私たちのような充分大人なお年頃は
(言い方)
ちょっと油断すると、
体中の色んなパーツが重力に負けて
下に向かって地面と仲良しになっていきます
足を引きずって歩いて、
靴のすり減りが早くありませんか?
猫背になっていませんか?
スマホの見過ぎで首が疲れてませんか?
お腹周りのお肉が浮き輪のように
ぶら下がっていませんか?
下腹ポッコリこんにちはしてませんか?
上半身の全体重を腰で支えて、
腰が痛くありませんか?
バレエでは、
「引き上げ」という、
よく分かったか分からない技術で、
トウシューズを履いて軽々踊ったり、
男性ダンサーに持ち上げてもらったり、
しています。
しかしその、「引き上げ」という技術は、
バレエをしていない人や
大人からバレエを初めてプロにはほど遠い人でも、
先ほどの地球の重力に負けてしまって起きている、
お年頃の人たちの不都合を(言い方)
解消するのに持って来いの
技なのです
そんなわけで、
手っ取り早く、
その技を習得する方法を
ここでご紹介しますね。
両手に棒を持って
高く高く、
一番高いところに突き上げます。
床を押している足の裏と
手に持っている棒を
一番遠いところに引き離す感じです。
お腹周りの筋肉が、
きゅーっとえぐれてくる感じが
感じられれば正解
腰に力を入れないようにね。
それをコツコツやっていると、
引き上げ筋が育ってきます。
大事なことは、
肩を上げないこと。
つまり、脇を下げること。
肩を上げると、
結果、身体が引き上がらず
引き上げ筋が育ちません。
それに慣れてきたら、
もっともっと棒を高いところに持ち上げながら、
片足を上げて、片足立ちになります。
バレエを知っている方は、
前後左右にタンジュやジュッテをしてみましょう。
続けてやると
お腹ポッコリ、
腰痛や肩こり解消になるかも知れません。
やってみて下さいね。
うまくできなかったり、
分からなかったりしたら、
ぜひ、スタジオやオンラインレッスンに
お越しくださいね。