今回も「ハート催眠心理研究所」
田中元気先生の記事を続けて紹介
します。

今回は「ほめる」ことの重要性に
ついて心理学的見地から書いて
いらっしゃいます。

ハート催眠研究所ブログ

10月16日付け投稿記事
「ほめてあげましょう!」

ちなみに田中先生には、私のブログ
をこの記事内でご紹介いただきましたニコニコ


ほめるということは、子供という
存在を性善説の視点で捉えると
いうことではないかと思います。

つまり、子供とは

「素晴らしい」

「未来の宝物」

「純真無垢」

・・・

など、その存在を認めるという
視点です。

そうすれば、子供たちのことを
肯定的に捉えられる。

「子供らしさ」を認めるという
視点ですね。



でも逆に性悪説で見た場合は
どうでしょうか?

「落ち着きない」

「集中できない」

「ふざける」

・・・

など、特徴を否定的に捉えて、
「子供らしさ」を認めない視点
です。


だから子供たちのやることなすこと

「ダメなこと」

と感じ、イライラが始まるのですプンプン



性善説で子供たちをみてあげること。

認めてあげることで伸びるのだと
私は思います。

良くも悪くもその子の特徴・個性。

それらを丸ごと受け入れられれば、
子供たちとの距離も縮まるはず。

もっと認めてあげましょうニコニコ

子供たちはきっと輝きを放つことでしょうキラキラ



【シュガーの今日のひと品】

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎 夏海

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定番の「もしドラ」です。

この本の中で

「野球部にとっての顧客とは」

という問いかけについて、ストーリー
が展開されている場面があります。


少年野球チームを一つの企業とみた
場合とします。

そこでプレイする子供たちが成果を
あげることで喜ぶ人(顧客)は誰
でしょうか・・・はてなマーク

少なくとも指導者=経営者と見立てれば、
指導者は対象外です。



この本的に言うならば、最大の顧客は
はチームの子供たちそのものであると
いうことになります。

野球を通して健全な心と身体を養い、
将来社会の一員として立派に生きて
いくための土台を作ること。

子供たち自身が野球を通してたくさん
のことを学び、

「あのチームで野球をやってよかったニコニコ

と思えたら、それが最大の顧客満足
ということだと私は解釈します。



もちろん子供の成長は親にとっても
最大の喜び。

そういう意味では、親も顧客の一つ
ということになるでしょう。



「あの指導者に指導してもらえてよかったニコニコ

と思ってもらえるような指導者になりたい
ものですねニコニコ

指導者冥利に尽きますニコニコ


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以前紹介した「ハート催眠心理研究所」の
田中元気先生。

今回も私に多くの気づきを与えていた
だいた先生のブログ記事を紹介します(^^

キーワードは

「長期的視野」

です。

10月15日付け投稿記事
「長期的な視野が大切」


みなさんも是非参考になさってくださいニコニコ



【シュガーの今日のひと品】

今日からはじめる!左バッターに3カ月でなれる本/西尾 典文

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「左バッターに3ヶ月でなれる本」

これは右打者が左に変えるという
視点で書かれた本です。

しかし、もともと左打者でも参考に
なる本だと思います。

DVD付きですので、繰り返し見る
ことができます。

やはり視覚情報は活字の比ではあり
ませんからねニコニコ

ちなみにうちの息子は自然にできた
左打ち(右投げ)です。


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「継続は力なり」という言葉がありますね。

私はこの言葉を信条としています。



一朝一夕では力はつきません。

もちろん特効薬などありません。

それは誰しも分かっていること。

でも続けることは難しい。

人間誰しも億劫に感じたり、サボりたいと
思うときがありますから。

しかし大人でも子供でも好きなことや楽しく
感じることなら続けられますよね。

つまり

「継続するためには楽しむこと(楽しめること)」

だと思うのです。



そして楽しいときって、誰しも表情が緩みますニコニコ

自然に笑顔になりますねニコニコ

こういう時って、ものすごく集中しています。

だからものすごいエネルギーを感じます。

結果、自分も驚くようなプレイができること
があります。



「楽しいから笑顔になる」

これはごく自然なこと。

