第562回('08) 新幹線と『しなの』、そして信越本線の普通列車を乗り継いで直江津へ | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2008年7月19日~22日、3連休+有給1日で4連休を取り、3泊4日の日程で関東甲信越方面を乗り鉄しました。
2日目の7月20日からは『青春18きっぷ』を使用しました。

今回は初日、7月19日の行程です。
この日はまだ『青春18きっぷ』が使えないので、新幹線と特急に乗りつつ普通乗車券で加古川から直江津まで移動しました。
今回の日程 2008年7月19日(土)  

加古川1008(山陽本線・3230M新快速)1018西明石1039(山陽新幹線・こだま628号)1105新大阪1117(東海道新幹線・のぞみ80号)1208名古屋1300(中央本線【中央西線】→篠ノ井線→信越本線・1013M L特急ワイドビューしなの13号)1548長野1611(信越本線・351M)1746直江津

【宿泊】
この日は近年の私の乗り鉄旅行では珍しくスロースタートになりました。7時に起床し、朝食後に旅支度をしてから9時30分頃に自宅を出発。加古川駅からはJR神戸線の上り新快速(223系8+4連)に乗り、通路側の席に座って次の停車駅である西明石駅で下車しました。

西明石駅では少し待って山陽新幹線『こだま628号』に乗車しました。三井住友カラーの100系K55編成6連で、私は3号車の禁煙自由席の窓側席に座って新大阪駅まで移動しました。車内はガラガラでした。



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そして新大阪駅では東海道新幹線『のぞみ80号』(700系JR西日本B編成16連)に乗り継ぎました。広島始発の列車なので自由席の乗車率が気になりましたが、意外と新大阪駅での下車客が多く、私はE席にこそ座れなかったものの、3列席の窓側A席に座ることができました。そして車窓風景を眺めながら名古屋までの51分の道中を楽しみました。

名古屋駅で下車後は新幹線ホームから在来線ホームへ。そしてホーム南側にあるきしめん屋で、玉子入りきしめんを食べましたが、食券が自動券売機の受取口で消える?アクシデントが発生しました。私は店員に申し出ました。すると、私が注文したメニューの履歴が確認できたということで、食券なしでも玉子入りきしめんを食べることができました。2008年は既に至る所でIT化されていたので今回は事なきを得ましたが、これが20世紀の出来事だったらもう一度食券を買い直す羽目になっていたかもしれません…。

昼食後は13時発の中央西線L特急『(ワイドビュー)しなの13号』(383系6連)の自由席に乗車するために、乗車口に並びましたが、既に4人先客がいました。しばらく待っていると私の後ろには10人以上が列を作っていました。そして12時30分に列車は入線し、ドアが開くと皆順番に乗車していきました。私は長野まで乗り通しますが、善光寺平の見える進行方向右側の窓側席に座りました。自由席は全ての窓側席と一部の通路側席が埋まる状況で、私の隣席は空席でした。

『しなの13号』は定刻の13時に名古屋を発車しました。この列車の次の停車駅は中津川で、すなわち千種と多治見を通過する『しなの』唯一の速達タイプ列車でした。この両駅を通過する場面は痛快な気分になりました(千種駅、多治見駅を利用されている皆様、失礼致しました)。列車はノンストップで走り、中津川からは木曽川沿いの木曽谷へと入っていきます。途中、車内の自動放送で『寝覚の床』について説明がありましたが、左側車窓からしか見えないので今回は諦めました。列車はなおも木曽谷を走り続け、盆地に出ると塩尻に到着し、JR東日本エリアの篠ノ井線へと入っていきます。松本では多くの乗客が下車しましたが、入れ替わりにほぼ同数の客が乗ってきました。松本~長野の長野県内都市間輸送でも『しなの』は活躍しているようです。
松本からはローカルな区間を走り、冠着を通過してトンネルを抜けると右手には善光寺平を望むことができました。この日は晴れていたので良かったです。



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そして列車は姨捨駅や信号場を通過して勾配を下り続け、篠ノ井駅から長野新幹線が並行する信越本線を走り、名古屋を発車して2時間48分後の15時48分、定刻に終点の長野に到着しました。



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長野駅では改札を出ずに、23分の連絡で発車する信越本線・直江津行き351Mに乗車しました。長野色の115系3連で、私は空いているボックス席の進行方向窓側席に座りました。発車直前にはほぼ全座席が埋まるほどの乗車率となりました。



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351Mは定刻に長野を発車し、まずはリンゴ園の中を走ります。豊野で飯山線が分岐すると山間部へと入りますが、スピードが上がりません。乗客は減る一方で、長野県内最後の駅となる黒姫発車時には意外にもガラガラになっていました…。新潟県へ入ると乗客が増えるかと思いきや、妙高高原や関山でもなかなか増えません。そしてスイッチバック構造の残る二本木駅でも乗降は僅かでしたが、ここでは3分ほど停車するとのことで、車外へ出て写真撮影をしました。駅西側にある日本曹達二本木工場への専用線跡も見ることができました。



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二本木を発車後は一旦引上げ線へと後退してから本線へと戻り、高田平野へと入っていきます。そして、新井から先の各駅では高校生などが乗ってきて乗車率が上がりました。そして高田でも乗客が増えましたが、終点の直江津が近いからか座席に座らない乗客も多く見られました。そして長野を発車してから1時間35分の乗車で終点の直江津駅に到着しました。



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この日の宿は直江津なので、私は下車して改札を出ました。そして橋上駅舎の北口から外へ出ましたが、駅ホームを見ると、『トワイライトエクスプレス』が停車していました。そして北口の西側にある「イトーヨーカドー」に入り、飲食店を探しましたが見つかりませんでした…。店内で携帯電話の地図アプリを見て確認すると、近くにセブンイレブンがあることを発見したのでセブンへ。夕食と翌日の朝食を調達しましたが、7月はセブンイレブンの月なのでイベントがあり、スピードくじを引きました。結果は下等だったと記憶していますw

その後は直江津駅西側にある「ホテルα-1上越」へチェックインして、夕食後に入浴してテレビを観ながらくつろいでいました。そして23時頃に就寝しました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません


(参考:Wikipedia)