今回は、神戸市の人工島、ポートアイランドへの足として開業し、2006年にさらに沖合いにオープンした神戸空港(愛称：マリンエア)へのアクセス路線も担うようになったポートライナーの中でも、1981年の開業当時からの路線、南公園・中埠頭・北埠頭を通りポートアイランドを一周して三宮へ戻ってくる系統・路線を紹介します。
なお、三宮～中埠頭～市民広場間につきましては、前回の神戸空港方面への路線の記事と一部重複しますがご了承下さい。
| 路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
| 神戸新交通：ポートアイランド線 | 三宮→北埠頭→三宮 | 9.2km | 新交通システム |
| 区間 | 営業キロ | 備考 |
| 市民広場→北埠頭→中公園 | 2.6km | 全線単線(一方通行) |
| 踏破達成時 | 2000年4月 |
| 撮影時 | 2009年2月 |
島式ホーム１面２線で、発車するとすぐに右へカーブするのがわかります。
三宮駅～貿易センター駅の間はビルの合間を一直線に進みます。
車窓左側には、かつて貨物駅の神戸港駅がありました。今度は左側から海が近づいてきてます。
ちなみに写真の車両はポートライナーの開業時より活躍していた8000型で、2009年に引退しました。
ポートターミナル駅を過ぎると、道路橋の神戸大橋に隣接するポートピア大橋を渡り、ポートアイランドに入ります。
南公園駅には『ＩＫＥＡ前』の副駅名が付いています。
また、『ＩＫＥＡ』の場所にはかつて阪急系遊園地の『神戸ポートピアランド』がありました。
中公園駅からは、遠くに神戸市街や六甲山地を望みながら北上し、すぐに北埠頭駅に到着します。
ここでも正面に神戸市街、そして六甲山地が見渡せます。
そしてポートターミナル駅、貿易センター駅と進みます。
データイムはすべて三宮→北埠頭回り→三宮をラケット状に一周する運転で毎時６本あります。朝と夕方以降は本数が増え、車両基地のある中埠頭を始発、終着の列車もあります。すべて各駅停車です。
但し、市民広場→南公園→中埠頭→北埠頭→中公園の間は一方通行で、途中３駅から神戸空港方面へは中公園で、神戸空港から途中３駅へは市民広場で乗換が必要です。
但し、市民広場→南公園→中埠頭→北埠頭→中公園の間は一方通行で、途中３駅から神戸空港方面へは中公園で、神戸空港から途中３駅へは市民広場で乗換が必要です。
また、神戸空港方面行きの列車と区間の重複する三宮～中公園間と神戸空港・北埠頭方面の市民病院前と市民広場では、さらに毎時６本多く運転されていて、快速(神戸空港方面のみの運転)通過駅でも毎時１０本と利便性は高いです。
最大の注意点としては、前述のように一方通行の運転なので、南公園、中埠頭、北埠頭の各駅へは中公園駅では乗換不可能です(但し、以上の３駅から神戸空港方面への乗換は可能)。三宮から来る北埠頭方面行き電車をご利用下さい。
最後に、所要時間は三宮→北埠頭で17分、北埠頭→三宮は10分で、一周28分です。
ちなみに、三宮から一周して三宮に戻ってくる運賃が設定されていません(かつては均一運賃だったので普通乗車券での一周乗車が可能でしたが)。１日乗車券の使用や途中下車をしながら一周するのが無難です。
ちなみに、三宮から一周して三宮に戻ってくる運賃が設定されていません(かつては均一運賃だったので普通乗車券での一周乗車が可能でしたが)。１日乗車券の使用や途中下車をしながら一周するのが無難です。
のりかえ
| 乗換駅 | 乗換路線 |
| 三宮駅 | ＪＲ西日本(三ノ宮駅)：東海道本線【JR神戸線】 |
| 三宮駅 | 阪急電鉄(神戸三宮駅)：神戸本線、神戸高速線 |
| 三宮駅 | 阪神電気鉄道(神戸三宮駅)：本線 |
| 三宮駅 | 神戸市営地下鉄：西神・山手線、海岸線(三宮・花時計前駅) |
| 市民広場駅 | 神戸新交通：ポートアイランド線(神戸空港方面) |
| 中公園駅 | 神戸新交通：ポートアイランド線(神戸空港方面) |
(参考：Wikipedia)