★1200年の歴史ある古社で
武田家ゆかりの建造物群が見もの★
場所・ 山梨県山梨市北654
電話・ 0553−23−5390 Hpあり
創建・ 貞観元年 (859)
竣工・ 永正15年(1519)前後 主に武田信虎により
1400年が最古で、1番新しいのは1625年
構造・ 本殿 木造 十一間流れ造り 木造・石造 明神系鳥居
祭神・ 誉田別尊 足仲彦尊 息長足姫尊
社務所・ あり
祭礼・ 10月15日
最終訪問・ 2023.11
*国・重要文化財 (建造物群)現存する最古の木造鳥居も
山梨県の甲府盆地の西部にある山梨市の平地にあります
清和天皇の勅願により、貞観元年(859)2月23日、宇佐神宮の八幡三神を音取川の中島に勧請し、その地を大井俣と呼んだことから現在の名称になりました
周辺の歴史ある町並み
山梨の古民家
その後、何度か大水で流されたので、現在地に遷座し、現在の建物は主に室町末期までに建てられたものです
社務所
窪八幡は山梨県下では最古の八幡信仰の型を整えた神社であり、主に甲斐源氏・特に本流の武田家代々の氏神として崇められました
石反橋 1535年 天文4年 国・重文
境内の門から鳥居から本殿までが室町時代の古い形態を残し、特に本殿の十一間流れ造りはわが国最大のもので、木造の鳥居として現存最古のものが存在しており貴重です
境内 境内社など 秋の様子
中世の神社としての形態を残し、甲斐源氏や武田家の崇拝を受けた神社としても歴史的な価値があると思います
境内
この神社の建造物群はほぼ1500年代前後に代々の武田家の方により寄進されました(最古で1400年、最新で1625年)
石垣 お城のような造り
神社を再建すると神社の歴史に名が残るので、信仰心もあり整備したいのかなあ
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今回は、地図にも載っている(重文の神社が主に載っているのかな)ので、重要な八幡神社ということで来てみました
拝殿 1534年 天文3年 国・重文
そうしたらなんと、国の重文の建造物がたくさんあり、とても雰囲気のあるうっそうとした神社でした
連休の中日ですが朝なので、他に参拝者もあまりいず、静かに参拝することができたのも嬉しかったです
拝殿 横に長―い形
武田信玄公の家の氏神だったということで、ここにも彼が参拝に来たかと思うと不思議な感じがします
拝殿 内部 開放的なので神楽などあるのかな
室町時代から変わらない神社内の風景なので、タイムトリップもできますね
本殿 境内社
確かに十一間もある大きな本殿は見ごたえがあり、奈良時代のようというか、福島県の喜多方市の熊野神社のように広い神楽殿のような空間が印象的でした
古式とした薄暗くうっそうとした神社の境内は、日本の本当の昔の中世の神社に迷い込んだようでした
若宮本殿 1400年 応永7年 国・重文
祭神は八幡様ということで、定番のメジャーな八幡神で、山梨の中では1番の古い八幡神社ということで、参拝のしがいもあると思います
本殿 1410年 応永17年 国・重文
ここは雰囲気があるので、山梨の神社巡りには欠かせないと思います
周辺も古い農家などが残り、雰囲気が良いです
境内社 こちらも1500年代前後と古い 国・重文
1200年の歴史ある古社、一之宮も近いですし、ここも参拝されてみてはいかがでしょうか
山梨市のマンホール
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★武田氏ゆかりの寺社