私の吹奏楽コンクール課題曲歴<高校編> | 働きながらクラリネットが3倍上達する練習方法

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こんにちは!

 

私は1995年〜1997年度に高校生でした。

 

中学では嫌々始めた吹奏楽でしたが、

中3の自由曲「ぐるりよざ」をきっかけに

すっかり開眼し、

高校では夢中になって演奏活動していました。

 

そして、今でも大事な友人たちと

この時期に出会いました。

 

私は日本では高卒なので、

この3年間はとても大切な日々として

心深くに刻まれています。

 

そして、当時はまだ

インスタントカメラ時代なので

高校生のころの写真が

今は手元にありません。

なので、現在の私をどうぞ。

 

 

 

 

さて、母校の秋田県立湯沢高校が

1995年〜97年に取り上げた

吹奏楽コンクール課題曲は次の3曲です♪

 

 

1年('95):スプリング・マーチ/大石美香

2年('96):クロマティック・プリズム/松尾善雄

3年('97):5月の風/真島俊夫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがですか?こちらも、もし

「私の高1〜3と全く同じ選曲!」

という奇跡の一致キラキラがあったら

コメントください!

 

ちなみに<中学編>にはFacebookの方で

「同じです!」という方が名乗り出てくれました!

すごい!!!

 

 

 

 

 

 

母校の秋田県立湯沢高校は普通科のみで

大学進学を希望する人が多い学校でした。

 

なので、毎日補習やら模試があり、

夏休みも午前中は補習と称して

授業がどんどん進められました。

 

吹奏楽部との両立は

なかなかに大変だった記憶があります。

 

 

また、高校2年の地区大会直前に

前年から体調を崩していた

顧問の渡部清先生が亡くなるという

一生忘れられない出来事もありました。

 

鉛筆関連記事:鈴木英史先生

 

 

 

 

では、各曲に関する思い出〜

 

思い出


<高1>

課題曲のマーチを
コントラアルトクラリネット
で演奏してました。

 

この年、湯沢高校は自由曲に

「ダフニスとクロエ」と選曲。

 

(いきなりの、ラヴェル)

 

「夜明け」の部分で、木管低音を

充実させたいということで、

コントラ・アルト・クラリネットに

指が届く私が、まさかのコンクールメンバー入り。

 

コントラアルトはEs管なのですが、

なんか、自分でB♭管や実音との対応表を作り

少々ガイドも書き込みつつ、

inB♭のバスクラリネットパート譜を

使っていた記憶があります。

 

(ピアノやってたからなんとかできた)

 

中学校ではB編成でしたが、高校はA編成。

取り組む曲も、オーケストラ編曲を中心に

規模の大きいものばかりで、最初の頃は

正直ビビってました。

 

 

<高2>

この1996年は、

バルトークの解禁年ということで、

吹奏楽コンクールは

「舞踏組曲」でいく!と

それ以前より、顧問の渡部清先生が

決めていたようです。

 

そして、鈴木英史先生に

編曲を依頼していたみたい。

 

渡部先生は、バルトーク大好きだったんだろうな。

好きそうだもんな。

振りたかっただろうなぁ。

 

で、「舞踏組曲」とカップリングされたのが

「クロマティック・プリズム」

 

冒頭のバスクラリネットのソロは

私が演奏していました。

 

しかも

最前列で!

 

 

というのも、この年は

3年生の先輩がたった2人。

2年生は私含めて4人。

1年生も2人しか入らず

A編成としては少なめな

クラリネットセクションでした。

 

ということで、

私が3rdクラリネットとバスクラを

持ち替えでやることになったのです。

 

半音階のモチーフで、

よくぞここまでダイナミックに

展開していくなぁ、と。

 

当時も感嘆していましたが、

音楽院で勉強した今は

さらに感嘆。

 

ハーモニーもオルガンみたいな響で

かっこよく、大好きな作品でした。

 

“プリズム”っていうのも、好き。

様々に光が差し込んだり、影になったりと、

とても“自然”を感じる作品でした。

 

舞踏組曲にも対旋律として

バスクラソロがあったので、

美味しかった夏でした。

 

 

<高3>

「5月の風」は

とにかくオシャレでした。

8分の6拍子の

軽やかコンサートマーチ。

 

アパチャトゥーラ(装飾)も

付いちゃって。

 

第1テーマの後半に出てくる

シンコペーションな動き

(トリオにも出てくるね)

に私はこだわっていて、

 

同級生のアルトサックスちゃん(副部長)に

 

「ここのリズムの正確性と軽やかさが

肝だね!!!」

 

と力説していた記憶があります。

 

(謎の自信)

 

 

あー、手元にスコアがあったらなぁ。

今ならもっとアナリーゼできる!!! 

 

にしても興味が沸くのが、

この軽やか8分の6拍子マーチを 

オランダの楽団ならどう演奏するかな?

ってところ。

 

ベルギー楽団でもいいなぁ。

 

 

 

 

大人になった今演奏したい課題曲たち


 

大人になった今、しかも

オランダ音楽留学までしちゃった今、

この1995年〜97年に

登場した課題曲たちの中で、

死ぬまでに演奏してみたいのは

 

 

1996年

・管楽器のためのソナタ/伊藤康英

・はるか、大地へ/上岡洋一

 

です。

 

「管楽器のためのソナタ」は、たしか

小編成でもOKなように書かれていたはず。

(うろ覚え)

 

とにかく構成が美しくて、

パズルのように組み合わされた

「タラタッタッタッタ」のモチーフが、

魔法みたいに次々出てくるんです。

 

で、第2テーマのトランペットの旋律が

まったく正反対の性格で、

朗々と歌うんですよねぇ。。。

 

まさに、ソナタ形式の特徴。

 

途中にフーガも出てくるし!

美しい!!

 

あまり大音量演奏にならないように

書かれているのも好き。

 

細やかに、繊細で、暖かいアンサンブルが

求められる作品だなぁと、

可愛い物好きな私としては

ほっこりするのです。

 

 

 

いかん、聴き直してたら、その美しさに涙が溢れてきた。。。

 

 

もう1曲、演奏してみたいのは

「はるか、大地へ」

 

前回話した「潮煙」と同じ

上岡洋一さんの作品ですね。

 

当時は訳も分からず、

ただシンプルに魅かれていたのですが、

いま聴き直すと、

「イギリスっぽい」のが

私の好きポイントです。

 

私、イギリス物が好きで

クラリネット作品だったら

 

5つのバガテル/フィンジ

クラリネット協奏曲/フィンジ

4つの性格的小品/ハールストン

クラリネットとピアノのためのソナチネ/アーノルド

ソナチネ/ホロヴィチ

 

が大好物なんです。

 

特にフィンジとハールストンは

エミリー・ブロンテの長編小説

「嵐が丘」

の世界が想像できるんです。

 

 

 

 

「はるか、大地へ」も

私とっては、19世紀初頭の

イギリスのどこか広大な丘陵地帯、

しかも、轟々と風が吹き荒む荒野

の景色に聴こえるんですよねぇ。。。

 

曲のエンディングも、

何かのハッピーエンドではなくて、

困難から立ち上がり、

未来を見つめているような印象。

 

 

 

嵐が丘といえば、ガラスの仮面

 

 

 

 

あぁ、語ってしまった。

 

高校卒業後、吹奏楽を再開するのは

2000年。

そこから途中休みながらも

2013年までコンスタントに出場してました。

 

この辺りのお話は、また今度♪

 

 

 

 

Stay healthy, calm, and smiley

 

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