本日は特に割引サービスなしの日だったんですが、故あって見たかった映画を二本ハシゴする羽目に…(汗
初日でもないのにimaxフル価格はキツいいぃ、とか思いつつ、結局ポイント割引で観ましたので、とりあえず見かけの出費は抑えられましたけど…(苦笑
※当ブログの映画感想系記事は、基本的にモロネタバレは避ける方針で書いておりますが、感想上必要な範囲内で物語の核心に触れたり触れなかったりしますので、その辺ご了承の上お読みくださいませ。
『ブラック・ウィドウ』 ケイト・ショートランド監督
旧ソ連のスパイ養成機関「レッドルーム」のスパイ暗殺者集団「ブラック・ウィドウ」の一人であったナターシャは、かつての指導者ドレイコフの暗殺しRRを壊滅した功績でS.H.I.E.L.D.、やがてはアベンジャーズ入りを認められスーパーヒロインの一人として活躍していたが、「シビル・ウォー」におけるソコヴィア協定に違反した罪で世界中から追われていた。
そんな彼女の前に現れたのは、かつて米国で3年間の潜入活動を共にした偽装家族の妹・エレーナと、謎の追跡者・タクスマスターであった。
ナターシャは壊滅させたはずの「レッドルーム」が存続しているという事実を知り、化学的洗脳で少女を殺人鬼に仕立てるドレイコフを倒すことを改めて決意する。
そしてかつての偽装姉妹は、ソ連の超人戦士レッド・ガーディアンだった偽装父・アレクセイと、科学者でありRRの知恵袋でもある偽装母・メリーナとの再開を迫られる事になる…
アベンジャーズ初期メンバーの紅一点、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフの過去のトラウマと、インフィニティ・ウォー参戦直前の行方を描く、初の単独主演作品。
コロナ禍によるり延期に延期が重なって先送りになってましたが、これでようやくマーベル・シネマティック・ユニバースの最期のピースが揃う感じですね、おめでたい事です。
何しろ、何度もラインナップに上げられつつも実現しなかったMCUの女性ヒーロー単独映画でしたが、皮肉にも敵方DCEUの「ワンダーウーマン」の大成功によりようやく実現。
でも結局、MCU女性ヒーロー第一号の座は「キャプテン・マーベル」にもっていかれれるという…まぁ、どこまでも薄幸感の漂うナターシャらしい、といえばらしいのですが…(苦笑
オープニングからエレーナとの再開あたりまでは、これマーベルというよりDCじゃね?と疑うほどに重暗い空気感、でもこれはこれでいいかも?と思い始めた頃、パパンの元レッド・ガーディアンが加わると、完全にいつもの楽しいマーベル映画に…(笑
結果、びっくりするような展開はないものの、きっちりと面白くはある、いつものアベンジャーズ・シリーズでした。
この映画を見てから「エンド・ゲーム」を見ると、クリントに「あなたには家族がいる」といって自らを犠牲にしたナターシャの思いがより切なくて、泣けてきそうな気がします…
冷酷なソ連のスパイが、アメリカでの平凡な日常生活を得て家族として愛情を紡いでゆく、みたいな線を、プロパガンダじゃなくしれっとやっちゃうあたりはさすがはディズニーというか、アメリカ的な邪悪みを感じなくもないですが…(苦笑
そして「ワンダーウーマン」以来ちょっとお約束になってる感のある女性ヒーロー映画におけるフェミニズム表現ですが、今作のは「生化学的洗脳」による女性暗殺者集団というSF的要素を上手に使って、男性支配からの女性の解放をなかなか巧みにアレンジして比喩していた点が、いかにもヒーロー映画的で良いのでは?と思いました…(笑
注目のポストクレジットはヴァレンティーナなる女性が登場、ディズニープラスで秋放映予定のMCUドラマ『ホークアイ』に繋がると思われる重要っぽい伏線が張られてます、お見逃しなく。
ヒーロー映画といえば、散々色々ぼやいていたDCEUの『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』も販売済、実は既に鑑賞済みで、もう一回観てから感想書こ、と思ってるのですが。
観直すにあたり『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』から見直すか?と思ってるんですが、そんなこんな思ってるうちに「どうせなら4K ULTRA HD版欲しいなぁ、買おうかなぁ…」ってなって、ちょっと止まっちゃってます(苦笑…そのうちに…
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