豪雪地の伝統湯治文化の残る1200年の温泉街

場所・ 山形県最上郡大蔵村肘折温泉

電話・ 大蔵村観光協会 0233−75−2324 

泉質・ ナトリウム・塩化物泉、炭酸水素塩泉 70度 PH7前後 かけ流し 

     (低張性・中性・高温泉) 独自源泉所有の宿もあり

開湯・ 807年 源翁、弘法大師説も 明和年間(1764から1780年)

開業・ 江戸時代以降はてなマーク

竣工・ 明治時代以降はてなマーク 

構造・ 木造3階建て 鉄筋コンクリートなど宿による    

風呂・ 男女別 内湯・露天1ずつなど宿による

料金・ 2食付 9000円前後〜 湯治OK  *当時の情報   
    立ち寄り 400円〜(共同湯) 8〜18時 要電話

最終訪問・ 2011・10 宿泊、2021.10 立ち寄り再訪

*日本秘湯を守る会の宿も 

*YOUTUBER「YAKISHIMA TRAVEL」SHINYAさん2泊 

 

以前に来たときの記事

 

肘折温泉再訪 2021年10月

10年ぶりの肘折温泉乙女のトキメキ
前回もちょうど10月の末の紅葉の時期で、寒い時期でした紅葉

 

 


 

この日も標高400mのカルデラの中にある肘折温泉は、気温5度でひょうも降って来て、雨も降り不安定な天気アセアセ
山形の平野部とは10度も差があり、ここだけ冬日の様相雪の結晶

 

温泉神社様 



麓から国道を登るのですが、他のルートは災害のために通れません注意
なので、唯一のルートがこの国道ルートで、以前もこの道を使い、良い道だったことを覚えています上矢印

 

ループ道路でカルデラの中へ

 

途中までは集落がありますが、後半15分くらいは集落もなく、山道を登って行きます上矢印
この先に集落と温泉街があるなんて、まさに
秘湯の温泉街ですねびっくり
まるで隠された里で、平家の落ち人集落みたい?
 

紅葉の道を進みます 

 

一旦、肘折トンネルを抜けると、銅山川沿いの眼下の狭い谷底(カルデラ)に肩を寄せ合うように集落が見えてきます乙女のトキメキ
とても不思議な風景で、まるで集落を発見したような気分びっくり
ほんと立地からして幻想的な温泉街チョコがけハート

 

まさに隠れ里



上の国道からは、遊園地のようなグネグネな面白い道路を下って下りて行きます下矢印

 

ループ道路を下り温泉街へ 


この橋を作るのはとても大変だったようで、山奥で豪雪で災害の多いこの地、地滑りが起きたようです注意
 

 

なのできっと今でも他の2本のルートは工事中なのでしょうもやもや
銅山川も茶色に濁り、水量も多く迫力のある大きな川で、大雨でも降ればすぐにでも氾濫しそうな川です波

 

銅山川 



実際、下に下りてみると川の端には土嚢が詰まれ、温泉街と対岸の郵便局・そば処などをつなぐ橋は工事で通れなくなっていました注意

 

温泉街唯一のそば店「寿屋」おススメ


銅山川は名前の通りに、この先に大蔵鉱山が発見されたことに関係あるのでしょうね富士山

 

今では地元専用の共同湯(前は宿泊者は入れた)



温泉の色も銅色をしている辺り、ヒントですよねコインたち
山奥から流れ出す川は、この先、
麓の最上川へと合流し、酒田市から日本海へ波
 

肘折郵便局 大正時代のもので今は使用されていません

 

温泉街には川がつきものですが、ここも例外ではありません波
でも、肘折ダムがすぐあるから、大丈夫なのかなはてなマーク

 

こちらもかつての「肘折郵便局」の社宅かなはてなマーク



最初に12時くらいに温泉街に着いたときは、雨が降っていて天気が悪かったのですが、これから湯巡りを始める13時くらいになると晴れて来て、紅葉もきれいに見えて来ましたウインク

