今回から2回に分けて、北海道の道南・函館市の五稜郭駅から函館湾・津軽海峡に沿って走り、木古内から内陸部へと入り日本海側へ抜けて江差へ至る路線、
江差線を紹介していきます。
江差線を紹介していきます。
第1回目は、海沿いを走る区間で、青森と函館を青函トンネル経由で結ぶ【津軽海峡線】の一角を担っている電化区間、
(函館~)五稜郭~木古内を紹介します。
(函館~)五稜郭~木古内を紹介します。
尚、今回紹介の五稜郭~木古内は、2015年度に開業予定の北海道新幹線の並行在来線としてJR北海道から経営分離され、
第三セクター鉄道として継続する区間になります。
また、次回紹介の木古内~江差は超閑散区間で、残念ながら2014年の5月12日に廃止される予定です。
第三セクター鉄道として継続する区間になります。
また、次回紹介の木古内~江差は超閑散区間で、残念ながら2014年の5月12日に廃止される予定です。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/ce/d8/p/o0640048014425279582.png?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
JR北海道:江差線 | 五稜郭~江差 | 79.9km |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/08/a6/j/o0550041214425279608.jpg?caw=800)
函館から五稜郭の間は函館本線を走ります。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/d6/a1/j/o0550041214425279626.jpg?caw=800)
駅は市街地にあり、かつては駅前に函館市電が乗り入れていました。
五稜郭を発車すると、左へ分かれる函館貨物駅への線路を見た後に左へカーブし、直進する函館本線と分かれます。その後は住宅地を北西へと走り、北海道・函館市から北斗市へと変わると七重浜に着きます。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/24/83/j/o0550041214425279651.jpg?caw=800)
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/28/bc/j/o0550041214425279670.jpg?caw=800)
久根別を発車後も住宅地を西へ走り、大野川を渡ると北斗市役所最寄りの清川口に着きます。その後は市街地を走り、戸切地川を渡ると上磯に到着します。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/3c/f7/j/o0550041214425279684.jpg?caw=800)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/c2/a9/j/o0550041214425279695.jpg?caw=800)
しばらく住宅と田畑が混在した風景の中を走った後、山間部を進むようになります。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/51/bf/j/o0550041214425279716.jpg?caw=800)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/cb/59/j/o0550041214425279745.jpg?caw=800)
しかし海を見られる区間はわずかで、その後すぐにトンネルを潜って内陸へと進み、茂辺地川を渡って左へカーブすると住宅地へと入り、茂辺地に着きます。茂辺地を発車後は再び函館湾沿いへと出て、国道228号線と並走しながら南へ進みます。ちなみに反対側車窓は山・崖になっています。しばらく走ると葛登支岬で右へカーブして南西寄りへ針路を変えて、今度は津軽海峡を見ながら走ります。やがて内陸へと入ると当別トンネルを潜り、渡島当別に到着します。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/65/9e/j/o0550041214425279758.jpg?caw=800)
釜谷を発車後も海沿いを泉沢、札苅と進み、やがて内陸部の市街地へ入ると木古内に到着します。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/14/77/j/o0550041214425279775.jpg?caw=800)
単式ホーム1面と島式ホーム2面、計3面5線の構造です。
現在は北側に北海道新幹線の駅建設が進んでいて、駅と周辺の風景が一変しています。
今回の区間は特急『スーパー白鳥』『白鳥』が計10往復、寝台特急『北斗星』が1往復、夜行急行『はまなす』が1往復の運行です。
また、豪華寝台特急の『カシオペア』『トワイライトエクスプレス』も当区間を通過しています。さらに貨物列車の運行本数も多いです。
また、豪華寝台特急の『カシオペア』『トワイライトエクスプレス』も当区間を通過しています。さらに貨物列車の運行本数も多いです。
一方の普通列車はすべて気動車で、函館~上磯・木古内・江差の運転です。
函館~上磯では概ね1時間に1本の割合での運転ですが、朝に3時間近く間隔が開くことがあります。また、上磯~木古内では9往復のみの運行で、データイムで約3時間毎、午前中は3時間以上間隔が開く場合があります。
函館~上磯では概ね1時間に1本の割合での運転ですが、朝に3時間近く間隔が開くことがあります。また、上磯~木古内では9往復のみの運行で、データイムで約3時間毎、午前中は3時間以上間隔が開く場合があります。
普通列車の使用車両はキハ40形の独壇場です。
函館~木古内の所要時間は、特急で40分弱、普通では1時間強~1時間20分程度です。
最後に、江差線内では『青春18きっぷ』で特急には乗車できません。特急券を購入しても別途乗車券を購入しないと乗れません。但し、普通乗車券や『北海道&東日本パス』の場合は別途特急券を購入すれば特急に乗車可能です。
乗換駅 | 乗換路線 |
(函館駅) | 函館市電(函館駅前電停):本線 (函館どつく前方面 <5系統> ) |
(函館駅) | 函館市電(函館駅前):本線 (宝来・谷地頭線<2系統>・函館山ロープウェイ<2、5系統>方面) |
(函館駅) | 函館市電(函館駅前電停):大森線 (湯の川線 (湯の川温泉) 方面 <2、5系統> ) |
五稜郭駅 | JR北海道:函館本線 (札幌方面) |
木古内駅 | JR北海道:北海道新幹線 |
木古内駅 | JR北海道:江差線 (江差方面。2014年廃止) |
木古内駅 | JR北海道:海峡線 【津軽海峡線】 (本州方面。現在は貨物のみ) |
(参考:Wikipedia)