4月7日に発令された新型コロナウィルス感染に伴う緊急事態宣言は5月25日に解除されたが、劇場やライブハウスなどエンタメ界を取り巻く環境は厳しいままだ。

 

私が趣味の音楽で主たる活動拠点にしている渋谷・SEABIRDはライブハウスではなくjazz喫茶なので通常はCDやDVDで音楽が流れている喫茶店。だからお店の営業は続けているもののライブやセッションは4月5月は相次いで中止となってしまった。

 

そして6月に入り、まず第一金曜日のライブが本多一光バンマス(tp.)の判断で6/5に再開する事となった。但しメンバーには医療従事者や基礎疾患者も居るので参加は各自の判断としたためレギュラーメンバー全員は揃わない。

 

【自主制作映画に出てくる宇宙人?】

三密対策では、お店の収容人数(フルバンド+満席で30人前後)からして基準の「50人以上の集会」には成り得ないし、1曲毎に扉を開けて換気し、また(管楽器奏者も居るので)バンド全員がマスク着用できないのでフェイスシールドを用意する念の入れようだ。

 

今回私は欠場したが、他のヴォーカリストも欠場もしくはオーディエンス(聴衆)としての参加でライブを楽しむことになった。やはりヴォーカルは大量に呼気を出すので自らが(無症状でも)感染者だった場合の不安やリスクは他の楽器奏者より大きい。

 

バンマスも曲紹介等でマイクを使うことがあるのでフリップ使用等も検討していたが、結果的にはフェイスシールドをした上で扇子で口元を覆って話すことにしたらしい。さすがにフェイスシールドを装着しながらの管楽器演奏はしんどかったという。

 

【私のソロ予定曲「To The Aisle」は1957年 Five Satinsのビバップ】

欠場はしたものの何かしたい私は当日の昼休みに店にランチをtakeoutしに行ったついでに、ママが作ってくれたSaigottimo人形と(当日Duetするはずだった)マッキー(牧かおる)人形をママに動かしてもらって当日歌う予定だった曲目をバックに動画撮影しライブ時間帯にメンバー全員に送った。人形というアバターによるバーチャル動画配信である。

 

【マッキーとのDuet予定曲は「好きにならずにいられない」】

また休憩時間中にはスマホでLINEのビデオ電話を繋いで出演者やママと顔を見ながら会話し、私はDuetするはずだった曲を自宅からウクレレをポロポロ爪弾きながら歌って聴いてもらった。

 

終演後、本多バンマスが自宅から面白い動画を送ってきた。彼が所属する別のバンドメンバーと自宅等からリモートセッションしたヴォーカル用マイナスワン(つまりカラオケ)で、これをイヤホンで聴きながら歌った動画を送ると合成編集してくれるとの事。

 

ウィスキーが、お好きでしょ ←動画クリック(音量に注意!)

ミーハーな私はすぐに反応して動画を送ると早速、翌日には合成動画が出来上がっていた。なんでもサルサダンスの元師匠のお店で毎月開催している「昭和歌謡セッション」がリアル開催できないため、バンドメンバーがリモートでカラオケ動画にしたとの事。

 

例によって私の歌はナンチャッテだがバンドのクオリティは大したレベルであり、こんな汚いジジイではなく石川さゆりのような美声の歌姫を想定していたろうにお気の毒に。でも、この手法はなかなか今っぽいじゃないか!と調子に乗った私は布施明のこの曲も...

 

君は薔薇より美しい    ←動画クリック(音量に注意!) 

すると今度はその動画を聴いた一金レギュラードラマーの岩渕さんが「電子ドラムを追加してみました」とさらに多重合成した動画を送って来た。ドラムの映像も加わり音も厚みを増して本格的なセッションの雰囲気に仕上がっている↓凄い凄い!

 

ドラムが入った君薔薇動画 ←動画クリック(音量に注意!)

↑左下にドラムの映像も追加!

 

マスクやフェイスシールド着用での演奏、アバターを使ったバーチャル動画配信、ビデオ電話での出演、リモートセッションに多重録音・・・いやあ、実に今っぽいなあ。てか、ポストコロナ時代の音楽活動はこうなるかもね?

