セラピストの仕事ってなんだろう?~アロマとわたしシリーズ⑧ | 自分磨きアロマ&自己肯定感を育むアイビーマッピング@サロン花謌~心と身体のメンテ&整理 @兵庫県・明石・オンライン

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体の疲労感や倦怠感が精神的なモヤモヤに関係しているかも、そんなふうに感じている方へ。アイビーマッピングの寄り添いカウンセリングとアロマの力で、心も身体も軽くして、新しいスタートのきっかけに。なりたい貴方へサポートします。

こんにちは、杉山まいこです。

 

こちらの記事の続編です

新しいもの好きで飽き性のわたしが、アロマを続けれたワケ

①アロマに出会う前の私。職歴20を持つ、フリーター時代

②アロマに出会って降りてきたインスピレーション

③スクールに行けば、就職先は確実なの??

④半年間で100回施術を受けたら変わった3つのこと

⑤いよいよサロン面接に‥その結果は!

⑥人生、なにが魅力になるかわからないからこそ

⑦就職したら環境の変化があるとは言うけれど‥

 

 

なかなか古くて刺激的な寮での

住込み&共同生活がスタートした2005年。

 

 

ここはペリー来航・下田の海

 

 

初めてのセラピストとしての就職だったので

その時はそれが当たり前だと思っていたんですが

 

実際のお客様に入るまで4か月ほど

ずーーーーと練習をしていました。

 

学校を卒業してからの期間で

時間にすると500時間は練習してきました。

 

ですが!

 

どのサロンでもそれくらい練習しているのか?

と言われると‥

 

NOなのです!!

 

初めて就職したここ伊豆のスパを辞めた後

関西に引っ越ししてから、

いくつかサロンに行きました。

 

もちろんその時は既に「経験者」としての採用だったというのもあり

研修期間というのが短いのは分かりますが‥

 

しっかりトレーニングしたお店でも、数時間を1週間。(もちろん無給ですよ)

 

何をするかというと、

そのお店の技術と統一をするための練習。

 

だから、技術は各個人自由でOKというお店に関しては

全くトレーニングなしで即お客様ということもあったんです。

 

全く未経験の初心者さんが来たときでも

練習期間1日で、翌日お客様に入ってもらう、ということも‥。

 

こんなスグにデビュー出来てラッキー!と言う人いるんだ。

 

そうなの!?お客様にバレなきゃいいの??

 

あるサロンでは、

オーナーさんがまったく別の業界の方で

施術のことを全く知らないこともあったり‥。

 

うーん...簡単に儲かる業界だと思った?

 

 

初めて就職した伊豆のスパを離れてから

 

都会のサロンや路面店、ホテル内のサロン、

整形外科が経営しているサロン、東洋医学に基づくサロン‥

リラクゼーションを離れて美に特化したエステ‥と

 

これまた、いろんなサロンを経験しましたが(その期間約7年)

 

初めのうちは、とにかく色々とカルチャーショックを受けて

そのお店を嫌になっては辞める、を繰り返してました。

 

 

 

セラピストって、お客様を癒すだけが仕事じゃ無くて

 

掃除の仕方、タオルの使い方、使う商材、触り方、

そしてサロンの空気感作りやマインドセットなど・・

 

ぜーーんぶ含め、

 

お客様(相手)にとって最幸の時間になるために

自分には何ができるか、

 

そして

自分はどんなあり方(立ち位置)で関わるか

が、大事!って思うんです。

 

 

私がどうにかしてあげる!というような上からだったり

私が居ないとだめでしょう?という依存の関係ではなく

 

常にニュートラルな心と身体でお客様に向き合うこと。

 

どれかだけじゃなくって

どれも大事!!

 

 

だけど、そんな風に、私が「大事にしたい」と思ってることも

サロンによっては、まったく違う。

 

 

伊豆での初めてのスパ就職が

私のセラピスト人生の軸を作ったんだなぁ

 

ということに、

別のサロンに行ってみたからこそ

ようやく気づいたのでした。

 

 

 

なんでそんな素敵なスパを辞めたのか?

 

 

その渦中にいるときって

やっぱり視野が狭くなっていますね。

 

 

伊豆のスパでの

住込み&共同生活。

 

仕事もプライベートも常に一緒で

お風呂も、旅館の温泉にはいるので一緒!

 

かなりの田舎だから

移動手段も会社から支給された車一台で

相乗りでコンビニに行く事も多々。

 

つまり

24時間ほぼ一緒にいる!!

 

初めは旅行気分で楽しかったのですが

数年経った頃、やはり疲れが出て来たのでした。

 

 

いちばん初めに伊豆に来た、という理由で

私が責任者(店長のようなもの)を任されていたのです。

 

スタッフさんは年上だったり、業界経験者さんもいたり、

私自身も、正社員での仕事がほぼ初という中、

 

 

ちゃんとしなきゃ

私がどうにか作っていかなきゃ

いい結果を残さなきゃ

 

そんな責任感からのプレッシャーと

 

知らないうちに感じていた

共同生活をするということの疲れで

顔面麻痺のような状態になった時期もありました。

 

でも、それがバレるのが嫌で

(プライドがあったんだろうな‥)

 

仕事中に厳しい顔をしていることが多くなってきていて

イライラすることも多々。

 

どうにかしなきゃと思うほどに疲れ、

平気な顔をしようと思えば思うほどストレスを感じ、

 

今度はオデコに大量のぶつぶつが発生!!!

 

さらには膀胱炎にもなり・・・。

 

今思えば、カラダはSOSしていたんですが

それを無視しちゃったなぁと思います。

 

 

あのころに、おのころ先生の

この本があればよかったなぁ・・なんて思いつつ(笑)

 

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結果、そんなイライラ厳しい人とは

やっぱり周りも一緒にいたくない、と思うのがあたりまえで

 

そんな状況に、

私は孤独を感じ、ふてくされ、居心地悪くなり

辞めてスッキリしたい!!と思ったのがきっかけなのです。

 

 

だけど!!

 

そんな私を支えてくれたのも「人」。

 

一緒に過ごしていた仲間だったり、

旅館の方々だったり

当時の彼、現在の夫だったりするんですよね。

 

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関西人はみんな面白いという変な誤解を受けていた当時、期待に応える私。

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社員旅行では必ず宴会芸を何かをしていたのでした・・。

 

 

人と深く関わるのって、怖い事もたくさんあったし

うまくいかなくて苦しいこともたくさんありましたが

 

コミュニケーションエラーなだけ。

世の中そんな悪い人ばかりじゃない。

 

って思うんです。

 

 

人を信じれない時って

自分を信じれてない時

 

今の私は、そう思っています。

 

 

だから伊豆での経験は、

わたしにとってのセラピスト軸を作ったのと同時に、

 

人と関わる楽しさを教えてくれた、

貴重な4年間だったんです。

 

 

つづきます

 

 

 

 

 

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