★秋宮と春宮の間の温泉宿に宿泊して朝6時に参拝★
場所・ 長野県諏訪郡下諏訪町5828
電話・ 秋宮 0266−27−8035 HPあり
創建・ 古すぎてわからないが国内最古級
竣工・ 秋宮 江戸時代 1781年
構造・ 木造大社殿造り 石造明神系鳥居
祭神・ 建御名方命 八坂刀売姫 八重事代主神
社務所・ あり
祭礼・ 1月〜3月に4日 7年に1度の御柱祭
最終訪問・ 2022.04 GW 3回目
*国・重要文化財
★2022年4月 GW
諏訪大社 下社秋宮 朝御饒神事
朝6時の諏訪大社前の大社通り GWでも人がいない
境内のPより 早朝の諏訪湖 雲も低い位置に
前回の秋宮参拝から13年、今回は御柱祭の期間中に近くの下諏訪温泉「鉄鉱泉本館」に泊まることができたので、
境内のP
境内入口 右側の大木が「寝入りの松」
次の日の早朝、6時からの朝御饒神事を見ることに
この神事があることを知れたのは、八幡大佐さんの記事のおかげなので、本当に感謝しております
宿からは中山道を歩いて徒歩5分なので、早朝でも行けます
境内の御神木 「寝入りの松」 運がいいといびきかく
朝御饒神事とは、神様に毎朝、朝ご飯をささげる神事で、他の諏訪大社の3社でも毎朝やっているそうです
神事は無料で見ることができますし、15分ほどで終了でします
社頭 第一鳥居
手水舎 「手湯舎」ともいえる 源泉かけ流し
運がよければ「寝入りの杉」がいびきをかいているところを聞けるそうですが、これは乾燥した時期が良いそう
今回は前日に大雨が降ったので、それは無理でした
社務所
13年ぶりの早朝の秋宮へ行くと、なんとその前日の大雨で地盤がゆるみ、神社の木が1本倒れて、その隣にあった境内社2社の社殿を潰してしまっていました
位置からすると子安社
こま犬 授与所 ご祈祷受付
今年は御柱祭なのに、その最中にこんなことになるとは大変ですね
人的被害がなかったのがまだ良かったですが、怖いですね
まだ社殿が小型なので、再建は本殿よりかは早いかとは思いますが
境内社 手前の結界に本当は御柱がある
御柱祭の間だけはここに柱がない貴重な風景
朝の秋宮はGWでも人はまばらでとても静かです
この早朝の人が少ないときに参拝できる、というのも宿泊者の特典ですよね
しばらく境内で神事が始まるのを待っていると、、、
奉納の銘酒と土俵
まずは突如として、神楽殿の方から大きな太鼓を叩く音が
これで神様をたたき起こすのか
神社の大木が倒れて境内社が下敷きに
それとも「今日の始まりですよこれから神事を始めますよ」の合図でしょうか
それから供物を乗せた木でできた皿を持った神主さんが、拝殿の方へと出て来ます
神楽殿 まずはここで太鼓を叩くことから
そして、拝殿の中へ入り入口付近で祝詞を上げて供物をささげます
その間、参加者は礼をすることが数回あり、そのタイミングは常連の信者の方が一番前におられるので、後ろでその方の礼をするのを見て、動くことができました
最後もまた神楽殿の方へ戻り、太鼓を叩いて終了でした
そうか、拝殿の前にどーんとある神楽殿は、こういう役目を毎朝果たしているのですね
幣拝殿 諏訪大社独特の建築 国・重文
とても静かで厳かで神聖な空気を味わえる貴重な参拝で、これは一生忘れない思い出ですね
しかもそれを御柱祭の期間に見れた、というのがとても貴重です
神楽殿より幣拝殿の位置関係 諏訪・松本に多い
境内では、手水舎も源泉かけ流しなので、この日の朝はGWでも5度くらいしかなかったので、とてもありがたかったです
幣拝殿 向拝 彫刻も素晴らしい
諏訪全体では毎分5100Lも湯が湧くそうで、これも古代の方からしたら神がかったことで、やはり諏訪は神の地だとなるのでしょうね
旅館の蛇口からも普通に源泉が出ますからね、驚きです
幣拝殿 右側
参拝後は、境内のPから諏訪湖を眺めたり、人気のない町を眺めたり、中山道を歩いて散策したりしましたが、GWなのに人がいない、というのが貴重でした
幣拝殿 左側
早朝参拝で体が冷えたので、共同湯の旦過の湯でガツンと温まり、最高でした
境内 裏口的な位置
この日は、ついに諏訪大社・上社本宮と前宮を参拝することができ、春宮は2013年に行ったので、これで諏訪大社4宮に参ることができました(諏訪大社は4つで1つ)
中山道 早朝6時 散策しますよー
13年越しの参拝で最後は御柱祭で〆ることができました
神事・早朝参拝・神社好きの方にもオススメです♪