コロナ禍で我々の日常生活は一変した。私が毎月楽しみに通っていた渋谷のjazz喫茶「SEABIRD」で遊ぶ機会も失われたままだ。今は在宅勤務の自宅から自転車で月に何度かランチとしてサンドイッチをtake outしに行くくらいで音楽仲間とも会えず、淋しい。

 

実はこの店のママは知る人ぞ知るクリエイターで、店内には端切れなどを上手に使って手作りしたオリジナル人形や恐竜、列車ジオラマなどで溢れている。

これらを使ったコマ撮りの人形動画も制作し映像作品として(Youtubeに「uploads from スージースージー」で)アップもしており、私もたまに声優?として起用してもらっている。

ママのオリジナル作品のクオリティはハンパない。お菓子の缶?を衣装ダンスに見立てた着替え人形セットはタンスの下に小さいシューズBOXもあって、その中にも可愛い靴がいくつもありこれらは実際に履かせることもできる精巧さである。この精巧さとヘタウマ手作り感のバランスがママ独特の味でもある。

特に来店客を驚かせるのは様々なミュージシャンがペットボトルに入っていて動く“仕掛け人形”で、これらは展示のみならず要望あれば販売もしてくれるという事を最近知った(1体3、500円程度)。下の写真はボサノヴァシンガーだそうで、上のツマミを回すとマイクとマラカスを持つ手がワイヤ仕掛けで上下して実にチャーミング!

しかも既存作品の販売のみならず「トムハレル風のトランペッター人形を」などと新たに注文してくれた方がクリエイター魂が刺激されるのかママは燃えるとのこと。「じゃあ、僕(Saigottimo)のヴォーカリスト人形を作ってよ!」と発注してみたところ、数日後には「出来たよ~」とのメールがあり、喜んで受け取りに行った。

おお、なるほど!左手でマイクを持つ私の癖もちゃんと押さえつつ右手で抱えている楽譜の表紙は「ELVIS」と書いてある。これは私がプレスリーのナンバーを好んで歌うからだろう。

そして衣装もよく見ると、グレーのピンストライプが入ったダークスーツの下にはヘリンボーン織の白いシャツにレジメンタルタイまで...いや芸が細かいし、トコトン手を抜かないのがママの作品の凄いところだ。てか、これ実物より遥かにオシャレだし。

さらに上部のツマミを回すとマイクを持つ手が左右に動く!

ツマミを動かした動画(23秒)はこちら↓(音楽が鳴るので注意)

       

この動画↑の曲は私が2月にSEABIRDで歌った「オー・ソレ・ミオ」の英詞部分(何故これかというと、エルヴィスが「自らのヒット曲の中で一番好き」と言ったのがカンツォーネを英詞で歌ったこの曲「It's Now Or Never」1960年8月全米チャートNo.1)。

 

う~む、これは考えようによっては、イチローの首ふり人形やユーミン・グッズのようなキャラクター商品でもあるから「Saigottimoグッズの第1号」ともいえるぞ。もし熱狂的なSaigottimoファンが居たら、これは垂涎モノではないか。そうだ、そうだ、うん、売りますよマージン無しの3,500円で...。え、そんなファン、どこにも居ないって?

 

※着替え人形も(衣装が何着か付いて5,000円程度で)販売してくれるとの事ですので“癒されたい女子”もどうぞご用命を!

 

Saigottimo