日記「今日見た映画 2018」42『スターリンの葬送狂騒曲』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『スターリンの葬送狂騒曲』
☆☆☆☆★★[90]

2017年/フランス=イギリス=ベルギー=カナダ映画/107分
監督:アーマンド・イアヌッチ
出演:スティーヴ・ブシェミ/サイモン・ラッセル・ビール/パディ・コンシダイン/ルパート・フレンド/ジェイソン・アイザックス/マイケル・ペイリン/アンドレア・ライズボロー/ジェフリー・タンバー/エイドリアン・マクラフリン/オルガ・キュリレンコ/ポール・ホワイトハウス/ポール・チャヒディ/ダーモット・クロウリー/ジェームズ・バリスケール/リチャード・ブレイク/ジャスティン・エドワーズ/ジョナサン・アリス/ロジャー・アシュトン=グリフィス

■2018年 劇場公開作品 42本目

もう「日々勉強」しかない。「いきなり」「まず」「また」、「反省」「懺悔」「償い」は、「ヨシフ・スターリン」「書記長」「人民委員会議議長」「閣僚会議議長」と、「首相」「最高指導者」の名前がソ連では頻繁に「変化」することを始め、どのように死んで、その時どんなことが起きて、どこかで「うっすら」聞いた「気がする」名前の「ニキータ・フルシチョフ」「閣僚会議議長」が就任する前、「2代目」「ジョージ・レーゼンビー」のような「ゲオルギー・マレンコフ」「閣僚会議議長」がいたなど、「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」。

「政治」「歴史」の知識「殆ど皆無」。「今」「アラ50」まで “本物” の「アル中」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」で「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」程度で生きてきた「ろくでなし」「鶏」には、日々「初めて」「この目で見たもの」から「歴史の勉強」以外、もはや残された「反省」「懺悔」「償い」方法の「選択肢」はない。

調べて「実話」を基にした「ブラック・コメディ」だと「今頃」思い知った。「ファビアン・ニュリ」の「原作小説」の映画化らしい。「スターリン」で思い出すのは『チャイルド44 森に消えた子供たち』。どれほど「酷い奴」だったか、「スターリンいわく」、“殺人は資本主義の病”  “楽園で殺人はあり得ない” の歪み切った「独裁政権」を見たばかりだったので、「フルシチョフ」達「殆ど全員」が、死んで「哀しむ」のではなく「喜ぶ」恐るべき「怖さ」恐るべき極限のくそリアリズム「ショック」「衝撃」に「大きい方垂れ流し」。

死んで「哀しまれる」んじゃなく「喜ばれる」人間にはなりたくねぇなぁ…………。一度も会ったことはないが、「ヒトラー」「一歩手前」級の人間だったことを「感じた」。

日本人だから「社会主義」を想像しかできない。だが死んで「喜ばれる」人間を見て、「社会主義」の「歪み」を「感じた」。

「実話」を基にしてるが、調べたら「サイモン・ラッセル・ビール」「ベリヤ」「秘密警察警備隊長」の「死刑」は、「もうちょっと」裁判らしいことが本当はあったらしい。だが「銃殺」は「実話」。

「ブラック・コメディ」と言われても『帰ってきたヒトラー』級に「絶対笑えない」。「恐らくこうであった」話が「本当にそう見える」まで「超怖過ぎ」。その場にいて本当に見た訳じゃないから、「捏造」された「創作」の可能性もあるが、「嘘」に見えないのが「激ヤバ」。「社会主義」の「真実」に見えた。

「ロシア政府が映画館での上映を禁止」。「言論の自由」が問われる「大問題」。「風刺」を「お笑い」にできる、絶対「何でも言っていい」世界でなければならない。

僕にとっての「救い」は「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「オルガ・キュリレンコ」「滝に撃たれる」「荒行」に挑む、「歴史の勉強」以外ないと「覚悟」を決めてたが、出てるの「知らなかった」、「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「オルガ・キュリレンコ」を見て「心救われた」。


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画像 2021年 10月