10年あまり使い続けていたYahoo! Japan IDが何の前触れもなくログイン不能になった。「エラー番号:F006 不正利用・濫用の可能性が確認されたため、このIDは利用停止されています。」というメッセージが表示されていた。

 

思い当たるのは前日にVPN環境下でログイン・ログオフを繰り返したことくらい(通信環境やデバイスが変わると再認証を求められることがある)。ただし、VPNは随分前から使っているし、ほかに「不正利用・濫用」をした覚えはない。

 

Yahoo!トラベルで当該アカウントを使った宿泊予約をしていたので、Yahoo! Japan IDに関するヘルプの問い合わせフォームから「①利用停止を解除してほしい②解除が無理なら宿泊予約が取り消されていないかだけでも教えてほしい」と連絡してみた。

 

すると、程なく定型文の返信があり、「①解除はできない②予約は宿泊先に自分で聞け」とのこと(後日、ホテルに電話したところ、宿泊予約は生きていた)。

 

 

どのような不正利用・濫用の可能性があったのかについては一切教えてくれないので、利用停止の具体的な理由がまったくわからない。また、事前の警告もなしにいきなり利用停止になるため、警戒のしようもない。

 

サイトで類似の事例を検索すると、Yahoo!と粘り強く交渉し利用停止を解除してもらった人もいるらしい。私の場合、Yahoo!アカウントを3つ持っており、利用停止になったのは2番手のサブアカウントだったので、今回はこのままおとなしくあきらめようと思う。

 

ただ、「最もよく使っているメインのアカウントが突然使えなくなったら」と考えるとゾッとする。予防策としてYahoo!アカウントを使うときはVPNを必ず切ろうと考えているが、今回の件でYahoo!に対する信頼感はガタ落ちしたため、各種サービスで登録しているYahoo!メールアドレスをGmailアドレスに順次切り替えることにした(件数が多くてなかなか終わらないけど)。

 

もっとも、Gmailでも同じようなことが起こらないとは限らない。あるいは、Gmail利用時もVPNを切ったほうがよいのだろうか。