 

Saigottimo

「何事も本格的にやらない」これが私のモットー(信条)のようだ。自分の事なのに“ようだ”というのは、別に信念に基づいている訳でもなく振り返ってみたら結果的にそうなっていたからである。

 

先日このブログにも書いたように趣味の歌や朗読もキチンと基礎から習ったり入門したりしないでナンチャッテのままだ。よく「なぜヴォーカルなんですか?」と聞かれると私は「楽器が出来ないから」と答えるが、実際に最も手軽な演奏参加方法は“歌うこと”だ。

 

そんな私が最近、楽器(ハーモニカとウクレレ)を始めた。といっても、勿論「本格的に楽器をマスターしよう」などという覚悟や根性は毛頭なく、たまたま本屋で下記を見つけ、その余りにも“本格的じゃない度”に私のナンチャッテ魂が刺激されてしまったのである。

 

【左:ウクレレキット(宝島社)、右:ハーモニカ出版物(鈴木楽器)】

ウクレレキットは2,3年前に買ってきて組み立ててニスを塗ったまま放置していた。ハーモニカはブルースハープ(10ホールズ)やクロマチック式は演奏のハードルが高そうなので、昔、小学校で習った複音(トレモロ)ハーモニカの体験BOOKを昨年購入した。どちらも楽器本体とテキスト等がセットで3千円台、ま、楽器の値段というより本の価格帯だし、本屋なので図書カードが使えたのも大きい。

 

どちらの楽器もまだ1,2曲しか演奏できないが、既にハーモニカは実際のライブステージで何度か使ってみた。特にこのハーモニカは掌サイズなのでズボンのポケットに忍ばせておき、飛び道具的に使えるので都合が良い(だって本番で急にビビッたら取り出さなければ誰にも気付かれないからね)。

 

【左:掌サイズのSUZUKI Humming mateは複音で13音階】

【右:マイクと一緒に持てるので歌うように吹ける】

 

最初はヴォーカルセッションで「ダニー・ボーイ」を1コーラス歌い2コーラス目はバンドのインスト(楽器)ソロ、そして3コーラス目に歌に戻ると思わせてポケットからサッと取り出してサビ前までの16小節吹き、サビ以降エンディングまでは歌うという作戦だった。歌だけだと思ってた聴衆は一瞬ビックリはしてくれたが、演奏が余りに下手だったせいか拍手は殆どもらえなかった…トホホ。

 

次は一金ライブでの「黄昏のビギン」のDuet。8小節分だけ歌詞が無い個所を「口笛」と譜面に書いておき、突如ハーモニカでお決まりのフレーズを吹いてポケットに仕舞い何事もなかった様な顔をして歌に戻った。これにはDuet相手のマッキーも驚いてたし、本多バンマス以下バンドメンバーも「ほお」という表情でニヤニヤしてた。

 

【左:自分で組立てたにしては一見キレイでしょ】

【右:裏を見ると塗りムラやニス溜りも目立つ】

 

しかし、ウクレレはさすがに隠してステージに立つ訳にはいかないのでちょっとハードルが高く、まだ3コード+αくらいしか覚えてないので演奏曲目も限られ、まだまだステージデビューには至っていない。でも近い将来には必ず“ナンチャッテウクレレ弾き語り”デビューを果たしたいと思っている。

 

ウクレレでのステージデビューを考えると、ウクレレ漫談の牧伸二(懐かし~)かピロキのように最初のMC部分からポロポロ奏でて笑かしながら曲に入っていく作戦になろう。そうすればマジな演奏者としてではなく色物的に見てくれるので失敗しても笑ってもらえるし失敗しなければ「お、結構まともじゃん」と思ってもらえそうだし。


とはいえステージで演るとなると、ハンドマイクのまま歌の延長で使えるハーモニカと違って、ヴォーカルマイクとは別のマイクのセッティング等も考えないといけないし、何よりまだそこまで弾ける状況じゃないので、曲目選択も含めてもう少し練習が必要である。

 

