小田急江ノ島線(2010年３月訪問)

今回は、小田急江ノ島線を紹介します。
尚、今回は行程の関係で片瀬江ノ島→相模大野の順で紹介させて頂きます。

(Yahoo!地図を使用)  

路線名	区間	営業キロ	備考
小田急電鉄江ノ島線	相模大野～片瀬江ノ島	27.6km(※1)	全線複線・直流1,500V電化

(※1)江ノ島線の正式な起点は相模大野駅より0.2km片瀬江ノ島方の相模大野分岐点。従って、当線そのものの営業キロは27.4km。      

踏破達成時	2005年12月
撮影時	2010年3月

片瀬江ノ島駅の駅舎です。竜宮城みたいな駅舎です。海水浴シーズンになると人であふれかえるのでしょうか？
また、江ノ島電鉄江ノ島駅、湘南モノレール湘南江の島駅は駅前の境川の対岸にあり、徒歩約１０分かかります。
ちなみに、江の島へは片瀬江ノ島駅からが一番近いです。

片瀬江ノ島駅は頭端式ホーム２面３線で、真ん中の線は両側の扉を開けることが可能です。

片瀬江ノ島を発車すると、江ノ島線は地図上では海の近くを通っていますが、実際は民家に阻まれ海を見る事は不可能です。住宅街の中をカーブしながら鵠沼海岸、本鵠沼と進み、相模大野からの線路と合流すると藤沢です。

藤沢駅も片瀬江ノ島駅と同じく頭端式ホーム２面３線です。江ノ島線を通して運転する電車は藤沢駅でスイッチバックし、進行方向が変わります。

藤沢を発車するとすぐに相模大野方面と片瀬江ノ島方面が分かれます。相模大野方面はすぐに築堤に上がり、ＪＲ東海道本線をオーバーパスして、相模大野まで北上を続けます。

藤沢本町～善行間には、線内唯一のトンネルがあります。この付近では丘陵地の住宅街を走り、善行を過ぎると畑の中を走ったりします。

六会日大前からはず～っと住宅街の中を走ります。湘南台では相模鉄道、横浜市営地下鉄と乗り換えができます。どちらからでも横浜駅へ行けますが、相鉄の方が速いです。
次の長後は２面４線で、各駅停車が優等列車を待避できます。急行は停まりますが、快速急行は通過します。藤沢市から大和市に入ってすぐの高座渋谷は、駅の真下を東海道新幹線が横切っています。その次の桜ヶ丘は構内に保線基地があります。

桜ヶ丘を過ぎると大和市街に入り、高架線になって大和に到着します。なお、相模鉄道の大和駅は地下にあります。

大和を発車すると高架区間が終わり、東名高速道路、国道246号線と交差します。駅間の近い鶴間と南林間を過ぎると次は東急田園都市線の終着駅でもある中央林間です。渋谷方面は乗り換えです。

中央林間を発車すると大和市からこのほど政令指定都市に移行した相模原市の南区に入り、東林間に到着します。

東林間～相模大野では、上下線が大きく離れます。上下線の間には留置線が多数あり、車両が留置されています。また、上り線は小田原線の上下線をオーバーパスし、小田原線と平面交差せずに方向別の配線になり、相模大野駅に進入します。

相模大野駅は島式ホーム２面６線で、中央に通過線を持つ大規模な駅です。
江ノ島線電車と小田原線新宿方面の電車は同一ホームでスムーズに乗り換えができます。

乗り鉄の注意点   

平日データイムは相模大野～藤沢で時間当たり快速急行２本、急行１本、各駅停車６本で、快速急行は藤沢止まりで、急行も一部藤沢止まりがありますが全線を通して利便性は高いです。また、特急ロマンスカー「えのしま号」も土休日を中心に運転されています。但し、本数は少ないですが…。
全線の所要時間は快速急行利用で３０分前後、各停で４５分前後です。

のりかえ  

乗換駅	乗換路線
相模大野駅	小田急電鉄：小田原線 (新宿方面、小田原方面)
中央林間駅	東京急行電鉄：田園都市線
大和駅	相模鉄道：本線【相鉄本線】
湘南台駅	相模鉄道：いずみ野線、横浜市営地下鉄：ブルーライン(1号線)
藤沢駅	JR東日本：東海道本線、<湘南新宿ライン>、(東海道貨物線)     江ノ島電鉄：江ノ島電鉄線
片瀬江ノ島駅	江ノ島電鉄：江ノ島電鉄線 (江ノ島駅まで徒歩8分)
片瀬江ノ島駅	湘南モノレール：江の島線 (湘南江の島駅まで徒歩10分)
片瀬江ノ島駅	江の島エスカー (有料エスカレーター。1区乗り場まで徒歩20分)

  

(参考：Wikipedia)