若松駅にて。キハ40系気動車です。
現在は蓄電池電車のBEC819系が使用されています。
今回より4度に分けて、筑豊本線シリーズを紹介していこうと思います。
第1回目は、北九州市内を走る非電化区間、若松~折尾【愛称:若松線】を紹介します。
第1回目は、北九州市内を走る非電化区間、若松~折尾【愛称:若松線】を紹介します。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
JR九州:筑豊本線 | 若松~原田 | 66.1km | 黒崎~東水巻の短絡線を除く |
区間 | 営業キロ | 備考 |
【若松線】若松~折尾 | 10.8km | 全区間複線・非電化 |
踏破達成時 | 2001年1月 |
撮影時 | 2011年10月 |
若松駅は若松区の中心市街地にあります。駅舎は鉄筋平屋建てで小さいです。
駅の東側には洞海湾がありますが、渡船と徒歩で戸畑駅まで移動できます。
現在は若戸大橋や新若戸道路(若戸トンネル)が開通していて、自動車やバスでも戸畑・小倉方面へ速く移動できるようになり、少なからず若松線に影響が出ていると思います。
駅の東側には洞海湾がありますが、渡船と徒歩で戸畑駅まで移動できます。
現在は若戸大橋や新若戸道路(若戸トンネル)が開通していて、自動車やバスでも戸畑・小倉方面へ速く移動できるようになり、少なからず若松線に影響が出ていると思います。
若松駅は頭端式ホーム1面2線で、ホームの構造からかつての栄光を感じ取れます。
今となっては設備を多少持て余している感が否めません…。
今となっては設備を多少持て余している感が否めません…。
若松を発車すると右手に山地を遠望しながら市街地を南西へ進みます。
左側に洞海湾が見えてくると右へカーブして針路を西へ変え、その左側にある広大な空き地を見ながら走ります。
引き続き右側車窓に山地を見ながら住宅地へ入ると藤ノ木に着きます。
藤ノ木を発車後は左手に工業地帯を、右手に石峰山や住宅地を見ながら引き続き西へ進み、奥洞海に到着します。
奥洞海駅にて。駅の南側には若松競艇場(ボートレース若松)があります。
奥洞海を発車すると工業地帯と住宅地の境界を走り、右へカーブしてさらに左カーブへ差し掛かると二島(ふたじま)に到着します。
二島を発車すると川を渡り、福岡県北九州市・若松区から八幡西区へと変わります。引き続き工業地帯を見ながら走ります。
やがて住宅地を見ながら南西へ走るようになり、本城に着きます。
本城駅にて。周辺は台地で、団地も見られる住宅地になっています。
本城を発車後も住宅地を見ながら走り、切り通しを進んだ後に市街地へ出ます。そして鹿児島本線をアンダーパスすると折尾に到着します。
筑豊本線の折尾駅は地平にあり、相対式ホーム2面2線の構造です。直方方面への電車も短絡線経由列車を除きここから発着しています。
ホーム北側には鹿児島本線がオーバーパスしています。折尾駅は日本で最初の立体交差駅として有名です。
ホーム北側には鹿児島本線がオーバーパスしています。折尾駅は日本で最初の立体交差駅として有名です。
折尾駅東口には大正5年(1916年)に完成した古い駅舎が使用され続けていましたが、高架化事業により2012年10月より取り壊しが始まり、現存していません。
(つづく)
今回の区間では普通列車のみの運転です。
また、運転区間は大半が若松~折尾の若松線内運転列車ですが、朝夕を中心に若松~直方を運転する列車が一部あります。
データイムと早朝・深夜は不等間隔で毎時2本、朝夕は毎時3本程度の運転です。
また、運転区間は大半が若松~折尾の若松線内運転列車ですが、朝夕を中心に若松~直方を運転する列車が一部あります。
データイムと早朝・深夜は不等間隔で毎時2本、朝夕は毎時3本程度の運転です。
使用車両はキハ40形・キハ47形・キハ147形のキハ40系グループを主体に、キハ31形も使用されているようです。
若松~折尾の所要時間は18分~19分です。全区間複線なので列車ごとの所要時間に大差ありませんが、速度が抑えられているので営業キロに対して時間を要しています。
乗換駅 | 乗換路線 |
折尾駅 | JR九州:筑豊本線(【福北ゆたか線】直方方面、黒崎~東水巻の短絡線 <鷹見口まで徒歩3分> ) |
折尾駅 | JR九州:鹿児島本線 |
(参考:Wikipedia)