それじゃ、その逆は成り立ちませんかはてなマーク

つまり

「笑顔になると楽しくなる」

私は成り立つと思います。



私は一頃、子供たちと一緒に笑顔の練習をしていましたにひひ

笑顔の効用は医学的にも証明されているようですニコニコ

ちなみに笑顔を作ると自律神経である副交感神経優位
になり、呼吸・脈拍・血圧等が緩やかになるとのこと。

そして精神的にリラックス状態になり、集中力も増す
のだそうです。

ゆえに子供たちに気持ちよく野球をさせてあげさえ
すれば、無理強いせずとも自然に上達していくのです。



参考までに私が子供たちと一緒にやってた笑顔を作る
練習をご紹介しますニコニコ


【1】風船運動
ほっぺたの中に空気を入れて上下左右に動かすニコニコ


【2】口角を上げる
口の角の上げ戻しをするニコニコ


【3】ほっぺたの筋肉を上下に動かす
左右の目を交互にウインクしてほっぺたの筋肉を上げ下げするニコニコ




これは野坂礼子さんという心理カウンセラーの方が
紹介されている方法です。

また、「笑顔セラピー」の普及にも努めていらっしゃっていて、
たくさんの著書も執筆されています。



野坂さんは著書の中で

「形だけでも笑顔を作るとそのうち心も笑顔になる」

「形だけでも笑顔の練習をすることが大切」

とおっしゃっています。

形から入れば心も変えられるということなんですニコニコ

怒鳴ることがどれだけ子供たちの力を封じ込めて
いるか、これで分かっていただけたと思います。



みなさん(大人)は笑顔で野球やってますかはてなマーク

子供たちにばかり

「笑顔作れビックリマーク


って言ってもダメですよ!!

大人がまずやらなきゃ。

大人が楽しくないと、子供も楽しくありませんから。

大人から進んで笑顔を作るんですビックリマーク

初めはひきつってもよいのです。

進んでやりましょう!!


大人は何事も率先垂範ありきビックリマーク

これ当たり前のことですよにひひ



【シュガーの今日のひと品】


駒田徳広―問いただす“間違いだらけ”の打撃指導 (名手に学ぶプロフェッショナル野球論)/駒田 徳広

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元読売巨人軍(元横浜ベイスターズ)の満塁男
と言えばこの人、駒田徳広さん野球ボール

私が読者にさせていただいているブロガーさん
のおすすめということで早速購入しましたニコニコ


打撃指導でよく使われる

「上から叩け」

「ワキを締めろ」

駒田さんは、これを見事に覆し独自の理論を展開
されています。

これ絶対おすすめです!!

そのうち内容はシェアしたいと思いますニコニコ



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前回話した「キャッチボールの精神」

「心くばり」「協力」「助け合い」・・・そして「喜び」


野球の全てが詰まった「キャッチボール」野球ボール


その意味を指導者の方々は是非子供たちに教えて
あげていただきたい。


あるいは、指導者自身が理解していないのなら、
理解していただきたい。


怒鳴る暇があったら、それを理解し、子供たちに
伝える努力をしていただきたいのです。



正直、技術を教えるのは誰でもできると思います。

でも精神を教えるのはなかなか難しいでしょう。

なぜなら、同じ野球人でも、各々育ってきた環境
によって価値観が異なるからです。



基本と言われるキャッチボーにしても、

「基本技術」

としか捉えないか、

「基本技術」+「基本精神」

と捉えるかで、大きく指導が異なります。



心という土台が出来て初めて、技術・基礎体力が
身に付いていくものだと私は思います。

そして小学生にこそ、その土台作りを中心に据えた
指導を行うべきではないでしょうかはてなマーク



キャッチボールは社会生活そのものだと私は
思っています。

ボールは手から離れた瞬間、投げ手の思いを
乗せて相手に向かって行きます。


投げ手の

「期待」

「希望」

「祈り」


が託され、ボールは受け手に向かいます。

そして受け手はその思いに応えようとします。



よくキャッチボールは

「コミュニケーション」

であると言われますよね。



投げ手と受け手の思いが、双方の間で駆け巡り、
やがて、

「信頼関係」

「友情」

「絆」


が生まれていきます。



人間は社会的存在です。

人と人の「間」を取り持つから、「人間」と言うそうです。

決して一人では生きてはいけないのが「人間」です。



チームも一つの社会であると言えます。

その社会が血が通い、生き生きしたものになるためには、
人と人との意思疎通が不可欠です。

人を思いやる心・友情があってこそチームは結束します。

ゆえに同じ目標に向かってエネルギーを発揮できるのでは
ないでしょうか!?

