西宮駅【兵庫県】(JR神戸線。2017年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 

今回の【駅】コーナーは、
兵庫県西宮市中央部の市街地に位置する東海道本線【JR神戸線】の駅ですが、長らく普通電車と一部の外側線走行の快速しか停車しなかった事もあり、阪急の西宮北口駅や阪神の西宮駅と比較して駅前が寂れていましたが、駅前の再開発や快速全列車停車など利便性向上もあり、1990年代以前と比較して乗車人員が増加している
西宮駅 (にしのみやえき。Nishinomiya Station) です。
 
尚、阪神本線西宮駅は全く別の場所にあり、乗換に適しません(阪神電車の西宮駅まで約1km)。地元では阪神駅と区別するため「J西」と呼ばれる事もあるそうです。
また、2007年3月17日までの駅名表記は「西ノ宮駅」でした(読みは現在と同じ)。
 
 
駅名
西宮駅 (JR-A 52)
 
所在地
兵庫県西宮市 
 
乗車可能路線
JR西日本:東海道本線【愛称:JR神戸線】 
 
隣の駅
大阪方・東京方……甲子園口駅 
神戸方・姫路方……さくら夙川駅 
 
訪問・撮影時
2017年7月
 
 

 

JRの西宮駅は築堤高架駅で、高架下に駅舎があります。しかし、高架がやや低い位置にあるため、駅舎は地平より低い位置にあります(地下1階扱い。実際は半地下レベル)。地平の出入口と半地下の駅舎・改札口の間には高低差がありますが、南北の出入口とも階段(正面)とスロープ(左。距離が長いです)で解消していて、バリアフリーに対応しています。
写真は正面口に相当する南口で、2枚とも北を望む。反対側にはほぼ同様の構造の北口があり、駅舎経由で南北へ抜けられます。このルートは南北自由通路として機能しています。尚、少し西には高低差なしで駅をくぐる南北自由通路も設置されています(天井が低いです)。
南口出入口の右側には「マクドナルド」、交番、有料駐輪場があり、左側にはイートイン可能な惣菜屋「咲菜(さかな)」とドラッグストア「ウエルシア」やクリニックなどが入居する駅ビル「JR西宮駅NKビル」があります(写真は2017年撮影で、「咲菜」の場所には他のテナントが入っていたと思われます)。
また、南口にはロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バスターミナルとタクシー乗り場が設けられています。
 
 

南口駅前の様子です。南西を望む。右手に南口出入口があります。
ロータリーには花が植えられていて、モニュメントもあります。
駅前は再開発により商業施設「フレンテ西宮」が建てられました。左が東館、右が西館です。スーパー「コープこうべ(生協)」「ニトリ」「TSUTAYA」などが入居しています。
東館と西館はデッキで結ばれています。西館の高層階はマンション「ラ・ヴィータ西宮」です。
駅周辺は市街地で、「フレンテ西宮」の裏手(南側)を東西方向に延びる国道2号線沿いにはビルが立ち並んでいますが、JR西宮駅前が元々栄えていなかった事もあり「フレンテ西宮」を除くと商店は少ないです。国道2号以南は住宅街で、一戸建て住宅も多く見られます。
また、「フレンテ西宮」西館の西隣、国道2号沿いには「ピカソ美化学研究所」があり、さらに西側には国道2号とJR線の間に西宮市地方卸売市場、西宮中央青果市場があり、電車からも昭和レトロな風景が見られます。
そして、南口の約1km南西には阪神本線の西宮駅があり、南口の約700m東には阪急今津線(今津南線)阪神国道駅がありますが、いずれもそこそこ距離があり、乗換はやや不便です。JRの西宮駅前より阪神の西宮駅前の方が栄えています。
また、1.1km南東には阪急の今津駅が、1.2km南東には阪神の今津駅があります。
 
 

こちらは北口です。南を望む。
出入口の形状は南口とほぼ同じで、やはり駅舎に向けて階段またはスロープを下る形になります。
北口出入口から少し離れた右手には駅をくぐる南北自由通路の出入口があります。
ちなみに、北口出入口の真横には店舗がありませんが、西側(右手)には雑居ビル(スーパー「アカシヤ」など)や複合マンション(「すき家」など)があり、東側には有料駐輪場と店舗兼住宅(じゃんぼ総本店)があります。
北口には南口と比較して小さなロータリーがあり、小ぶりなバスターミナルとタクシー乗り場が設けられています。
 
 

