珍しく開演予定の40分近く前に会場内に入り、通路で時間を潰そうかと思ったが、くつろげる場所もないので早めに席に着くことにした。アリーナ34列の下手サイドブロック。ステージが十分見やすい。
スマホで読みかけのCain and Abelを読もうとしたら、隣席の男性に声を掛けられた。今回のツアーの観覧予定や各会場の見やすさ、アクセスのしづらさなどをしゃべっているうちに開演時間となる。
うっすらネタバレになってしまうが、SIDE Aは観客が騒げる曲が少ないと改めて思う。その分、SIDE Bに上がる曲を多めに入れているわけだが、私のようにツアーに何度も足を運ぶ観客にとっては、SIDE Aが「消化試合」と化してくるおそれをじんわり感じる。
この日のSIDE Bのエレクトロ・ワールド、ワンルーム・ディスコは「文句なしにいい」としか言えない。たぶん毎公演聴いても消化試合にはならない。
終演後は規制退場で、席で10分くらい待たされただろうか。会場を出てからも、周辺の混雑緩和のため、会場の周りをぐるりと迂回させられる。行きと同様に豊洲駅まで速足で歩いたのだが、ライブ中よりも汗をかいた。2日目はもうちょっと楽な帰り方を考えたい。