キャッチボールは、野球に不可欠な技術と精神を養うと
共に、立派な社会の一員を育てるきっかけにもなると私
は思っています。



少し哲学的な話になりました。

でも、社会で生きていく一員を育てているという自覚が
あれば、子供たちのプレーや、試合の結果に一喜一憂し、
怒鳴り散らすことなどもないでしょう。


言葉が過ぎるかも知れませんが、そういう指導者は正直

「レベル低すぎ」


です!!


自己中指導者には気づいて欲しものですが・・・ガーン




【シュガーの今日のひと品】


野球上達練習法ナビ―なるほどのアイディア満載 (B・B MOOK 635 スポーツシリーズ N.../著者不明

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野球の練習方法アイディア満載の本です。



子供はありきたりの練習では飽きてしまします。

いかに飽きさせずに練習させるように持っていくか
が、指導者の腕の見せ所です。

そして、やらせるにしてもきちんとその理由と
期待できる効果を説明して上げることが大事。



子供たちもバカではありません。

きちんと説明すれば分かってくれます。



「言っても分かんないから」

なんていって、「とにかくやれ」的な指導者は
単に怠慢なだけ。

もっと自分を磨きましょう!?

子供たちばかりに言わないで・・・にひひ



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キャッチボールはなぜ野球の基本なのでしょうかはてなマーク