北口駅前の様子です。北を望む。後方に北口があります。
南口とは違い商店やオフィスビルは少なく、駅前まで住宅街が迫っています。
約200m前方(写真奥)には西宮市営中殿町住宅(右)や西宮市営中須佐町住宅(左)などの市営住宅(集合住宅)が見られます。それらの住宅団地の手前では東川が北東~南西方向に流れていて、奥に延びる駅前道路には橋が架けられています。
また、約1.4km北東には阪急神戸本線と今津線の西宮北口駅がありますが、距離的に徒歩での乗換には適しません。JRの西宮駅前より西宮北口駅前の方が賑やかです。
 
 

駅舎の高架下(半地下。B1F扱い)にある改札口の様子です。東を望む。
西宮駅の改札口はこの1ヶ所のみです。右が西口、左が北口です(各出入口ともバリアフリー対応)。
交通系ICカード『ICOCA』などに対応の自動改札機が並んでいて、一番右が幅広通路ですが、支柱の位置の関係で左側の通路は改札機を手前にずらして設置しています。右端には有人通路があります。
改札口の右手前(南口側)には自動券売機と指定席券売機『みどりの券売機』があり、さらに右には『みどりの窓口』があります。
トイレ・多機能トイレは改札を入って左側にあります。
そして2階にある各ホームとの間には階段、上りエスカレーター、エレベーターが設置されています。
改札口の左手前(改札外。北口側)にはミニコンビニ「セブンイレブン」があります。改札内に売店・コンビニはありません。
 
 

下り内側線2番のりばに設置されている建植式駅名標です。電照式ではありませんが、反射材が使用されています。
JR西日本の標準デザインで、下部にはJR神戸線のラインカラーかつJR西日本のコーポレートカラーである青が使用されています。
尚、この駅名標には西宮駅の駅ナンバリング (JR-A 52) が併記されていません。
JR西日本の駅ではメインの駅名標に駅番号が掲示されておらず、柱にある縦型の駅名標にのみ書かれていますが分かりづらく、これではなかなか駅ナンバリングが普及しないでしょうね…。
そして、冒頭で申し上げた通り、2007年3月17日までの駅名表記は「西ノ宮駅」でした(読みは現在と同じ)。
 
 

 

西宮駅は島式ホーム2面4線の半高架構造で、東西方向にホームが延びています。
 
右ホーム(南)が右から1のりば(下り神戸方面外側線。平日朝の一部の快速が停車)、2番のりば(下り内側線。普通と快速が停車)の順で、左ホーム(北)が右から3番のりば(上り大阪方面内側線。普通と快速が停車)、4番のりば(上り外側線。平日朝の一部の快速が停車)の順です。以前は普通のみの停車駅で、快速は平日に運転される大阪始発・終着の外側線を走行する列車のみが停車していましたが、現在は全ての快速が停車するようになりました。そして1番のりば、4番のりばの外側には上下線とも貨物列車用の待避線が1線ずつあります。
 
ホーム有効長は12両分で、2017年7月現在、昇降式ホーム柵は未設置です。ホーム幅はやや狭いです。1番のりばと4番のりばは新快速や特急、貨物列車が高速で通過しますので注意が必要です。
上屋は1・2番のりばが神戸寄りの約7両分、3・4番のりばが神戸寄りの8両弱分にそれぞれ設置されています。6連の快速(上下線とも)、7連の普通(上りのみ)は全車両が上屋内に収まりますが、これより長い編成は雨ざらしになる部分が発生しますので(特に快速12連の場合は上下線とも大阪方4両が必ず雨ざらしになります)、雨天時に当駅で下車される際は注意が必要です。
各ホームにはベンチ、飲料自動販売機、冷暖房完備の待合室が設置されています。高架下にある改札口とを結ぶ階段、ES(上りのみ)、EVは各ホームの神戸寄り(手前側)にあります。そして1・2番のりばの神戸方の端近く(上屋下)には係員詰所があります。
写真は2枚とも2番のりばより大阪方・東京方を望む。
 
 

こちらは1番のりばより神戸方・姫路方を望む。

左から1番のりば~4番のりばの順です。

こちら側(東京方)は改札口から遠く、かつ上屋もないため、人の数はまばらです。

尚、西宮駅には新快速は停車しませんが、一部の快速列車が外側線を走行するため、外側線ホームに他の駅で見られるような柵は設置されていません。

 

 