【上段:オリジナルモデル?なので自分の花押と銘を入れて】

【下段:Nostal♪sicのJoejiiが描いてくれた絵をステッカーに】

 

私がどのくらいナンチャッテかを知りたい人は下記リンクで聴いてみて下さい(きっと「え、これで人前で演奏する気?」と驚くはず)。

♪ハーモニカ演奏「ダニー・ボーイ」(1分38秒)

♪ウクレレ弾き語り「アロハ・オエ 」(1分35秒)

 

それでもメゲずに「♪Happy Birthday to you」の伴奏用音源を作りました。使い方は、これをPC等で伴奏として流しながら誕生日の人の名前入りで歌ってスマホ等で録音し、その音源ファイルを相手に共有かメール添付でOK!手作り感満載で喜ばれますよ。

♪Happy Birthday to You 伴奏(ハーモニカのみ)

♪Happy Birthday to You 伴奏(ハーモニカ&ウクレレ)

※演奏者としての著作権は一切主張しませんのでご自由に!

 

調子に乗って、ミニライブもやっちゃいました。

 

Saigottimo

コロナ禍で我々の日常生活は一変した。私が毎月楽しみに通っていた渋谷のjazz喫茶「SEABIRD」で遊ぶ機会も失われたままだ。今は在宅勤務の自宅から自転車で月に何度かランチとしてサンドイッチをtake outしに行くくらいで音楽仲間とも会えず、淋しい。

 

実はこの店のママは知る人ぞ知るクリエイターで、店内には端切れなどを上手に使って手作りしたオリジナル人形や恐竜、列車ジオラマなどで溢れている。

これらを使ったコマ撮りの人形動画も制作し映像作品として(Youtubeに「uploads from スージースージー」で)アップもしており、私もたまに声優?として起用してもらっている。

ママのオリジナル作品のクオリティはハンパない。お菓子の缶?を衣装ダンスに見立てた着替え人形セットはタンスの下に小さいシューズBOXもあって、その中にも可愛い靴がいくつもありこれらは実際に履かせることもできる精巧さである。この精巧さとヘタウマ手作り感のバランスがママ独特の味でもある。

特に来店客を驚かせるのは様々なミュージシャンがペットボトルに入っていて動く“仕掛け人形”で、これらは展示のみならず要望あれば販売もしてくれるという事を最近知った(1体3、500円程度)。下の写真はボサノヴァシンガーだそうで、上のツマミを回すとマイクとマラカスを持つ手がワイヤ仕掛けで上下して実にチャーミング!

しかも既存作品の販売のみならず「トムハレル風のトランペッター人形を」などと新たに注文してくれた方がクリエイター魂が刺激されるのかママは燃えるとのこと。「じゃあ、僕(Saigottimo)のヴォーカリスト人形を作ってよ!」と発注してみたところ、数日後には「出来たよ~」とのメールがあり、喜んで受け取りに行った。

おお、なるほど!左手でマイクを持つ私の癖もちゃんと押さえつつ右手で抱えている楽譜の表紙は「ELVIS」と書いてある。これは私がプレスリーのナンバーを好んで歌うからだろう。

そして衣装もよく見ると、グレーのピンストライプが入ったダークスーツの下にはヘリンボーン織の白いシャツにレジメンタルタイまで...いや芸が細かいし、トコトン手を抜かないのがママの作品の凄いところだ。てか、これ実物より遥かにオシャレだし。

さらに上部のツマミを回すとマイクを持つ手が左右に動く!

ツマミを動かした動画(23秒)はこちら↓(音楽が鳴るので注意)

       

この動画↑の曲は私が2月にSEABIRDで歌った「オー・ソレ・ミオ」の英詞部分(何故これかというと、エルヴィスが「自らのヒット曲の中で一番好き」と言ったのがカンツォーネを英詞で歌ったこの曲「It's Now Or Never」1960年8月全米チャートNo.1)。

 

う~む、これは考えようによっては、イチローの首ふり人形やユーミン・グッズのようなキャラクター商品でもあるから「Saigottimoグッズの第1号」ともいえるぞ。もし熱狂的なSaigottimoファンが居たら、これは垂涎モノではないか。そうだ、そうだ、うん、売りますよマージン無しの3,500円で...。え、そんなファン、どこにも居ないって?