他のブロガーの方から頂いたご意見に、

「キャッチボールは体幹を使うので、基礎となる体幹の力を鍛えるため」

というのがありましたニコニコ


確かに野球の筋肉は野球で作るものと言われています。

ましてや小学生の時代は一つのスポーツだけでなく、
いろいろな遊びを経験させる必要があります。

その遊びを通して、楽しみながら基礎体力や敏捷性
などの神経系を鍛えていくことが必要だとされて
います。



よく「心技体」という言葉が使われますが、今回は

「心」

とキャッチボールの関わりに焦点を当て、私なりの
見解を書いていきたいと思います。



「なぜキャッチボールが基本なのかはてなマーク

を語る際、忘れてはならないのは技術以上に大切なもの。

それは根底にある「考え方」だと私は思うんですね。



例えば、無死か一死で、三塁にのみ走者がいます。

打者が三塁ゴロを打ちました。

三塁走者はホームへ向かって猛然とスタートを切りました。

三塁手はゴロを捕球して、すぐさま捕手へバックホーム送球しました。

この時三塁手は捕手のどこを狙って投げるべきなのでしょうかはてなマーク



あるいは、無死か一死で、走者が満塁の場面です。

打者が三塁ゴロを打ちました。

三塁走者はホームへ向かって猛然とスタートを切りました。

三塁手はゴロを捕球して、すぐさま捕手へバックホーム送球しました。

この時三塁手は捕手のどこを狙って投げるべきなのでしょうかはてなマーク



同じバックホームでも状況の違いで、狙って投げる位置も
変わってきます。

先例ではタッチプレーになるため、捕手が走者にタッチの
しやすい位置に投げたい。

つまり膝を折って送球を待つ捕手の膝の当たりを狙うべきです。



また、後例ではフォースプレーで一塁転送してダブルプレー
を狙う場面です。

だから、ホームを踏んで立つ捕手の肩、あるいは胸の高さに
送球するべきだと思います。



つまりこの場合、三塁手は捕手が次の動作に移りやすいように、
状況に応じて狙う位置を変えるという

「心くばり」

が必要ということなのです。



要するに何が言いたいかというと、

勝利という目標に向かって助け合い、協力し合うという
仲間同志の「思いやり」や「気配り」の精神。

それこそが

「キャッチボールの精神」

だということ。



狙ったところに投げられるようにするための技術練習。

あるいは、単なる肩慣らしという考えの人もいるかも
知れません。

でもキャッチボールはそれだけではありません。



相手と協力して一つのプレーを完成すること。

そして、それを積み上げながら、ともに同じ「勝利」
という目標にに向かって進む喜び。

キャッチボールは心技体の「心」と「技」を両側面
を持っています。

そして、野球の基礎的部分を持っているからこそ、

「野球の基本」

と言えるのだと思います。



ところが勝利至上主義の指導者は、子供たちを早く
上手くさせたいと思っています。

そして結果を求めます。

結果が全てと考えている。

結果にしか興味がない・・・。


つまり、結果や技術的な要求を強いるあまり、大切な
精神を子供たちに説いていないのではないのでしょうか!?

あるいは指導者自身が、そのような大切な精神を理解
していないのではないでしょうか!?



子供たちに、野球の根底にある本質をきっちり説明
できてこそ、一人前の少年野球指導者だと私は思う
のです。

指導者は教育者であるべき」

私はごくごく当たり前のことだと思っていますが、
いかがでしょうかはてなマーク



【シュガーの今日のひと品】

甲子園の心を求めて(ふたたび)

¥1,260
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タイトルは「甲子園の心を求めて」ですが、大切な
「野球の精神」について書かれています。



「勝つ」ことは大事なことです。

でも、それ以上に大切なことは何かを、この本は気づ
かせてくれました。

「技は心なり」


この本に書かれている印象的な言葉。

これが子供たちを指導する上での私の礎となっていますニコニコ



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キャッチボールが野球の基本技術であることは、野球を
やっている万人の共通事項ですね。

これだけは時代が変わろうとも

「普遍の心理」

であることには違いないと思います。



キャッチボールには、

「ボールをよく見ること」

「瞬時に判断すること」

「足を使って素早くスタートを切ること」

など、野球における基本動作が全て含まれている
ものであり、これがしっかり出来ている子は守備
に限らず、打撃・走塁も上手です。



でもこれだけで

「なぜキャッチボールが大切なのか」

を語れるでしょうかはてなマーク

私は不十分だと思います。



このブログを読んで頂いているみなさんは
いかがお考えでしょうかはてなマーク

私も真摯に勉強したいと思っていますので、
この件についてみなさんからのコメントを
頂ければ幸いですニコニコ


次回はみなさんからの意見をもとに、私の見解
も踏まえてブログを書きたいと思いますニコニコ



【シュガーの今日のひと品】

バッティングが変わる!驚異のシンクロ打法―発見!タイミングの法則/手塚 一志

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私はこの著者の手塚一志さんの本は好きで、
結構読んでいます。

このシンクロ打法も非常に興味深い本ですニコニコ

投手のタイミングを合わせる方法が丁寧に解説
されています。

殆どのプロ野球選手が実践していて、某高校
野球部にこの方法を伝授したら、実に7割を
超す打者があらわれたとか・・・叫び


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今日は3連休日の最終日(^^

息子連れて秋季高校野球大会を観戦してきました(^^♪

(野球の練習サボって・・・ヒソヒソ



今までも息子を連れて、地方大会などよく観に
連れて行きました。

初めて高校野球観戦に連れて行ったのが、
小学1年生の*夏*でした。

飛行機電車を乗り継ぐこと約2時間半。

ここへ連れて行きました。

$少年野球指導「らしさ」塾-阪神甲子園球場


高校野球の聖地

「阪神甲子園球場」

です甲子園



私もこの時は大学生時代以来、13年ぶり6度目の
夏の甲子園でしたにひひ

そして初めて息子と一緒に観た試合。

こちらです(^^





しかもいきなりラッキーなことに私の地元である
岩手県代表花巻東の試合ニコニコ

ちなみに雄星が1年生で甲子園デビューした
試合です甲子園



目をウルウルきらきらしながら観戦した記憶があります。

13年ぶりの甲子園ということと、自分の息子と
この聖地甲子園に来んだという想いが感涙となって
出てきました(´_`。)


それとこの新潟明訓の永井という投手が物凄かったべーっだ!

