前回話した「キャッチボールの精神」

「心くばり」「協力」「助け合い」・・・そして「喜び」


野球の全てが詰まった「キャッチボール」野球ボール


その意味を指導者の方々は是非子供たちに教えて
あげていただきたい。


あるいは、指導者自身が理解していないのなら、
理解していただきたい。


怒鳴る暇があったら、それを理解し、子供たちに
伝える努力をしていただきたいのです。



正直、技術を教えるのは誰でもできると思います。

でも精神を教えるのはなかなか難しいでしょう。

なぜなら、同じ野球人でも、各々育ってきた環境
によって価値観が異なるからです。



基本と言われるキャッチボーにしても、

「基本技術」

としか捉えないか、

「基本技術」+「基本精神」

と捉えるかで、大きく指導が異なります。



心という土台が出来て初めて、技術・基礎体力が
身に付いていくものだと私は思います。

そして小学生にこそ、その土台作りを中心に据えた
指導を行うべきではないでしょうかはてなマーク



キャッチボールは社会生活そのものだと私は
思っています。

ボールは手から離れた瞬間、投げ手の思いを
乗せて相手に向かって行きます。


投げ手の

「期待」

「希望」

「祈り」


が託され、ボールは受け手に向かいます。

そして受け手はその思いに応えようとします。



よくキャッチボールは

「コミュニケーション」

であると言われますよね。



投げ手と受け手の思いが、双方の間で駆け巡り、
やがて、

「信頼関係」

「友情」

「絆」


が生まれていきます。



人間は社会的存在です。

人と人の「間」を取り持つから、「人間」と言うそうです。

決して一人では生きてはいけないのが「人間」です。



チームも一つの社会であると言えます。

その社会が血が通い、生き生きしたものになるためには、
人と人との意思疎通が不可欠です。

人を思いやる心・友情があってこそチームは結束します。

ゆえに同じ目標に向かってエネルギーを発揮できるのでは
ないでしょうか!?

キャッチボールは、野球に不可欠な技術と精神を養うと
共に、立派な社会の一員を育てるきっかけにもなると私
は思っています。



少し哲学的な話になりました。

でも、社会で生きていく一員を育てているという自覚が
あれば、子供たちのプレーや、試合の結果に一喜一憂し、
怒鳴り散らすことなどもないでしょう。


言葉が過ぎるかも知れませんが、そういう指導者は正直

「レベル低すぎ」


です!!


自己中指導者には気づいて欲しものですが・・・ガーン




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子供はありきたりの練習では飽きてしまします。

いかに飽きさせずに練習させるように持っていくか
が、指導者の腕の見せ所です。

そして、やらせるにしてもきちんとその理由と
期待できる効果を説明して上げることが大事。



子供たちもバカではありません。

きちんと説明すれば分かってくれます。



「言っても分かんないから」

なんていって、「とにかくやれ」的な指導者は
単に怠慢なだけ。

もっと自分を磨きましょう!?

子供たちばかりに言わないで・・・にひひ



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