 

※着替え人形も(衣装が何着か付いて5,000円程度で)販売してくれるとの事ですので“癒されたい女子”もどうぞご用命を!

 

Saigottimo

コロナ禍によって人と人が会う機会が世界中で失われている。私も4月以降は仕事も在宅テレワーク、会合や飲み会もZOOM飲みなどになり、人前で歌うことも朗読することも一切無くなって一か月が経った。

 

ここ20年間、第一金曜と第二金曜の最低月2回は渋谷・SEABIRDのjazzライブでコンスタントに歌ってきたのだが4月は一切歌えず、今月も歌う機会は無さそうだ。また、5/9(土)に予定していた朗読集団5Thanks(サンクサンクス)としての岡田光代氏エッセイ朗読会も中止となり、5/16(土)から再開予定だった絵本読み聞かせイベント「絵本の旅@カフェ」も5月中は座・高円寺が休館で開催出来ない。

 

長野に住む家内の妹達や5歳になる甥っ子もGWなのに遊びに来れないので、それなら「甥っ子に絵本をスマホで読んであげよう」ということになり、今や29歳と22歳になった私の息子達が小さい頃に読んで好評だった絵本を久し振りに読んでみることにした。

GW中に毎日一編ずつ読んであげようと思い、当時、印象深かった作品を久し振りに読んでみた。スマホのカメラで絵の部分を映しながら、ただ淡々と読んでいくのだが、もう20年近く昔、まだ幼かった息子達に読んだことが思い出されて懐かしいのと、やはり何度読んでも名作絵本は内容が面白い。

 

そのうちの何編かを朗読仲間にも参考までに観てもらったのだが、これがすこぶる評判良かった。みな大人なので社交辞令はあるとしても、複数の方から似た感想を頂戴したのだ。「自然な読み方は流石ですね!」「作りすぎたり大げさすぎたりせず、自然なのがきっとすっと心に届くんじゃないかな」「自然体で読まれていて、情景がスッと入ってくる感じ」「自然な読みなのに個性がある」「Saigottimoさんのように自然に読もうと思ってもなかなか出来ない」等々・・・。

 

感想をくれた朗読仲間は皆、朗読教室で習っていたり紙芝居や絵本読み聞かせの先生についていたりナレーションの仕事をしているいわば玄人で、私だけが何の教室にも属さず先生にも習っていない素人なのだ。だからテクニカルな点では最も稚拙で下手であることは間違いない私が「自然だ」という点で玄人の方々に称賛してもらえることに少なからず驚いた。

 

でも私は息子達に読んでやっていた絵本を実在の甥っ子ひとりをイメージして彼に向けて読んでいるのだから自然なのは当然で、その点はきっとステージ等で不特定多数の聴衆に聴かせるのとは訳が違うだろう。ましてや「こう読むべし」「こう読んではダメ」などスクールや先生に指導を受けていたら「自然に読もう」としても逆に難しいのかも知れない。だとすると「習わないから出来ること」もあるということか?

 

そして、この点については歌でも同じなのではないかと思った。大抵のヴォーカリストはjazzヴォーカルの教室や先生について習っているのだが、私は歌い始めて20年間、一切「習う」ということは無く、むしろ敢えて避けてきた。何故なら「好きな事」を「習い事」「お稽古事」にしたくなかったからだ。だからきっと私の歌はキャリアの割に、いつまで経っても下手クソで上達していないはずである。

 

よく「上達したいでしょう?」「上手くなりたいですよね?」と聞かれるが、私は「まあ下手よりは上手い方が良いでしょうけど、別に『上手く歌うこと』は目指していません」と言うことにしており、これは本音である。私はヘタでも「自分が好きな時に好きな歌を好きなように歌いたい」のだ。このスタンスだけは保ってきたので、これまで歌が楽しくなくなるということは無かった。

 

