⛩【菊と稲荷】愛しの狛犬・6:狛犬様と会えた日。 | 神仏広告代理店

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【菊と稲荷】

【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』

 
 
 

<あらすじ>

 

『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』 

 

その言葉と共に、六甲山の高取神社で

 

「神様」という存在に、接続してもらった私。

 

 

前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さま

 

子狐眷属の姿も確認できるようになり、

 

 
 
10年ぶりに蔵から出てこられた
 
三輪坐惠比須神社、本殿にいた狛犬は眼や脚が欠けていた。
 
 
 
神様の「やる気」(←大切!)も乗せ、
 
その狛犬を再生させようという方向に徐々に進んでいた。
 
 
 
 
 
 
菊「………あれ?」

 

 

2019年12月。

 

三輪坐惠比須神社・女子神職さまのBlog記事にて、

 

狛犬さまの画像を見た私。

 

 

 

 

菊「あれ……? お顔が……」

 

 

 

 

狛犬さまのお顔が変わってる……。

 

 

 

 

 

最初の記事で拝見した時も、笑顔だなとは思ったけど……

 

 

 

 

菊「この画像なんて、なんかおしゃべりしてはるやん!!✨」

 

 

 

 

か、可愛い……ッッ。

 

 

 

 

お目目とあんよがなくて痛々しいはずなのに、

 

なんだかとてもリラックス。。

 

 

image

 

 

狛犬の主である

 

八重事代主命の「やる気」は感じたけど……

 

 

 

 

この画像を拝見した時、

 

狛犬さまたちからも「期待」と「安心」を感じた。

 

 

 

 

菊「ますます実現させねば。めっちゃスイッチ入ったわ!✨」

 

 

 

 

 

 

不思議だけど、生き物でなくても "魂" は宿る。

 

 

 

生き物じゃないのに、どんよりしていたり、華々しかったり。

 

 

 

 

本当に不思議なんだけど、

 

生き物でなくても "魂" というものは宿る。

 

 

 

 

 

菊「はーー……早く実物にお会いしたいなあ♡」

 

 

 

 

 

前に書いたことがあるが、

 

神様というものは、ご自神にプラスになる願いはすぐに叶えて下さいます✨

 

 

 

 

12月20日。

 

三輪坐惠比須神社に打ち合わせに来た私。

 

 

 

 

その時に宮司様がおっしゃった。

 

宮司様「狛犬さん、この前戻ってきたんです。見ますか?」

 

「見ます見ます!」

 

 

 

 

修繕の見積もりのために、仏師の元に預けられていた

 

八重事代主命の狛犬が、ちょうど戻って来たところだった✨

 

 

 

 

毛布やエアパッキンに包まれていた

 

狛犬がそこから解かれ、

 

応接室に二つ並べて置かれた台の上に、静かに運ばれた。

 

 

 

 

菊「…………………」

 

 

 
 
 
印象が違った。
 
 
 
 
 
可愛いと思っていた狛犬。
 
でも実際に目の前に置かれたその姿は
 
 
 
菊「………美しいですね」
 

 

 

 
たてがみが櫛で梳かしたように、美しく流れ整っている。
 
 
 
 
狛犬というもののたてがみや尻尾は、
 
クリンクリンと巻いている印象を持っていた。
 
 
 
 
そしてその姿も、ビシッと胸を張ったマッチョな感じか、
 
逆に "へちゃい" というか……
 
癒し系のほんわかしたようなデザインと思っていた。
 
 
 
 
でも目の前の狛犬たちは、
 
細マッチョ……というか、前脚や腹部は細く締まっていて、
 
筋はきれいに浮き出ていた。
 

 

 

 

菊「……喉のラインとか、めっちゃきれい……」

 

 

 

 

この時私は思った。

 

 

 

 

この狛犬さま……

 

私の表す "八重事代主命" に似てる。

 

 

image

 

 

子狐1「いや、でしょ。順番的に」

 

 

子狐2「そうだよ。ママ図々しいな(笑)

 

狛犬さまたちの方が、先にカタチになってるんだよ?」

 

 

 

「いやほんと!

