしている場面があったのですが、プログラムでは、歴史上の弟の名前でなかったので、演じている役と生徒さんの名前がわからず、今回はしっかり見ようと思ってみていました。
弟役は黄色の衣装で、きゃしゃな男の子で、その子が出て来る場面を覚えて、プログラムを確認してやっとわかったのは、萩丸という男の子で、演じているのは遼美来という生徒さんだとわかりました。遼美来さんは、新人公演では、聖乃あすかさんのお役になっていることがわかり、注目されている生徒さんなんだと気がついたのでした。
また、一回目は、壇之浦で飛び込んだのが平知盛だと思い込んでいて、簡単に飛びこむものだと思い、その後の成り行きをしっかり見ていなかったお粗末さでしたが、二回目は、飛び降りたのは、平教経の極美慎さんだったのに気が付きました。その後に永久輝せあさんの大舞台があり、終焉に向かうのでした。
最初と最後の船の場面は、船頭の極美慎さん、四条局の朝葉ことのさん、後高倉上皇の天城れいんさんが、平氏の滅びを振り返る場面で、後半は船頭がいませんでした。後高倉上皇の天城さんが、暫く怪我で休演していたので心配していましたが、今回は、復帰して登場していたので、ほっとしました。
怪我や、病気で休演する生徒さんは、これまでも見てきましたが、ご本人も不安との闘いがあったと思います。
滅びの歴史の舞台を、永久輝せあさんを中心に、花組ならではの作品として演じられたと思います。
「エル・デセーオ」のショーも、熱帯雨林の中の華やかな踊りと唄で始まりましたが、派手なのに、花組の生徒さんたちの爽やかさが印象に残りました。ジゴロの場面は、男役の格好良さが印象的でした。
一緒に行った友人とも、「舞台に出るひとりひとりが、作品のため、全力を尽くしているからこそ、あの美しい舞台が出来上がるのだね」と話し合いました。真ん中の人も、端にいる人も、一つに舞台を作り上げるため、ひとつになって喜んで踊り歌っていることがわかるねと言い合って帰り路につきました。