仕事や学校の部活なら「努力は裏切らない」と信じて歯を食いしばって上達に励むのもいいと思う。でも、私は自分が好きな事をするのに、なにも血の滲むような特訓をしてまで他人から称えられるような歌い手や朗読家になりたいとは思わない。ヘタのままでもいいから楽しく歌っていたいし朗読も絵本の読み聞かせもそうやって長く続けられればいいなと改めて思った。

 

Saigottimo

最近、コンスタントに渋谷SEABIRD一金(第一金曜日)ライブに参加している女性ヴォーカリストの牧かおるさん(通称マッキー)の歌を聴いたり一緒にデュエットをしたりした際に、ちょっと気付いた事があった。

彼女は以前プロを目指したことがあったというだけあって歌が上手い。だが歌が上手いヴォーカリストはプロを含めて沢山知っているし彼女らとデュエットをしても感じなかったものをマッキーには感じた。特にデュエットの録音などを聴き直す度になんとも言い難い「違和感」を覚えたのである。
 
この「違和感」はいったい何なのか最初はよく分からなかったが、最近少しずつ分かってきた。まず、これはどうやら彼女にあって自分にはない要素に起因するものだということ、そしてそれはピッチ感(音程感覚)やリズム感など歌の巧さなどとは違う次元のものであり、いわば目指している「ゴールの違い」のようなものである。
 
本人には確認していないが、恐らく彼女は歌う際に理想形ともいうべきイメージを抱き、そこへの完成度を意識して歌っているように思える。こう書くとそれは全く当たり前のようにしか思えず、そこに違和感はない。むしろ「違和感」を覚えたのはデュエットをしている私の歌にそういう当たり前の姿勢が全く感じられない事に対してである。
ではなぜ私は歌の完成度を高めようとしないのか、そして完成形を目指さないとしたら私はいったい何を目指して歌っているのだろうかと、改めて考えさせられたのだ。
 
そこで気付いたのは「ジャズ特有の価値観」であった。いわく予定調和を排すべし、いわくノリを最も重視すべし、いわく自由(フリー)に思いのままに演るべし、などなど。つまり「カッチリした演奏」の否定である。私をこの世界に導いてくれた初代SEABIRD一金バンマスの和田敬三氏(as.)などは特に予定調和を忌み嫌いインプロヴィゼーション(即興)を大切にした人だった。だから同じ曲を再演しても毎回違う演奏になるのがjazzなんだな、と私は勝手にそう解釈していた。
 
これは「完成形を目指そう」とする考え方とは真逆のゴールではないだろうか?例えば思いを込めて歌ったら思わず声が裏返った場合、これを失敗とは考えずに、書道で筆の勢いによって墨滴が飛び散ったような「味わい」として肯定する考え方だ。SEABIRD二金バンドの岩井千尋(tp.)バンマスに教えてもらった“ジャズの帝王”マイルス•デイビス(tp.)の言葉がある「失敗を恐れるな。そんなもの(失敗)はないんだ。Do not fear mistakes. There are none.」
 
こう書くと私はマッキーの歌う姿勢を「ジャズでは無い」と否定しているように思うかも知れないが、そうではない。彼女の歌は上手いだけではなくジャズとして聴いていて楽しいし、同じ曲を何度聴いてもその時のバンドメンバーやオーディエンス(聴衆)や場の雰囲気によって違う味わいがあり予定調和などには全く陥っていないのだ。
つまりマイルスが提唱し和田バンマスも大切にしたジャズの醍醐味は「完成形を目指して演奏する姿勢」と何ら相反しないどころかちゃんと両立するという事である。そうなると、それを目指さない私はいったい何を目指して歌ってきたのか?という点で自分の姿勢に「違和感」を覚えたのだ。
 
完璧な歌唱を目指してライブに臨んだ結果、ある部分で思い余って声が裏返ったのならそれも良しとすれば良い。だが最初から完成度を高めようともせず、上手く歌えないことを「いいんだよ、ジャズに失敗なんてないんだから」と許容している私の姿勢がそもそも「おかしいだろ!」という自分自身へのツッコミでもあったのだろう。

