今日もご訪問ありがとうございます。
子どものリハビリを専門にしている大桑るいです。
今日もよくある質問から「何故?」を考えてみたいと思います。
今日の質問はこちら。
「3歳になってもジャングルジムに登れずに介助を求めたり、嫌がります」
我が家にも同じ3歳のたっくんがいます。
たっくんは、運動がちょっとゆっくりめ。
どれだけゆっくりかというと、3歳になる間際になって
ようやく両足ジャンプが完成したレベル。
膝の屈伸を使うのが解ってきたばかりです。
結果、それまでは飛び降りをするのが精一杯で、
両足ジャンプは連続ではなく1回ずつ、タイミングの声掛けが必要でした。
3歳3ヶ月になっている今でも、両足ジャンプがなめらかにはできません。
それでも、どうにかトランポリンが飛べるようにはなってきました。
飛び降りも高さがちょっとでもあるとやらず、座ってから降りてきます。
(ジャンプがやりたくて登るけれど、結局できずに降りてきます)
ジャングルジムは登ることをせず、中に入ったり通り抜ける専門です。
木登りも先日、初挑戦しましたが登ったつもり。
これでもたっくんは大満足でした。これで、登ったことになってました。
これ以外にもはしごのようなところも登っていくのが大変です。
一方、はっくんはというと・・・
1歳3ヶ月ころに歩いてますが、そこからすぐにはしごも登れました。
(これは歩き始めて1週間後くらいの様子。初挑戦でこのあと、一人で登っていきました)
兄弟でもこの違いがあります。
2人とも無理強いはしていません。
ただ、やりたいということを止めることもしていません。
きっと、1歳3ヶ月で歩き始めてすぐだったら、
写真のような場面は、見ている方が怖くて辞めさせてしまうこともあると思います。
でも、私は子どもがやりたいと思っていることは、
失敗するのが目に見えていても止めません。
逆に失敗するなら、そこから学んで自分で修正してくれる方が重要だから。
これは挑戦してみようという気持ちを尊重するだけではなく、
自分の頭で考えていることと現実の差を
自分の実体験として感じて
失敗や成功を自分の中でフィードバックすることのほうが
大切だから!
全部のことを手助けしてしまうと、手助けを求めるようになるし、
手助けがないと出来ないと思い込んでしまう恐れもあります。
ただ、そうは言っても
挑戦することが得意ではないお子さんもいます。
たっくんがその典型かもしれません。
そんな時には大いに介助をしてあげてください。
そして、その上での
成功体験をたくさん積んでいけるようにしてください。
成功体験をたくさん積む中で自信をつけていけると、
介助を徐々に求めなくなっていくと思います。
ちなみにこれもお子さんのタイプ別の特徴としても明らかなことなんですよ。
兄弟であってもタイプが違って当たり前。
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今日はここまで。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。