 

「つるや安兵衛 肘折ホテル」 ここも素敵 

 

光でこんなに紅葉の見え方は違うんだなあ、と秘湯の山奥のただ中で思いました乙女のトキメキ
まるで紅葉に包まれるような感じびっくり



そして、温泉街に共同Pから歩いて行くときには、頭の中で
HYDEさんの「WHITE SONG」の盛り上がる間奏部分が流れて来ましたルンルン

 

「亀屋旅館」 SHINYAさん宿泊 


 

この曲は冬への、雪への憧れを歌ったもので、「冬を待ちきれない」といったような歌詞で、晩秋のこの時期にピッタリかな、と音符

 

「亀屋」さん玄関タイル装飾 呼んだけど出て来ず



旦那とはいつもの通り、それぞれ手分けをして湯巡りをするので、ここからは単独行動ウインク
一人で温泉街の路地裏を散策しているときはとても楽しく、地元のみの共同湯や、源泉を発見したり乙女のトキメキ

 

「亀屋」さんのタイル装飾 



旦那は「
元河原湯」さんへ行きましたが、残念ながら、お客さんが多くて湯が汚れてしまい、急きょ掃除中で入れませんでした注意

 

「元河原湯」日本秘湯を守る会 


 

湯巡りは御縁ですから、しょうがないですし、お客さんが多いなら安心ですねチョコがけハート

 

レトロなポールなど旅館の玄関部分 


次に、私は「三浦屋旅館」さんに立寄りをすると旦那が温泉街で待っていて、一緒に温泉街を散策しながら記念撮影カメラ

 

「丸屋旅館」 今では2万円以上からの高級旅館

 

残念ながら、「丸屋」「西村屋」「つたや金兵衛」さんなどにも玄関先に「コロナ禍のため立寄りは中止しています」との紙が貼られ、立寄りができませんでしたガーン

(現在は要確認)

「亀屋旅館」


事前に電話で聞いていた「
亀屋」さんも張り紙はないですが、立寄りは断られ(玄関で呼んでも出てこない)、「三春屋」さんは、土曜日の昼間も忙しいし、日曜日の午後まで立寄りはできない、とのことガーン
 

週末に立ち寄りは厳しい「三春屋」さん

 

旅館が土曜日は忙しい、というのはこのコロナ禍では貴重で喜ばしいことですねハート

 

「丸屋旅館」 気になるけど和モダンに改装


この高齢者の多い温泉街、狭い温泉街に、小さな山の村、ということで、立寄りはかなり閉鎖的です(現在は通常かと)ハートブレイク
せっかく10年ぶりに来れたのに、タイミングが悪くてショックですガーン

 

「三浦屋旅館」 いつか泊まりたい 


色々とそういった理由で、面倒臭いから立寄りは中止というかことかガーン
せっかく、湯巡り手形とかもある温泉街で、普段なら立寄りが気軽にできる温泉街なのにショボーン

「旅館 伝蔵」 立ち寄りOKだった貴重な宿 


温泉街の一番奥にある「
旅館 伝蔵」さんへ私が立寄りに行くと、旦那はその間に「若松屋 村井六助」さんへ立寄りに温泉
こちらでも運よく受け入れて頂き、写真も撮れましたカメラ

 

「若松屋 村井六助」 男湯 

 

旦那がそちらでゆっくりしてもらっている間に、14時を過ぎたので、私は最後の「松井旅館」さんに立寄りをし、ちょうど出たところで旦那も合流し、この日の肘折散策は終了完了
次に、この日の宿の上山へと向かいました上矢印

 

 

「村井旅館」 玄関周りがレトロです

 

滞在時間はランチも入れて3時間くらいで、黄金温泉「金生館」も入れて5湯のみの制覇温泉

 

黄金温泉「金生館」 旦那が立ち寄り 


またいつか、肘折に来ることがあれば「三浦屋旅館」さんに泊まりたいなあzzz

湯治場・レトロ・湯巡り好きの方にもオススメです♪

 

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