 
Saigottimo
【朗報】コロナ禍で2年半遅れとなりましたが、岡田光世さんの座・高円寺でのイベントが2022年12月13日(火)19時~開催の運びとなりました!
今度こそ“NYの魔法“が高円寺に | Saigottimoのブログ
高円寺にX'masの岡田マジック? | Saigottimoのブログ

5/9(土)に予定していた下記の岡田光世さんとの朗読イベントの中止が決定しました。とても残念ですが平穏な状況に戻りましたら仕切り直します。その節はまたこのブログにて掲載します。(3/26 22:03)
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エッセイ朗読&著者トークと懇親会を含めたイベントを高円寺で開催する事が決まった。
累計40万部を突破した岡田光世さんの大人気エッセイ、"ニューヨークの魔法"シリーズがこのたび下記の全9巻で完結したのだ。
岡田さんは「奥様はニューヨーカー」という著作でも知られる通りニューヨーカーではあるが同時に杉並区民でもあり今回はまさに地元での凱旋イベントとなる。
私もメンバーである朗読集団5Thanks(サンクサンクス)では、これまでにも岡田さんのエッセイを何度か朗読させて戴き、岡田さんご自身も喜んで下さっている。
今回は我々5Thanksのメンバーに加え以前に湘南でご一緒した中田真由美さんと雪乃さんも参加し7人で全9巻から選りすぐりの朗読をお聴かせ出来るはず。
そして、出版記念講演を行うたびに大勢の熱狂的ファンが遠地からも詰めかける岡田さんのぶっちゃけトークや魔法の光代オーラも全開となり、必ずや楽しいイベントとなること請け合いだ。

Saigottimo

ヴォーカルデビュー20周年に当たる2019年、遂に年末の「紅白」に出場する事になった...と言っても大晦日(12/31)の「NHK紅白歌合戦」ではなく、晦日(12/30)に行われる「Jazz de 紅白2019」というイベントに出場出来る事になったのだ。
男女8組16人のヴォーカリストが紅白(男女)に分かれて団体戦で優勝トロフィーを争うこの大会は今年が10周年というから本格的かつ由緒あるライブイベント。
しかも、まだ2ヶ月も先なのに会場となるLa Donna原宿の90席ある客席は既に全てsold out!& waiting 客多数、というから人気も大変なものだ。

自身の20周年という記念すべき年にこんな素晴らしいイベントの10周年記念大会に出場できるとは実に光栄なことである。2セットあるので各人2曲ずつ歌う曲目も決まった。私はデビュー曲でもある「What A Wonderful World(この素晴らしき世界)」とチャップリンの「Smile(スマイル)」を歌わせてもらう事にした。
当日、私は2曲とも気持ち良く歌わせて戴き、達者な白組のメンバー達とも仲良くなった。優勝は残念ながら紅組だったが楽しいひとときを過ごさせて戴き、デビュー20周年の良い記念になった。

Saigottimo
10月14日(祝)、午前中に羽根木公園でのNostal♪sic雑居祭り公演が終わった。
次は14時からの公演に参加するためJR大崎駅前の光村ビル1階にあるMGG(光村グラフィックギャラリー)へ。
この時期、光村図書創立70周年記念「教科書time travel - 過去から未来へ -」というイベントを開催していてフロアには昔の教科書などの展示も。
そしてこの日は我々朗読集団5Thanks(サンクサンクス)による「読み聞かせ&朗読会」が朝11時〜と14時〜の2回あるのだ。
11時からの公演は私のパートを他のメンバーに割り振ってもらい14時からの公演に参加した。プログラムは次のとおり。

①はじまるよ、はじまるよ♬
②幸せなら手をたたこう♬
朗読のみならず声楽家でもある横山一恵の歌とキーボード演奏に合わせて5Thanksの全員が前に出ての歌と手遊び。小さいお客様が一緒にやってくれる一体感が嬉しい!

