足立区発、発達専門の作業療法士として

10年で700人以上の個別療育と集団療育を行ってきて、

現在はその知識を障害の有無にかかわらず

お子さんとの関わりに役立てられたらと考えている

大桑るいです。

 

子供と食事をしていると、

 

食べこぼしってありませんか?

 

更には食器に言わないと手を添えない

 

なんてことも。

 

 

私には3歳のたっくんと5歳のはっくんの

二人の男の子がいます。

 

二人共食欲旺盛で、本当によく食べてくれます。

 

が、その一方で食べこぼしも多くて

食事が終わるとテーブルはもちろんのこと、

床も汚れるし、着ている洋服も汚します。

 

 

食事が大好きだから遊び食べをしている

わけではありません。

 

それでも汚す二人。

 

 

しかも、5歳のはっくんも

スプーンフォークを使い食べています。

 

 

 

スプーンやフォークを使っているのに

何故、食べこぼしがあると思いますか?

 

 

 

 

 

色々な要因はありますが、

 

 

 

最大の要因の一つに

 

 

 

 

食べるときの食器の位置です!

 

 

 

 

 

えっ?食べる時の食器の位置?

 

 

と思ったかもしれません。

 

 

 

食器の位置をもっとわかりやすく言うと、

 

 

 

食器が身体の目の前にあり、

 

 

 

食器に手を添えているか

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

 

食器が体の前にないことで

 

スプーンやフォークですくった食べ物を

 

口まで運ぶ距離が長いと

 

落とす可能性が高まります。

 

 

 

 

 

食器を押さえていないと、

 

スプーンやフォークですくった時に、

 

お皿が動いて上手にできずに

 

お皿の外にこぼす可能性が高くなります。

 

 

 

 

食器の位置に関しては

 

大人がセッティングの時に

 

注意をすれば回避できます。

 

 

 

でも、

 

 

 

 

食器に手を添えるのって

 

 

実は、簡単じゃないんです!

 

 

 

何故なら、それに必要なのは

 

 

 

必然性だから。

 

 

 

 

子供たちに、いつも言う言葉があります。

 

 

それは、

 

 

 

「左手(利き手が右です)を添えて」

 

 

 

です。

 

 

 

 

でも、正直、これって効果は薄いんです。

 

 

 

だって、必然性を感じていないから。

 

 

 

 

じゃあ、どうすれば

 

 

 

 

必然性を感じるの?

 

 

 

と思うと思います。

 

 

 

 

 

一番簡単な方法があります!

 

 

 

それは、

 

 

 

 

食器を軽くすること。

 

 

 

そして、すくいにくいお皿を

 

 

使用すること。

 

 

 

 

もちろん、滑り止めマットとか使用しません!

 

 

 

 

あえて食器が動きやすく、

 

 

すくいにくくすることで、

 

 

 

 

 

子どもは手を添えて

 

食器を押さえます。

 

 

 

 

 

それ以外にも確認ポイントがあるんです!

 

 

 

 

それは、

 

 

 

 

お絵描きの時に紙を抑えてますか?

 

 

 

 

おもちゃを運ぶ時って両手でやってますか?

 

 

 

粘土遊びは両手でしていますか?

 

 

 

水遊びの時、両手で遊んでいますか?

 

 

・・・などなど

 

 

 

 

 

そう、これら全てに共通するのが

 

 

 

 

両手での動作です。

 

 

 

 

それも一緒の動作じゃなくて

 

 

 

できればバラバラの動作ができているか

 

 

 

確認するだけで、

 

 

 

両手で行う動作が

 

 

 

できるのか、できないのかが解ります!

 

 

 

 

ぜひ、こんなポイントで

 

 

確認してみてください。

 

 

その結果、

 

 

 

食べこぼしが少なくなるかもしれません。

 

 

 

 

 

あっ、スプーンやフォークの

 

 

 

練習は別途必要ですが、

 

 

 

この話はまたの時に。

 

 

 

 

 

今日もお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

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