やってしまいました
やり直し練習。
講座やレッスンで練習の手順やフェーズについてお伝えしてる本人なわけですがそれでも時々やっちゃうのよね…。
やってしまって改めて
“やり直し練習”は百害あって一利なし!
と実感するのです。
とほほ〜〜〜。
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とっさにやり直してしまう
やり直し練習っていうのは
演奏する
↓
あ! 間違えた!
↓
とっさにやり直す
↓
間違いをなかったことにする
という練習の行動。
思い当たる節はありませんか?
一発で吹けない癖がついてしまう
これ、結局一回間違えてはじめて正しくできるという脳内の繋がりを強めているだけなんですよね。
つまり、一発勝負で後戻りできない本番や発表会には対応できないですよね。
恐ろしくないですか・・・・?
どうしてやり直し練習をしてしまうのか
どのフェーズにいるのか
今自分は何をやっているのか
何が今日の目標/スモールゴールなのか?
が無いままに、あるいは、プロセスをかっ飛ばして練習しようとするとやり直し練習になっちゃいがちです。
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わたしは賛美歌のピアノ伴奏の練習でこの悪循環に陥ったことがあります。
その原因/理由を分析してみると
①苦手な曲で焦ってる
ー9世紀の聖歌を無理やり現代の四分の四拍子に起こしている作品なのでとっつきにくい
ー和声がころころ変わる
②楽譜作成に手こずっていつもより練習スタートが出遅れて焦ってる
ー弾く前週の日曜日に曲が判明するので練習期間はいつも1週間。
③月経周期で気分が落ち込みやすく短気な時期と練習が重なった
ということが見えてきました。
特に③については、女性演奏家(プロアマ問わず)うまく付き合いたいところですよね。
周期の観察をして
「あ〜、この日はPMS気味だな」
と事前にわかり得る場合も多いので、
あらかじめ練習を短時間に設定
自分に優しくできる環境を整えておく
ーおやつ、かわいいもの、ご褒美、など
紙やホワイトボードに練習手順やスモールゴールを明記して見ながら練習
などの工夫ができそうです。
こんな風に、私も失敗しています。
講座やレッスンやっているからって完璧で偉い人間じゃないワケですよ。
でも、こうした失敗からの学びを、
器楽愛好家の皆さんのお役に立てたいのでこの仕事をしております。
そしてこんな風に正直にシェアしていければと考えています。
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