羽田発徳島行JAL459便は「P.T.A/パフュクラのみなさま」を多数載せて満席だった。後ろの席の男性2人は偶然乗り合わせた知り合いのファン同士らしく、1人は今回のツアーの12/30と2/15以外の公演をすべて回る予定という。

 

あたまを雲の上に出し

 

Perfumeは実はANAで徳島に来たとあ〜ちゃんが言っていた

 

駅近くのホテルにチェックインした後、アスティとくしま直行の臨時バス乗り場へと向かう。見慣れぬ長蛇の列に興味を持った地元の年配女性が、並んでいる若い女性ファンに何事かと尋ねていた。年配女性がPerfumeを知っているのかどうかは不明だ。年配女性はなおも「チラシを見てきたの?」と聞いていた。まあ、そんなようなものです。

 

各地のバス会社さん、いつもありがとうございます

 

開演予定時刻の15分前に会場到着。ちょっと焦る。座席は2階スタンド下手寄り2列目。ぴあアリーナMMと比べるとかなりコンパクトな会場なので、スタンド席でもステージまでそれほど距離を感じない。

 

そしてなにより、ぴあアリーナより音響が段違いによかった。特に重低音がビリビリ響く感じが心地よく、「これがPerfumeのライブだよなあ」とうれしくなった。ただ、歌声の籠もったような聞こえづらさは完全には解消していないような。

 

「SIDE B」の可変セットリストにはワンルーム・ディスコが入った。いかにも(10年くらい前までの)Perfumeらしい曲。楽しいのに切なくて、笑いながら泣いてしまいそう。

 

泣いてしまうといえば、隣席の女性が公演中に溢れる涙をタオルで何度も拭っていたような。この女性、20代・学生・メガネ・Perfumeのライブは初めて・四国以外在住、らしい(これらの属性は、MC中のあ〜ちゃん、ゆかちゃんの問い掛けへの回答で判明する)。ワンコのときも涙を流していた様子で、そのことだけで強い共感を覚えてしまう。

 

経費節減のため、徳島公演は当初、行かないつもりだった。ただ、神奈川公演と東京公演の間に「禁断症状」が悪化しそうな気がしたので、後から追加した。結果、やはり来てよかったと思った。

 

帰りのバスを待つ列は行きの5倍くらい長く、体が冷えた。昼はそれほどでなかったのだが、夜風の冷たさは東京以上の気がした。駅近くの餃子の王将でレバニラ炒め+中ライスを食べてホテルに帰る。