2番のりばより大阪方・東京方を望む。
草津駅まで外側線(急行線)と内側線(緩行線)の方向別複々線が続きます。
また、両端には待避線があり、少し先で外側線に合流しますが、以前は右側の下り待避線から直進して複々線に並行する貨物線があり、甲子園口駅の先で東海道本線と分かれて武庫川沿いを南下し、武庫大橋駅と武庫川駅を経由して洲先駅に至る阪神武庫川線の貨物線(狭軌)が延びていましたが、貨物線につきましては1970年に廃止されました(甲子園口駅手前までは専用線として1986年まで存置されていたと思われます)。阪神が標準軌のため武庫大橋駅~洲先駅は三線軌条でした。また、東海道本線との並行区間は線路用地が残っていて、橋梁跡も見られます。甲子園口駅では内側線折り返し線増設の際に外側線下り線用地を内側線下り線に転用し、武庫川線用地に外側線下り線を敷設しました。
 
この先、住宅街の中を東へ走ると地平区間になり、津門川を渡って阪急今津線をアンダークロスすると右手に広大な空地が見えてきます。この空地はアサヒビール西宮工場跡で、西ノ宮駅から専用線が延びていました(工場前まで武庫川線と共用。末期はアプローチ部で武庫川線廃線跡を利用)。その後は名神高速道路をアンダーパスして、引き続き右手に工場群を見て走りますが、この場所には住友セメントの工場があり、西ノ宮駅からの専用線が延びていました(工場まで武庫川線と共用。末期はアプローチ部で武庫川線廃線跡を利用)。そして西宮市道をアンダーパスすると工場は途切れ、住宅街の中を上り勾配で東へ走ります(右手には武庫川線廃線跡が並行していたはずですが、痕跡が見られなくなります)。最後は築堤区間になり、上下線が離れると甲子園駅へと至ります。
 
 

2番のりばより神戸方・姫路方を望む。遠方に六甲山地を望めます。
兵庫駅の先まで外側線(急行線)と内側線(緩行線)の方向別複々線が続き、その先は西明石駅まで緩行線(海側)、急行線(山側)の線路別複々線に変わります。
この先、左手に西宮市地方卸売市場を見てからすぐに東川を渡り、左手に市街地、右手に住宅街や甲山を眺めて築堤高架区間で一直線に西へ走ると2007年3月に開業した新駅・さくら夙川駅へと至ります。
 
 
あとがき
私がJR線の西宮駅で下車(乗車)したのは少なくとも2000年頃と2017年の2度はあります。2000年頃は西宮北口駅から徒歩で西ノ宮駅へ移動した記憶がありますが、乗り鉄目的ではなかったと思います。そして2017年は兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で乗車しました(2019年全駅制覇)。駅は2面4線で、快速停車駅のためホームは12両分と長いです。駅前は南口こそ再開発でビル街になっていて都会的な風景でしたが、北口は40万都市の主要駅にしては寂しい風景でした。乗降客はそこそこいますが、阪急の西宮北口駅や阪神の西宮駅と比較すると少ないです…。まぁ南北を阪急阪神に挟まれていますので仕方ない面もあるのですが…。
 
東京からですと東海道・山陽新幹線で新大阪駅まで行き、JR神戸線方面の快速or普通電車に乗り換えて当駅下車です(新快速は不可)。尚、快速の直前に発車する普通列車は大阪駅で快速を待避するので直後の快速にご乗車下さい。また、JR宝塚線直通の普通電車にご乗車の場合は尼崎駅でJR東西線からJR神戸線へ直通する普通電車に乗り換えて下さい(同一ホームで乗換可能)。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと大阪駅または北新地駅からJR神戸線方面の快速電車・普通電車に乗り当駅下車です(新快速は不可)。大阪駅からご乗車の場合は先発電車に乗れば西宮駅に先着できます(乗換が必要なケースあり。後述)。JR宝塚線直通列車(普通・宝塚行き、区間快速・塚口行きなど)にご乗車の場合は尼崎駅で須磨・西明石方面への普通電車に乗り換えて下さい(同一ホームで乗換可能)。余裕で日帰り訪問できます。
 
食料・飲料について、コンビニは駅構内にあり、駅前にも複数あります。一方、飲食店も「マクドナルド」「フレッシュネスバーガー」「ミスタードーナツ」「吉野家」「松屋」「すき家」「杵屋」「ココイチ」と、駅の規模の割にチェーン店が結構揃っています。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
東京からの到達難易度はやや高いですが、JR神戸線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は西宮駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR西日本のHP、アメブロ「アメマのおとしもの」、アメブロ「廃鉄の処女2」、Google地図、Wikipedia)