今日の散歩おじさん地域(江戸川臨海)の最高気温23.4℃は「10月上旬並み」とのことで、一日を通して涼しかったです!
さて今日の記事は9月下旬に取手宿から藤代宿を目指して歩いた「旧水戸街道」です!
前回の「旧水戸街道歩き」で、利根川を・・・実際は当然のことながら橋を渡ったのですが・・・「渡し」で渡ったつもりでたどり着いた、こちらの交差点から道中再開です(^.^)
道中再開して100mあまりの所に「奈良漬製造元 新六本店」という立派な構えのお店がありまして、このお店がこの日の最初の立ち寄りスポットへの目印です!
奈良漬屋さんの手前の道を60mほど進むと、石段の上に立派な山門が見えてきまして、こちらがこの日の最初の立ち寄りスポット「長禅寺」というお寺さんです!
長禅寺さんは鎌倉時代の文暦元(1234)年に織部時平なる人物が、平将門の守本尊を安置するために観音堂を建立したのが始まりだそうです(@。@)ホホォ~!
山門をくぐった正面にある「三世堂(さんせどう)」は、外観は2層ですが内部は3層ということで、お参りする人が交差することなく一巡できる「さざえ堂」という造りのお堂なのだそうです!
因みに現在のお堂は大風によって傷んだものを、江戸時代後期の享和元(1801)年に再建したもので、その時に「さざえ堂」になったとのことです!
長禅寺さんでのお参りを終えて街道に戻りますと、長禅寺さんへの入り口の目標にしました↑2枚目の奈良漬屋さんの隣に「田中酒造」という造り酒屋さんの、これまた立派な建物がありまして・・・(@。@)
2軒並んだ様子は旧道の宿場の雰囲気を感じさせてくれる、善き光景でした(^_-)-☆
田中酒造さんから200mほど進んだ所に取手宿本陣であった「染野家住宅」があり、「金、土、日」という公開日には当たっていたのですが、到着したのが9時半前でして、公開時間の「10時~16時」に合わず見学できなかったのが残念~(^^;
ちょいと脇に回り込んでみましたら、敷地の外からも立派な茅葺屋根が見えましたので、機会があれば再訪して建物を見学したいです!
取手宿本陣から100mあまり進んで「八坂神社」に到着~!
屋根の曲線がきれいな拝殿にお参りしてから、脇に立てられていたご案内を見ると「本殿の彫刻もスゴイんだよ」というようなことが書かれていましたので、それはぜひ拝見しなければとご本殿に進んだところ・・・
ナントご本殿は「野鳥除け」のネットに覆われちゃってました(@。@)
「こりゃ困ったねぇ」と思ったのですが、足元にありがたいご案内&注意書きがありしたので、注意書きの通り頭をぶつけない様に金網の下から覗き込んでみますと・・・
なるほど立派な彫刻が施されていまして、ご本殿に向かって右側の壁に刻まれているのは「日本武尊蝦夷征伐」だそうです!
なお、金網の下のわずかな隙間から辛うじて頭とカメラを入れての撮影でしたので、以下の画像のアングルがあまりよろしくないことはご容赦ください(^^;
背面は「天の岩戸」神話が描かれ・・・
向かって左側は「神功皇后」とのこと!
それぞれ描かれた場面についての説明板もあって、興味深く見学できました(^_-)-☆