【まとめ】アイスボックスクッキーを丸く作るための5つのコツ | クッキーのつくりかた

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こんにちは、咲ですうさぎ

 

アイスボックスクッキーをきれいな丸型に焼きたい方必見!

成型方法から切り方まで、とにかくまぁるく焼くためのコツをまとめました。

 

5つのコツとはズバリ…

  1. ラップの芯できれいな円柱に成型する
  2. 「トッピング入り」かどうかで切るときの適温を変える
  3. バターをマーガリンには置き換えない
  4. ころがしながら切る
  5. 焼く前に整える

どれも簡単なことですが、お悩み中のビギナーさんのため、全て画像付きで解説していきますスター

 

 

 

 

  ラップの芯できれいな円柱に成型する

 

一部が凹んでしまったり、楕円から卒業できなかったり…、生地全体をとゅるーんって丸い棒状に整えるのは意外と難しいですよね…にっこり

まずはきれいな円柱にするための成型方法のご紹介です。

 

私は成型の補助役に「ラップの芯」を使うようになって、ようやく大きさの揃ったまんまるクッキーが焼けるようになりました。以下に詳しい成形手順を画像付きで説明していきます。

 

①使用するラップの芯より両端が10㎝程度長いように、ラップを敷き、その上に混ぜ終わった生地をナマコ型になるように移動します。※ラップの芯は22㎝長さのものを使用しています。

 

 

②大きな割れ目は指でつまんだり、全体を両手で転がしたりして、だいたいで棒状にします。

※この段階ではラップで巻いていても、直接触っていても大丈夫です。

 

 

③ラップの芯に入る太さにしたいので、今度はラップの上から指で作った輪っかでぐいーっと力を加え、棒をスリム化します。

 

 

④ラップがぐちゃぐちゃになるので、一度開いてしわを伸ばしながら巻き直します。

 

 

⑤ラップの端を芯の中に入れ、反対側から引っ張るようにして、生地全体をラップごと芯の中に入れ込みます。

 


⑥飛び出しているラップを持ち、両サイドを飴の包み紙みたいにねじります。芯の中で生地だけが空回りしないよう、反対側も指で押さえながら、先端をつまんでいる右手は動かさずにラップの芯を回すとやりやすいです。

 

 

⑦端が茶巾絞りのような状態になるまでしっかりねじると、中でラップがパーンと張られ、生地の隙間がなくなります。きれいな棒状になりましたニコニコ

 

 

 

 

 

※バターの配合率が高く、もっと柔らかい生地の場合は④でラップを開いたときに生地がベタベタとラップに付いています。その場合はカードを使ってベタベタを集め、本体にくっつけるとラップの巻き直しがスムーズです↓

 

 

どうしてもやりにくいときは、一度冷蔵庫で生地を冷やすと成形しやすくなります。

 

 

このラップの芯を使った成型方法は芯に入れたまま冷凍庫へ入れられるという点が超優秀ですキラキラ固まるまでに底がつぶれず、またうっかり上に冷凍食品置いちゃっても丸形をキープできます

 

 

ラップはご家庭で使っているいつもので良いのですが、どのメーカーのラップにしても、残念ながらお徳用の50m巻きだと芯が細すぎてクッキーがおちょぼになってしまいます…

 

 

私のおススメは断然、クレラップの20m巻きの芯です。

私のレシピは全て赤い箱の長さでぴったり入ります。

 

 

 

クレラップはちょといいお値段なだけあって、芯まで丈夫にできています。

ラップも厚めで丈夫なため、途中で切れる心配がなく、遠慮なくぐりんぐりんねじれます。

さらに20m巻きの芯の内径は34㎜、クッキーとしてサイズ感もばっちりです!

 

これに関しては、もう使わない理由がないのですスター

 

 

 

「丸い棒状にするまではできてる、切るときに上手くいかない…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?まとめたはずの生地がボロボロと崩れたり、底がつぶれて楕円になってしまったり…

 

 

切るときに潰れてしまったものは、焼いたからって丸くなってはくれません泣くうさぎ

 

下に続く3項目ではきれいな丸形をキープした状態で切るために、私が気を付けていることをご紹介します。

 

 

 

  「トッピング入り」かどうかで切るときの適温を変える

 

アイスボックスクッキーを切るときに一番気を付けたいのは、生地がどのくらい固まっているのかの見極めです。私の書いているレシピでは、「冷蔵で一晩経ってから切ること」を推奨しているものと、「冷凍庫で3時間以上経ってから切ること」を推奨しているものがあります。

この使い分けは、クッキー生地にトッピングを混ぜているかどうかで決めています。

 

トッピングが何もないものは冷蔵庫で時間をかけて固めた方が切りやすいです。カチカチではなく、指先でぐっと押した時に、わずかには凹むくらいの固さです。包丁はキコキコせず、まっすぐ下ろした方が断面がきれいに仕上がりますキラキラ

 

柔らかいのでスッと切れます。

 

 

一方、チョコチップやナッツなどトッピング入りの物は、冷凍庫でしっかり固め、中に混ざっているトッピングが飛び出してこないようにします。こちらはカチカチ、指で押した程度では凹みません。包丁もまっすぐ下には下ろさず、キコキコしながらゆっくりと切り進めます。

 

 

 

※トッピング入りのアイスボックスクッキーの切り方については、下記リンク先のレシピ内で詳しく解説しています↓

 

 

 

 

  バターをマーガリンには置き換えない

 

家計を考え、製菓用マーガリンを使いたいという方もいらっしゃるかもしれません。気持ちはめちゃくちゃわかりますが、とくにトッピング入りの物に関しては、マーガリンに置き換えてしまうと切るときの難易度が爆上がりする可能性があります…チーン

 

 

レシピによるとは思いますが、製菓用マーガリンは固まる力がバターよりも弱いので、上の画像のように切るたびにボロボロになってしまうかも…。有塩でもいいので、バターで作ることをおすすめします。

 

 

 

  ころがしながら切る

 

切るときに同じ面が下になり続けていると、そこだけが潰れてクッキーが楕円型になってしまいます。ひとつ切るごとに底になる部分を変えるようにしましょうOK

 

私は少しずつ前にころがしながら切るので、実際の切り終わりはこんな感じです↓

 

 

 

 

 

  焼く前に整える

 

ここまで頑張ったとしても、気温の高い季節などは最後の方で潰れがち…。

それでも焼く前であればまだ間に合います!歪みは指で整えて、なかったことにしちゃいましょうニコニコ

 

 

 

冷蔵状態で切った生地は、下の画像のようにケバケバができることがあるのでこれも修正します↓

 

 

 

 

 

どれも小さな工夫ですが、ここまでの5つを全て組み合わせると…

 

 

売り物みたいなまんまるクッキーが焼けるはずキラキラ

一緒にまんまるマスターになりましょ~。

 

 

 

ではでは今日はこの辺で…

最後までお付き合いありがとうございました!

 

 

 

 

フォローしてね…

 

 

 

 

そうじゃないんだ、上手く焼けなくて困ってるんだ!という方にはこちらが参考になるかも?↓

 

 

 

まんまるクッキーにぴったりのラッピングについては、こちらの記事でまとめています↓

 

 

 

まんまるシリーズのうずまきレシピ、作りやすく見直しましたクッキー

 

 

 

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