 

そうだよね💧」

 

 

 

 

私は自分にとっての「八重事代主命」像が頭にあるから、

 

似てる!って思ったけど……。

 

 

 

 

この狛犬さまは明治時代に奉納されたものらしく。

 

当然、その頃に私の御影は存在しない。

 

 

 

 

菊「不思議だけど……

 

この狛犬さまを奉納された方も、私が感じる

 

八重さまと同じような "シュッとしたイメージ"

 

このご神域から受け取っていたって事だよね」

 

 

 

 

インスピレーションというのは、面白い。

 

 

 

 

ちなみに

 

西宮神社の狛犬さまは、こんなお顔。

 

 

 
 
ニッコリ口角♪
 
えびす大神に相応しい、愛嬌ありの堂々としたその姿!
 

 

 

 

菊「やっぱりあれかな……

 

八重さまのイメージは……」

 

 

 

"三輪素麺" 清涼流れる様な、真っ直ぐ感……かな✨

 

 

image

 

 

などと妄想しつつ、宮司様に撮影の許可も頂き、

 

私はマジマジと至近距離で、

 

狛犬たちを拝見させて頂いた。

 

 

 

 

菊「………確かにこれは……」

 

 

 

 
かなりの修繕を要しそう。
 
脚と目がない以外に、風化によるものと思われる劣化が激しい。
 
 
 
 
菊「でも私……」
 

 

 

 

こんな綺麗な狛犬さま、見たことない。

 

 

 

 

 

菊「……………」

 

 

そばにいたくて、しゃがんで台の横にいて。

 

そのお顔をただ黙って見上げていた。

 

 

 

 

見惚れながら、見上げていた。

 

 

 

 

八重事代主命に相応しい姿に彫ったのか。

 

 

もともと彫られていたものを、

 

八重事代主命に相応しいと感じて、選んだのか。

 

 

 

 

その経緯は分からないけど。

 

 

 

 

でも目の前に立つ狛犬たちは、

 

紛れもなく

 

三輪の八重事代主命の守護霊獣だった。

 

 

 

 

子狐2「で、この白い布に書かれたママの名前はなんなの?」

 

 

 

菊「八重さまの拝殿に下がってる鈴緒!✨

 

お正月に新調奉納されるみたいで!」

 

 

image

 

 

奉納したいなーって思っていたら、

 

この日、宮司さまがこの横の部屋で、

 

ちょうど書いていらっしゃる所でした♪

 

 

 

 

菊「いやー。すぐにお願いしたね!(笑)

 

今年は無理かなと思っていたけど、たまたま準備中に到着して♪

 

思いがけず叶ったよー♡」

 

 

 

 

最初にも書きましたが

 

 

 

 

神様というものは、

 

ご自神にプラスになる願いは

 

すぐに叶えて下さいます✨

 

 

 

 

 

菊「! という事は……」

 

 

 

 

 

八重事代主命の狛犬を復活させたいという願いは、

 

叶うんじゃないだろうか……

 

 

 

 

 

人が "行動" しさえすれば。

 

 

 

 

そんな風に、

 

美しい狛犬の姿を見上げながらふと思った。

 

 

 

 

《続く》

 

 

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image
 
これから徐々に内容発信していきますね。
 
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***
 
 
『清高稲荷神社』さま☆『清高稲荷大明神・親善大使』にして頂きました☆
 

 

毎月8日あたりに清高稲荷社境内・参道のボランティア掃除を実施中♪
次回は3月8日(日)。

もちろん菊田も参加します♡

 

 

お時間、ご予定の合います方は是非ご参加頂ければ幸いです。

集合場所:清高稲荷社境内
開始時間:13:00〜14:00の一時間程度

 

 

『御影カード』配布しています♪
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清高稲荷大明神blogはコチラです♪→【高野山】〜清高稲荷大明神〜