③スイミー

小さいお子さんなら誰でも知ってるレオ・レオニ作の絵本。本業は〝癒しのセラピスト〟久木崎なおえが大型絵本に合わせテンポ良く読み聞かせる。
④大きなかぶ(一緒に声を出す)

私が読み聞かせたこの定番絵本はロシアの民話。大型絵本に合わせ、お客様も一緒になって「うんとこしょ、どっこいしよ!」と、かぶを引っこ抜く振り付きで盛り上がった。
⑤カエルの歌♬
⑥おてがみ

懐かしいカエルの輪唱をして、アーノルド・ローベルの名作、カエルくんとガマくんシリーズから。前尾津也子と久木崎なおえのユーモラスな掛け合いは聴いている人を思わずホッコリさせる。

⑦くじらぐも(一緒に声を出す)
今回のメインイベントは、なんといっても小学校の教科者でも人気の「くじらぐも」。
朗読はプロの声優でナレーターの大幡かおり。横山一恵の音楽に我々も生徒役で参加し、5Thanksの総力をあげたパフォーマンス!一番練習した作品だけに本番はタイミングもバッチリで大成功だったと思う。
⑧おじさんのかさ

久木崎なおえが、この佐野洋子作・絵の可愛い絵本をリズミカルに、ポンポロリン、ビッチャンチャンと歌うように読み聞かせる。横山一恵が奏でるメロディともピッタリ息が合っている。
⑨やまなし

4年前の目黒の美術館での公演の再演であり、前尾津也子のナレーションなど分け読みの朗読で聴く人を宮沢賢治の不思議な世界に導く。我々5Thanksの原点のような作品だ。私はお父さんガニ役。
⑩ごんぎつね

新美南吉の名作で20分間に及ぶ朗読なのだが、日本朗読検定協会プロフェッサーの前尾津也子が流石の力量でたっぷりと聴かせる。ゴン役は久木崎なおえで私はゴンを撃ってしまう兵十(ひょうじゅう)役。この話に合わせて音楽もちゃんと和風のメロディになっている。横山一恵の音楽は全てオリジナルなのだから本当に凄い!
(前尾、私、大幡、横山、久木崎)
久しぶりの5Thanks全員揃っての公演は大好評だった。グループで練習しながら「あーでもない、こーでもない」と自分達の世界観を創造していく面白さは格別だ。お客様のみならず演じている我々も楽しいイベントとなった。
以上、台風の影響でダブルヘッダーになった10/14(祝)の長く楽しい1日でした。

Saigottimo


台風19号の影響で10/13に予定されていた雑居祭りが順延開催となったため、光村印刷さんでの朗読イベントとのダブルヘッダーとなってしまった。
まずは8時半から下北沢のスタジオでNostal♪sicの当日リハ。主に「365日の紙ヒコーキ」のハモり具合と最後の指の決めポーズを鏡でも確認し、いざ羽根木公園のメインステージへ。あれ、立看板の「ムード歌謡」って?
雨に濡れて電子ピアノの音が出なくなった7年前の教訓から、ビニルシートを持参していたjoejiiだが、小雨が降り続く中でステージに大きなパラソルを見てホッとする。でも雨は容赦なく降り続くなか11時過ぎにいざ出番となった。
①スピッツ・メドレー
「空も飛べるかも」joejiiの弾き語り
NHK朝ドラ「なつぞら」テーマ
「優しいあの子」私のソロ

1曲目はスピッツの代表曲をロック&フォークが得意のjoejiiが軽快に歌う。そして2曲目は朝ドラでお馴染みの曲を私が歌ったのだが、この曲は原曲キーが高い。毎朝テレビの前で口づさんでいたつもりだが、ちゃんと歌おうとすると結構苦しかった。

②「花束を君に」牧かおるさんのソロ
 NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」テーマ

今年で活動10周年となるNostal♪sicがゲストヴォーカルに迎えたマッキーこと牧かおるさんは、宇多田ヒカルのこの難曲を持ち歌にしているだけあって軽々と歌ってのけるから凄い!
③「ラブミー・テンダー」デュエット
 日本TV系「高嶺の花」エンディング