ストレートが140キロ台中盤で、しかもスライダー、
シンカーが切れて、花東打線が手も足も出ず完全に
封じ込まれてましたね。

全国大会に出てくる投手はレベルが段違いだと改めて
感じました叫び



これをきっかけに息子は、親父と同じく高校野球
にハマり、そして野球にハマっていきましたにひひ

やはり小さい頃から生の試合を観せてきたので、
小学生にしては、かなり「野球頭」が出来ています。

息子のことを褒める訳ではないのですが、視点が鋭い
のです。

親の私でも気がつかないところをズバリ指摘して
くるのです叫び



例えば今日観戦した試合でのこと。

ライトフライのタッチアップで3塁走者が本塁へ
生還したシーンがありました。

その直後、野手が三塁に送球し、三塁手がベース
を踏んで塁審にアピール。

塁審は「アウト」を宣告しました。



タッチアップの場合、野手が捕球するタイミングより
走者がスタートするタイミングが早いのではと、

「念のため」

の意味も含めて元の塁にタッチして塁審にアピール
するシーンがよく見られます。



私はライトへ飛球が上がった瞬間、その方向に目が
行ってしまって、3塁走者のスタートのタイミング
までは見ていませんでした。

「えっはてなマーク 今の早かったかはてなマーク

って息子に言ったら、息子はさらりと

「3塁走者のスタートの方が早かった、ボク見てたよビックリマーク

「この位置(3塁内野席側)からなら分かるよ」


3塁側に座っていたので、同じ視界で捉えられたので
しょうけど、私も

「ドキッ」

っとしてしまいました(ノ゚ο゚)ノ



「よく見てたな・・・ニコニコ

って言うのが精一杯でした(;^_^A



これは、息子が特別な能力を持っている云々とうこと
では決してありません。

野球を数多く観て、また自分自身も試合を経験して
きた中で自然に培われていった「野球頭」であると
思っています。

つまり、きっかけの与え方次第で子供は自然に育って
いくものだということを言いたいだけなのです。



私も息子を野球に無理強いして引き込んだわけでも
ないし、きっかけを与え続けたということ。

それで息子が野球を選んだというだけです。



無理にやらせなくても

「どのようにしてきっかけを作ってやるか」

だけだと思うんですよね。



無理にやらせようとするから長く続かない
わけです。

子供たちに無理なことばかり要求していると、

「嫌々やらされるのが野球というもの」

と錯覚してしまいます。


そして楽しいから始めた

「自分のため野球」

だったはずなのに、いつの間にか、

「監督やコーチのための野球」

にすり替えられてしまっているのです。

そして苦痛としか感じない野球を辞めていくのです。



小学生の間は無理強いは絶対禁物です。

「野球って楽しいビックリマーク

「だから大人になっても続けていくんだビックリマーク



って子供たちに思ってもらえるように指導するのが
大人の役目ではないでしょうかはてなマーク


少なくとも子供たちのことを

「ストレスを発散する格好の対象」

と考えているとしたら、そういう人は指導者を即刻
辞めて欲しいですねプンプン

そういう指導者は明らかに百害あっても一利など
ありませんからむっ



やはり指導が上手な指導者は、子供の特徴を理解し、
上手にきっかけを与える努力をしています。

野球に限らず、教育者たるものかくあるべきだと、
私は思います。



【シュガーの今日のひと品】


野球用 スコアブック リング式 成美堂 (品番9139)

¥1,299
楽天


スコアブック野球ボール

私的には、この成美堂のスコアブックが一番好きな
形式です。

ちなみに私は少年野球はもちろんですが、野球観戦
に行くときなどは必ずスコアブックをつけます。

野球の楽しさって、こういう記録をつけて分析する
ところにもあるんですよねニコニコ



ちなみに息子もスコア付けられますよニコニコ

もし、

「まだ小学生は早いし、それに難しいよビックリマーク


って考えているとしたら、それが

「あなたの限界=子供の限界」

なのです。

勝手に限界決めているのは大人。

勝手に枠を決めてしまうのも大人。

あなたの中の「常識」ってやつを一度疑ってみたらいかがでしょうか!?

