西鉄北九州線(黒崎駅前~折尾・2000年廃止) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

【踏破後、廃線…】の第14回は、2000年9月に乗りつぶしをして、同じ年の11月に廃止となった区間、
福岡県北九州市の西日本鉄道北九州本線(黒崎駅前~折尾)です。

 

尚、現在も黒崎駅前~熊西(0.7km)は、筑豊電気鉄道線の一部として電車が運行されています。

 

また、今回も写真が少なく、下手な写真ばかりですが、何卒ご了承願います。


 

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
西日本鉄道:北九州本線  黒崎駅前~折尾  5.0km   2000年廃止  
(※)全線複線、直流600V電化。軌間1,435mm。    

  

  

踏破達成時   2000年9月  
撮影時   2000年9月、2012年6月   

  

  

イメージ 2
黒崎駅前駅にて2012年撮影。廃止の約1年前、コムシティの1階に移転しました。
当時の北九州線電車は1番線から発着していました。現在は筑豊電気鉄道の電車のみが発着しています。

  

黒崎駅前から西黒崎を経て熊西までの区間は北九州線の廃止後も筑豊電気鉄道の電車が走っています。
熊西を発車すると筑豊電気鉄道線が左へ分かれ、鹿児島本線と並走して皇后崎に着きます。


 

イメージ 3
筑豊電気鉄道線との分岐地点にて2012年撮影。
西鉄側はレールが撤去されていますが、架線柱が残っています。

 

皇后崎を発車後、やがて川を渡ると左カーブし、鹿児島本線と分かれます。その後は陣の原地区の住宅街を専用軌道で走ります。廃線跡は現在、両側側道に面した住宅地へと変わっています。


 

イメージ 4
陣の原駅付近にて2012年撮影。
この付近は住宅地を走っていました。この付近は造成されて住宅地になるのでしょうか?

 

そして陣の原(西鉄線の廃止と同時にJR鹿児島本線に陣原駅が開業)を過ぎると住宅地を上り勾配で走り、やがて再び鹿児島本線としばらくの間並走します。その後、金山川を渡るとJR線と分かれ、東折尾を過ぎると丘陵地帯にある住宅地を走ります。やがて築堤上へと上がり、筑豊本線【福北ゆたか線】の短絡線をオーバーパスして折尾に到着します。


 

イメージ 5
(現役当時撮影)折尾駅にて。記憶では頭端式ホーム3面2線の高架駅でした。


 

イメージ 6
(現役当時撮影。トリミング写真ですみません…)
折尾駅は駅ビルの2階(?)にあり、駅ビルは結構立派なものでした。
現在は解体され、公衆便所と駐車場に変わっています。

  

  
あとがき  

私が西鉄北九州線の最後の残存区間を初乗りしたのは2000年9月で、この時が最初で最後の乗車になりました。
すべての区間が専用軌道区間でした。故に表定速度も高かったように思いますが、さすがに速さではJRと勝負になりませんでした…。
いつも言っていますが、本当に車窓の写真を撮影しなかったのが悔やまれます…。
今回も無理して乗りに行った甲斐はありました。
また、2012年にこの区間の廃線跡を探訪しています⇒廃線跡探訪記事はこちら

  

  
のりかえ(2012年当時)  

乗換駅   乗換路線
黒崎駅前電停   JR九州(黒崎駅まで徒歩3分):鹿児島本線、(筑豊本線【福北ゆたか線】列車)  
熊西電停   筑豊電気鉄道:筑豊電気鉄道線  
折尾電停   JR九州:鹿児島本線  
折尾電停   JR九州:筑豊本線(若松方面【若松線】飯塚方面【福北ゆたか線】短絡線【福北ゆたか線】)  
  
(参考:Wikipedia)