次は一気に琵琶湖西岸まで走り
道の駅妹子の郷(いもこのさと) までやってきました。
三重県の津市から一気に琵琶湖の西岸まで走るのですから、これも結構距離があります。
主に新名神自動車道を走り、全部で112km、1時間50分かかりました。
新しくできた道の駅だけを巡るので、やっぱり効率は悪くなります。
この道の駅がオープンしたのは2015年8月ですから、1年ほど前になります。
ここの住所は、“滋賀県大津市和邇中(わになか)” です。
和邇(わに)という地域には、6~7世紀ころの飛鳥時代に、遣隋使で有名な “小野妹子(おののいもこ)” を始めとする小野一族が暮らしていたのだそうです。
“小野妹子” は聖徳太子に見いだされ、遣隋使として2度にわたり大陸に派遣されています。
飛鳥時代を代表する政治家、外交家のひとりですね。
道の駅の名前は、地元に愛されるその小野妹子にちなんでつけられています。
小野妹子って、男性だったのか!(;^_^A
これが周辺の概略図です。
琵琶湖の西岸には自動車専用道である “湖西道路” が走っています。
この湖西道路で琵琶湖大橋のもうちょっと北側に “和迩(わに)ランプ” というICがあります。
そのインターと道の駅は一体化していて、この湖西道路で唯一の休憩所にもなっています。
でも、住所は “和邇(わに)” で、インターは “和迩(わに)” なのはどうしてなんでしょうね?
まず一番左端、手前にあるのがレストランです。
レストランの屋根に、小さポッチンがいくつも見えると思います。
これは “スカイライトチューブ” といって、太陽の光を照明に使う 太陽光照明システム で、通路や厨房の明かりに使っています。
中央の広場の奥にあるのがコンビニのローソンと物産販売所です。
LAWSONの看板が目立ちますが、物産販売のスペースの方が広いと思います。
広場の右手に位置するのが、“観光情報休憩施設” です。
全体の案内図は、次の張り紙しかありませんでした。
まずは “観光情報休憩施設” に入ってみます。
ここはご覧のように結構な広さがあり、女性のコンシェルジュの方が常駐されています。
道の駅スタンプを押していると、地域の産物などいろいろと説明をしてくれました。
これはその休憩所にあったものですが、熊本の震災に於いて、一時避難場所などとして活躍した道の駅や、店内の被害を受けた道の駅が、7カ所紹介されていました。
特に最近新しくオープンする道の駅は、万一の災害時のための備蓄や、避難所としての機能を充実させたところが多いように思います。
こうやって紹介されていることも、地元九州としては嬉しいことです。
これは店内にあるケーキ屋さんと、レストランの入り口です。
レストランでは、近江牛を使った料理が自慢です。
こちらが物産販売の店内ですが、なかなか良い雰囲気です。
私たちはここでお弁当を買い、最初に紹介した休憩所で昼食を頂きました。
そういえば、ここで弁当代を精算するときに最新式の “セルフレジ” が導入されており、機械音痴の嫁さんはあたふたしていました。(^_^;)