矛盾があることに気づくはずなのですがにひひ


「~らしい」という言葉があります。

「自分らしい」

「あの人らしい」

「スポーツマンらしい」

・・・。


私はこの「~らしい(さ)」という言葉が大好きです(^^

ちなみにウェブ上の辞書(大辞泉)で「らしさ」で検索
してみると、以下のようなことが書いてありました。


1 《接尾語「らしい」の語幹に、接尾語「さ」の付いた語》
名詞や形容動詞の語幹に付いて、そのものの特徴がよく出ていることを表す。
「自分―」「子供―」「確か―」

2 《単独で用いて》その人や物事の特徴。
「―を発揮する」



いわゆる一言で言うと、そのものの

「特徴」

ということになります。


私はこれを

「個性」

と解釈しています。



「子供らしさ」

それでは子供の特徴とはなんでしょうかはてなマーク

連想する言葉


「純粋」

「無邪気」

「わんぱく」

「やんちゃ」

「元気」

「活発」

「素直」

「従順」

「常識知らず」


・・・・。


結構ありますニコニコ

そして、誰もが素晴らしい個性を持っています。



もし、この特徴・個性を生かしたら、あるいは
大人がそれを引き出すことができたら・・・。

ものすごいパワーになると思いませんか!?

子供たちの潜在的な能力は計り知れないものが
あります頑張ります!

でも、これを全て殺してしまっているのは、
指導者の無神経な言動に他なりません。



子供には「子供らしさ」というものが絶対に
必要なのです。

そして、その年代やレベルにあった指導が
必要なのです。

的確な指導を実践していれば、そんなに躍起
にならなくても子供たちは自然に伸びていく
もの。

だからこそ指導者自身も大いに勉強すべき
なのです。



でも、怒鳴る指導者は子供の特徴など一切無視ビックリマーク

もっと酷いと子供の人格まで無視ビックリマーク

野球ができない=非人間

みたいな扱いようです。

自分の気持ちが収まるのであれば、暴言吐こうが、
何しようが一切お構いなしですからガーン



「子供たちは俺のために野球やっている」

言動からみても、いかにもこんな勘違いも甚だしい
指導者が多いように思えてなりません。

非常に残念なことですガーン



私はこのブログを通じて、子供の「らしさ」の重要性と、
それを引き出すべき「指導者のあり方」について、今後も
発信し続けていきたいと思いますガンバル!



【シュガーの今日のひと品】


決定版 ベースボール基本の「き」/清水 隆一

¥1,890
Amazon.co.jp

これはタイトル通り、野球の基本について書かれた本
です。

野球動作の技術的なことを、人の自然な身体の動き
から理論づけしていて、誰でも分かりやすく書かれて
います。

また、特に巻末の146ページ以降は指導者必見ですビックリマーク

「選手にとってよき指導者とは」

について書かれていますよにひひ



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今日は3連休の初日(^^

我チームは、県外からもチームが集う
大きな大会に参加しました。



初戦で過去に全国大会にも出場経験のある
チームと戦いましたが、僅差で敗退しょぼん

でも、子供たちは精一杯やりましたニコニコ



と、ここまではよかったのですが・・・。

負けておかんむりの監督が、子供たちに散々説教した後、

「さあ、今からグランドに戻って練習だ、その前に負けた罰で外周10周!」

「キタ━━━(゚∀゚)━━━!! お約束の意味ない罰ゲーム・・・」



子供たちにばかり反省させて、自分は反省の「は」の字もなしガーン

もちろん走るのは子供たちだけ。

しかもお昼挟んですぐだから、カラダの血液はまだ
胃に集中しています。

こんな時に筋肉に血液を送るようなことしたら、
それこそ消化不良を起してしまいますショック!



苦しそうな表情の子供たちに

「無理するな―、休めよビックリマーク

と言いながら、子供たちと一緒に走っていた私も
両足のふくらはぎが悲鳴を上げていましたショック!



そしてそのあと練習・・・。

「そんなのも捕れないのか、バカ野郎ビックリマーク

「ちゃんと投げろ、この野郎ビックリマーク


「だから負けたんだビックリマーク

容赦ない叱責が飛び交いますガーン



そうこうしているうちにOBの大学生が練習を
手伝いに来ました。

そして、練習が一通り終わったあと子供たちを
集めて監督は、

「この人はうちのチームが県で優勝した時のキャプテンだった」

まあ、紹介だからここまではよいにしても、


「このユニフォームはそういう実績のあるチームのユニフォームだビックリマーク

「本当は勝てないお前らが着るようなユニフォームじゃないんだビックリマーク

「だからこの人のようにならないとダメなんだビックリマーク



「はぁ~!?