野島伸司は洋楽のスタンダードをよく使う。この曲はプレスリーのナンバーだが、リンダ・ロンシュタット盤をイメージに女声をメインのデュエットに。

④「Mのテーマ」joejiiのピアノソロ

joejiiが今朝方までかかって作曲したピアノソロ。私は楽器が出来る人は天才だと思っているが、彼は作曲もしてしまうから大天才だと思う。

ピアノソロの間はPA(音声調整)テントで小休止したのだが、その際に喉スプレーをしたのが大失敗!へんなところに入ったのか、喉がゼロゼロになってしまい、回復しないままステージへ。

⑤「ホール・ニュー・ワールド」デュエット

映画「アラジン」から魔法の絨毯に乗って飛び回るシーンの歌だ。ここで私はメンバーにも内緒にしていたサプライズを仕掛ける。牧さんに「ちょっとお姫様感が弱いなあ」と毒付き、コートを脱いでも「まだ弱いなあ」と言いながら、前日に100円ショップで調達したディアラをポケットから取り出して渡すと、これが衣装とピッタリ!
④「365日の紙ヒコーキ」3人で。
 NHK朝ドラ「朝が来た」テーマ曲

最後は3人で朝ドラテーマでFinish!
予定通り25分のステージを終えると皮肉にも雨が上がって明るくなってきた。
さて、屋台のホットドックなどでランチを済ませると、今度は公園奥の羽根木プレーパークでjoejiiが別のバンドで出演するので見学に。こっちはみんなコスプレしまくりでワイワイと楽しそうなステージだ。

おっと、午後2時からの5Thanksの絵本と朗読の公演に間に合うように大崎に向かわねば...。以降は「ダブルヘッダー第二試合」へと、つづく。

Saigottimo




2019年10月は私にとって六星占術「立花」花が咲く月である。

1999年10月1日のヴォーカリストデビューから満20年の記念す

べき月であり音楽や朗読のイベントが前半に集中している。

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・10/ 4(金)渋谷・SEABIRD一金ライブ

・10/11(金)渋谷・SEABIRD二金ライブ

10/14(祝)世田谷・羽根木公園「雑居まつり」出演

・10/14(祝)大崎・光村グラフィックギャラリー朗読イベント

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●10/4(金)渋谷・SEABIRD一金ライブ(19時半~/ノーチャージ)

この一金ライブは、20年前に私がヴォーカリストとしてステージ

デビューを果たした舞台でもあり、今月はまさに20年前のデビュー

曲「この素晴らしき世界」を歌わせてもらった。最近の一金ライブの事情についてはこちらの記事をご覧下さい。

【マッキーから戴いたデビュー20周年記念の写真盾】

 

●10/11(金)渋谷・SEABIRD二金ライブ(19時半~/ノーチャージ)

二金ライブは来年の1月に通算300回を迎え、今月は第297回。

私が初めて飛び入りさせてもらったのは80回目だった。今月は10月なので、メインヴォーカルの出雲井裕美さんとも相談し「青空」に因んだ曲として「Blue Skies」と「Volare」を歌わせてもらった。

Volareとはイタリア語で「飛ぶ」という意味らしい。では何故これが青空に因んだ曲かというと、実はこの曲の正式なタイトルは「Volare」ではなく「Nel blu dipinto di blu」で、これは「青の中で藍に染まって」という意味だからである。

 

10/14(祝)世田谷・羽根木公園「雑居まつり」(メインステージ朝11時〜11時25分/無料)※雨天順延となりました。

今年10年目を迎えた音楽ユニットNostal♪sic(ノスタル♪ジック)で

8回目の参加となる「雑居祭り」。今年は本格派ヴォーカリスト、

牧かおるさんをゲストに迎え、朝ドラ主題歌やディズニーナンバーなど、往年の(懐かしの)名曲をお届けする予定。その結果は、こちら。

 

●10/14(祝)大崎・光村図書創立70周年記念イベント

「教科書Time Travel - 過去から未来へ -」(14時~/無料)

日本朗読検定協会プロフェッサー前尾津也子率いる朗読集団、

5Thanks(サンクサンクス)の一員として参加。今回のポスタ

ーにある「くじらぐも」、「スイミー」、宮沢賢治「やまなし」

などをグループで朗読する予定。その結果は、こちら。

Saigottimo