本日は会員サービスの日という事で、行きそびれていた映画を二本ハシゴ、そういえば最近はなかなか劇場までは観にいかない日本のアニメーション映画ばかりという…(笑
※当ブログの映画感想系記事は、基本的にモロネタバレは避ける方針で書いておりますが、感想上必要な範囲内で物語の核心に触れたり触れなかったりしますので、その辺ご了承の上お読みくださいませ。
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』 村瀬修功監督
「シャアの動乱」から12年、幾多の動乱を重ねても地球連邦政府の腐敗は止まらず、「マフティー・ナビーユ・エリン」と名乗る反連邦組織による特権階級の要人暗殺テロが民衆の支持を集め始めていた。
マフティー討伐を命じられたケネス・スレッグ大佐は、地球に降りるシャトルで不思議な少女ギギと、監察官候補の青年・ハサウェイに出会う。
一見平凡に見えるハサウェイが連邦軍の英雄・ブライト・ノアの息子であり、更にシャア動乱時にはMS撃破の戦果もあった事に驚くスレッグであったが、彼にはもう一つ、とてつもない秘密の顔があった…
ガンダムの生みの父・冨野由悠季氏による小説版が原作で、恐らくファースト系宇宙世紀ガンダム・サーガの作品としては最後の大物になるんじゃないでしょうか?
思えば、劇場でガンダム・ムービーを観るのは「機動戦士ガンダム めぐり合い宇宙」以来だから39年ぶり、という事になりますね…(笑
「逆シャア」から数えても33年、作中での一年戦争~マフティー動乱の間が26年間なので、ある意味、現実世界の時間がフィクションの時間を抜いちゃったなぁ、という…
「逆シャア」や近年の「THE ORIGIN」もスルーしてきたワタクシでしたが、個人的にコレはほぼほぼ重MS・ペーネロペーの戦闘シーンを観る為に来た、という勢いです…(笑
作品は冨野氏の原作小説を序盤からとても丁寧にアニメ化してるなぁ、という印象。
とても良い!と思ったのは中盤のホテル襲撃シーン、逃げ惑うハサウェイ&ギギの、一市民として巻き込まれた被害者目線で描かれたMS戦のシーン、理不尽な戦闘の恐怖が伝わる良いアプローチだなぁ、と思いました。
容赦のない戦争の暴力性、悲劇のエンディングに向けての上手な伏線になってますね。
期待の怪獣MS・ペーネロペーは、蓋を開けてみるとMSというよりMAというイメージでしたがこれはこれで良し、ミノフスキーフライト?の動作音がキングギドラっぽいのは絶対わざとだよね、我々ファースト世代の壮年層の心をぐっと捉える絶妙感!(笑
ペーネロペーが格好良かった分、主役機Ξガンダムの影が若干薄い感はあったけれど、戦闘に勝った割に…
「さあ、いよいよこれから!」ってトコで終わって、「え!?」ってなったけど、これ三部作の一話目だったのですね…全然知らんかったよ…(苦笑
良い出来ではあるけれど、残り二本、全作劇場まで行くかどうか?となると微妙なトコかな?
とりあえず、ペーネロペーのガンプラはちょっと欲しくなってきたけど…
オデュッセウスG、現状あるのはHGのみ、どうせならMGで欲しい感はあるけど、サイズ的にも無理かなぁ…せめてRE/100…その為には、やっぱHGお布施せにゃならんかのう…(苦笑
もう一本、「漁港の肉子ちゃん」は明日の記事で!
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