★富士山の山の女神様をお祀りした山岳信仰神社★
場所・ 山梨県笛吹市一宮町一之宮1684
電話・ 0553−47−0900 HPあり
創建・ 第十一代垂仁天皇の御代 2000年前
竣工・ 古め
構造・ 本殿 木造 入り母屋造り 銅板葺き
拝殿 木造 入り母屋唐破風向拝 銅板葺き
石造 明神系鳥居 境内3395坪(1haあまり)
祭神・ 木花開耶姫命 富士の女神様
社務所・ あり 結婚式・七五三・御祈祷・御朱印各種あり
摂社・ 山宮神社 かつての本宮 神明社 真貞社 稲荷社 護国社 七社
祭礼・ 5月以外は色々あるのでHP参照 月次祭あり
最終訪問・ 2023.11
*国・重要文化財 *山梨県・文化財 *山梨県・天然記念物
*日本遺産 「葡萄畑が織りなす風景」
山梨県の甲府盆地の西部に位置する笛吹市の平地にある一之宮です
大鳥居 車なので窓から
約2000年前の第十一代垂仁天皇の御代に現在地から南東にある山宮神社に祀られていましたが、貞観7年(865)に木花咲開耶姫命のみ現在地へ遷され、祀られたことが始まり
第二鳥居前の参道
甲斐国の一之宮であって式内でもある明神大社です
祭神の木花咲開耶姫命は大山祇神の御女で、天孫瓊瓊杵尊の后として皇室の始祖大御母と仰ぎ祀る大神です
第二鳥居
古来、日本女性の模範として内助の功に優れ、山火鎮護、農業、酒造りの守護神、又婚姻、子授安産の霊徳神として崇拝を集めています
浅間は「あさま」と読みますが、平安時代には山岳信仰と習合して「浅間(せんげん)大菩薩」として信仰されました
現在、摂社である山宮神社は武田信玄公が再建し、国の重要文化財に指定されています
随神門
社宝として後奈良天皇の「般若心経」や、武田信玄公が詠じた和歌の短冊、太刀などが所蔵されています
*
今回は山梨県の一之宮を参拝できるということで、張り切ってきました
前回の10月の連休の旅では、富士吉田市の方の「北口本宮 浅間神社」や「河口浅間神社」をお参りしてきたので、こちらも富士山の女神さまの重要神社ということで3社参拝です
境内 社務所など
こちらの創建は2000年以上前と古代からの山岳信仰で本当に古い神社なのですね
やはり山国の山梨県の一之宮として、富士山信仰の神社はふさわしいですよね
日本女性の模範となる神様ということで、身が引き締まりますが、、、
拝殿 唐破風の立派なもの
当日は連休の中日の朝9時くらいに行きましたが、さっそく続々と地元の七五三の家族や結婚式をされているカップルもいました
拝殿前
神社で結婚式が見られるのも貴重な光景なので、見れて良かったです
唐破風部分 皇室のような菊の御紋が
でもそこまで境内は混んでいず、並ぶこともなくスムーズに参拝できました
扁額 「第一宮」とある
やはり大きな規模の神社で、社域は1ヘクタールもあるとか
拝殿 側面
うっそうとした森に囲まれ、堂々とした大きな拝殿は古めで雰囲気もあり、一之宮の風格あり
境内社 「護国社」
境内の後ろの方に回ってみるといろんな石造の十二支や古い信仰を思わせる石、境内社など見どころもありました
境内社
山宮神社というところには行けませんでしたが、遥拝所も大鳥居の右側にあるのですね
神楽殿があるところも山梨の神社らしいですね
ここは山梨県の神社巡りには欠かせない一之宮で、富士山信仰の古い神社なので、武田信玄公など時の権力者なども参拝に来られた神社ということで、タイムトリップができる不思議な場所ですね
本殿の背後にある夫婦梅 挙式にピッタリ
山梨に来られた際は参拝されてみては(富士信仰関連ですが、ここは世界遺産ではないのかな、日本遺産ではある)
笛吹市のマンホール 桃かな
*
★武田氏ゆかりの寺社