言っている意味が全くわかりませんガーン

過去の栄光やこのチームの歴史など、今の子供たちには
全く関係のないことなのに・・・。

監督が野球の実績でしか人を評価しないということが
これで明白になった訳です。



「もうこのチームにいる理由はないな・・・」

結構我慢強い方だと自負する私も、さすがに心の中の糸が
キレたように感じましたガーン

息子と共に今のチームを離れることを決心したのは言う
までもありません。

不本意ながら・・・(-_-;)



【シュガーの今日のひと品】


「親力」で決まる ! 子供を伸ばすために親にできること/親野 智可等

¥1,470
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子供にとって、親はなくてはならない存在です。

指導者にどんな理不尽なことをされても、親だけは
子供の味方にならなければなりません。

そして、子供にとって何が大切か、どうすべきかを
知る必要があります。

本当に「親力」って必要です。

私も、これ読んで勉強中です(^^


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少年野球指導者の決まり文句その5

「元気出せ!声出せ!」


これはほぼ100%に近いと言ってよいくらい、
少年野球の場ではどこからともなく聞こえてくる
言葉です。



「お前ら元気がないビックリマーク

「お前ら気合が足りないんだよビックリマーク

「だから勝てないんだビックリマーク

「向かっていく気持ちを見せろビックリマーク

・・・。

私も以前は「元気出せ~ビックリマーク」って、よく叫んでました(;^_^A



でも気づいたんですニコニコ

それは違うということを。



何が違うかというと、

「元気がない」

「声が出ていない」

ではないのです。

「元気を出せない」

「声を出せない」


のです。

つまり、そうできない原因がどこにあるかということ。



一方的に怒鳴る指導者だったら絶対気が付かないでしょう。

そうビックリマーク元気や声を出せない環境を作っているのは、ズバリ
子供の心を理解していない指導者です。



その時の体調不良だとか、野球以外の個人的な理由は
別として、場の雰囲気を壊しているのは殆どが指導者
だと言えます。


そうりゃ怒鳴られたり、けなされたりしていれば、
誰だって面白くないし、やる気も出てきませんよね。


でも、楽しいと感じていれば、子供たちの方から
自然発生的に声が出てきます。



よく、練習の前に、待ちきれない子供たちが、仲間同志
で投げたり打ったりしている光景を目にします。

その時の子供たちの顔はいきいきしていますニコニコ

また、自然に声も出ていています。

本当に楽しそうですニコニコ

これが本来の子供たちの姿なんだと見ていて感じますニコニコ


でも、ひと度練習が始まると、さっきの元気はどこかに
消えてしまい、大人しくなってしまうんですね。

非常にもったいないこと。

元気を奪っている張本人の指導者はそれでも、元気のなさ
の原因を子供たちに求めるんですよねガーン


面白くないから何も身に付かない。

そして自信が持てず、そのうち野球を辞めていく。

そいう環境を作っているのは明らかに大人。

子供たちにばかり「変われ」ではなく、まず指導者
自身が心を変え、行動を変えないと、何も始まらない
と思っています。



まずは子供たちが野球を楽しんでできる環境を整える。

そして、何も言わなくても子供たちの方から声が自然
に出てきたらしめたもの。



「声出せ!」

なんていっても言われて出すのは一瞬だけ。

無理に言っても長続きしません。



そんなこと言う前に、指導者は子供たちが野球に集中
できる環境がどんなものであるか考えるべき。

子供たちを生かすも殺すも指導者次第ですよ頑張ります!




【シュガーの今日のひと品】


野村ノート/野村 克也

¥1,575
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野村克也さんの定番ですね。

この本の中で私が好きな言葉があります。

心が変われば態度が変わる

態度が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

運命が変われば人生が変わる



つまり全ては心を変えるところからなんですね。

人(子供たち)を変えるのはなかなか簡単にはいきません。

変えられるのは自分だけ。

まずは自分から変わらなければ、周囲も変わっていかない。


まずは自分を変えましょうシャキーン