発達専門の作業療法士として16年の経験を持ち、

現在は5歳のはっくんと、3歳のたっくんの二人の男の子を育てている

大桑 るいです。

 

 

2月に入り、そろそろ認可保育園が決まる時期。

そして幼稚園に入園するご家庭は幼稚園に向けて

最後の追い込みをしている時期ではないでしょうか?

 

 

 

そんな今の時期、気になるのが

 

 

 

 

お子さんの洋服の好み。

 

特に、帽子を被ってくれるかな

 

 

 

っていう悩みはないですか?

 

 

今日は、そんなお話です。

 

 

 

 

 

というのも我が家の5歳のはっくん。

 

実は、帽子が得意ではありません!!!

 

 

だから、

 

 

 

2歳児で幼稚園に入園するとき、

 

 

 

色帽子を拒否しないかな?

 

 

ってかなり心配しました。

 

 

 

 

幼稚園の場合、服装は全て指定。

私服は一切なしですので、

 

園の指定した服装が出来ないのは

 

 

 

 

 

大問題!!!

 

 

 

 

はっくんの場合、2歳児は

 

 

園庭遊びの時はもちろん、

 

 

登園・降園の時にも色帽子が必須。

 

 

 

これが被れないとなったら、

 

 

 

園に連れて行くことから難しくなる。

 

 

 

だから、初めて色帽子を貰っときは

 

 

 

本当にドキドキしました。

 

 

 

 

では何故、

 

 

 

帽子を被りたくない!が起こるのか、

 

 

 

 

簡単にポイントを3つお伝えします!

 

 

 

1.帽子は視界の外=目で確認できないところだから

 

2.帽子を被って感じる感覚が2つあって、好みが分かれるから

 

3.実は帽子の素材も大切!

 

 

 

です。

 

 

 

早速1つずつお話をしていきます。

 

 

 

1.帽子は視界の外 問題

 

帽子って被っている姿を目で確認できますか?

 

 

 

鏡がないと、自分で確認できませんよね。

 

 

 

例えば、髪の毛に何かゴミが付いていたとき、

 

そのことに私たちは気づきますか?

 

 

 

 

答えは、No。

 

 

 

 

自分の体の一部だけど、

 

自分では見えないところ。

 

だから、

 

 

 

そこで何かがくっついていても

 

指摘されるまで解らないか

 

鏡で確認するまで解りません。

 

 

 

 

でも私たちは

 

 

 

頭の場所は知っていますよね?

 

 

 

頭は目より上。

 

 

髪の毛があるところを示すことが

 

多いんじゃないかと思います。

 

 

ここって実は鏡を使わなくても

 

私たちは認識は出来ています。

 

 

 

でも、

 

 

 

帽子を被れないお子さんの中には

 

 

 

そもそも

 

 

 

 

頭を認識できていない

 

 

お子さんもいるんです!

 

 

 

見えないところで何かが起こると、

 

 

 

恐怖でしかないですよね。

 

 

そんな状態が起こっているかもしれません。

 

 

 

だから、まずは

 

 

 

目の見えない場所を

 

 

 

 

認識する必要があります。

 

 

 

 

詳しくは、こちらに書きました。

▼自分の体って解る?▼

https://ameblo.jp/ruiko-0423/entry-12572862265.html

 

 

 

2.帽子を被って感じる感覚が2つあって、好みが分かれるから

帽子をかぶる時の感覚が二つ???

 

 

どういうこと????

 

 

 

 

 

そう、感覚って言われても、よくわからないですよね。

 

 

でも、これならどうでしょうか?

 

 

触った感覚と

 

 

 

押した感覚

 

 

 

この2つだとわかりやすいと思います。

 
 
 
 
これが帽子を被った時に感じる
 
2つの感覚です。
 
 
 
もうちょっと説明すると、
 
 
ちょっと大きめの帽子を被ったときに感じるのが
 
 
 
触った時の感覚(触覚といいます)。
 
 
 
小さめの帽子を被った時に感じるのが
 
 
押した感覚(=圧覚と言います)。
 
 
 
 
この触った感覚と押した感覚って、実は
 
 
 
 

好みが分かれる感覚です!

 
 
 
両方が苦手なお子さんは少ないですが、
 
 
 
どちらか片方が苦手なお子さんは非常に多いです!
 
 
 
それは兄弟でも違います!
 
 
 
何故なら我が家の、たっくんとはっくんも違うから。
 
 
 
たっくんは、押される感覚が好きだから
 
 
 
ギュッとしがみついたり抱きしめられるのが大好き
 
 
 
手を握る時もギュッと握ります。
 
 
 
一方のはっくんは、触った感覚が好きだから
 
 
 
手を握る時もソっと握り、
 
 
究極は、触っているか触ってないかくらいの感じで
 
スリスリするのが大好き。
 
 
 
 
そんな、はっくんだから
 
 
正直、洋服のこだわりも強くて
 
プライベートでは基本的に3歳過ぎるまで
 
一切の帽子を拒否していました!
 
 
ただ救いだったのは、
 
 
 
 
 
実ははっくん、
 
 
 
 
押す感覚も嫌いではないっていうこと。
 
 
そして、幼稚園の指定の帽子が
 
実は、
 
 
 
 
頭の大きなはっくんには
 
 
 
ちょっと小さかったこと。
 
 
 
 
だから、被っている感じがよく解り
 
 
 
被ってくれました。
 
 
 
ただ、帽子の角度(位置)にはこだわってましたが。
 
 
 
 
 

3.実は帽子の素材も大切!

 

最後の素材。

 

 

これは洋服を考えると解りやすいかと思います。

 

 

 

 

私たちも洋服を選ぶとき、

 

 

 

好きな素材と苦手な素材ってありませんか?

 

 

 

それと同じことが、

 

 

帽子でも言えます。

 

 

 

例えば洋服であれば、

 

 

 

サラッとしたのがいいのか、

 

 

 

毛とかが付いていても大丈夫なのか・・・など。

 

 

 

 

 

帽子は見えないところだからこそ、

 

 

 

 

苦手な素材は絶対にNG。

 

 

 

洋服のこだわりがあるお子さんの場合、

 

 

 

是非とも、試着をしてからをおすすめします。

 

 

 

そして、試着の際にも、

 

 

 

イヤを認めてあげてください。

 

 

 

指定帽子の場合は、

 

 

嫌なところを聞いて、

 

 

 

修正を加えてあげてください。

 

 

 

 

 

すると、苦手な帽子も

 

 

 

かぶってくれるかもしません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後までお付き合いいただき、

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

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