■野田幹子
■第3稿 2019年 6月6日 版
[「本当の衝撃」]
先週7月7日(日)『ゲンスブール・ナイト 2013 featuring クロード・フランソワ』に参加した僕の体験を『野田幹子伝説』③としてここに記録したい。「生」の「ベルベット・ヴォイス」を「2m」の距離で体感しただけでは終わらなかった。これから「本当の衝撃」の真実を君に贈る。
■『ゲンスブール・ナイト 2013 featuring クロード・フランソワ』より
[初めて「野田幹子さんに挨拶した」]
■『香音な再会 ~25th Anniversary Special~』より
去年12月の野田幹子ライブ2012『香音な再会 ~25th Anniversary Special~』でビビって挨拶できなかった僕は、とうとう初めて「野田幹子さんに挨拶した」。この緊張、映画学校時代に初めて映画評論家の淀川長治先生に話しかけた時と同じくらいの緊張だった。この心境、『アマデウス』でサリエリが初めてモーツァルトの曲を聴いて「神の声を聞くようだった」と感じた心境だった。
■『野田幹子伝説』②のつづき
[「野田幹子」さんと理容師時代の思い出]
『野田幹子伝説』①『野田幹子伝説』②でも書いた通り、初めて野田幹子さんを知ったのは高校3年生の時だった。同じクラスのS君に教えてもらってから25年、まさか “本物” の「野田幹子と話す」など、僕の人生で本当に想像もできない衝撃だった。
2013年までの25年間「いろいろあった」。高校を卒業した僕は大学に行かず理容師になった。それから「妄想」が捨てきれず映画業界に入った。6年間理容師の修業をしながら「妄想」が捨てきれない苦しい葛藤の時代、毎日聞いてたのが野田幹子さんの曲だった。苦しい時、この「ベルベット・ヴォイス」にどれだけ癒されたかわからない。南野陽子のCDは売ってしまったが、25年間中古CDに売りに出さず手放せなかったのは、この頃の苦しみから救ってくれた野田さんへの強い想いがあったから。
「CDジャケットの写真」を高校3年から25年間眺め続けてきた。まさか “本物” に会えると思わなかった。「野田幹子に挨拶した」。S君に話したらきっとおしっこを漏らすに違いない。本当は僕自身が大きい方が出そうだった。
[持ってなかった「CDアルバム」]
■『カノン』(2000年2月2日)
■『私の歩き方』(2006年1月11日)
野田幹子ライブ2012『香音な再会 ~25th Anniversary Special~』で届かなかったCDが売ってた。Amazon.co.jpでも入手できないCDを手に入れた。写真だけは見てたが手に入ったこともまだ信じられない。廃盤になった『カノン』『私の歩き方』の実物を見たのも衝撃だった。失われた13年前のCDが手に入るのは夢を見てるとしか思えなかった。
[限界狂気「直筆サイン」]
ただ手に入れただけではなかった。野田幹子さんに「直筆サイン」をしてもらった。遠慮して1枚だけ出したら「2枚ともしてあげる」と言われ、壮絶サービスに眩暈がした。もう現実に何が起きてるかわからなくなってた。人間の人生は本当に何が起きるかわからない。ものすごく強く実感した。
[D.B.G.野田幹子ベスト10](2013年 7月15日 版)
1位『淡い季節のサングラス』
2位『Smile』
3位『Dramatic Travel』
4位『Singin' In The Snow』
5位『Good-bye Liverpool』
6位『8月の砂時計 (Long Version)』
7位『遠い8月』
8位『ほほにかかる涙 -fairly-』
9位『バスルーム・レイン』
10位『Travellin' Heart』
[次点]
11位『いつか見た映画』
12位『ハッピー・エンドが好き』
13位『花を買う』
14位『With You (Re-Mix Version)』
15位『Christmas Day』
16位『駆けてみよう』
17位『Afternoon Tea』
18位『Empty Bottle -room 402-』
19位『Sunsetはまあるい気持ち』
20位『太陽・神様・少年』
人間は生きてる限り毎日思考が変化し続ける。昨日と今日でさえ変化がある。2013年現在ライブの影響もあり、今の心境での『野田幹子ベスト10』を記したい。
■『野田幹子伝説』①
■『野田幹子伝説』②
■『2012 香音な再会 ~25th Anniversary Special~』
■『ゲンスブール・ナイト 2013』
■『野田幹子伝説』③
■『2013 香音な夜会 Vol.12 ~Colorful tear drops~』
■『@神楽坂♪ 2014』
■『2014 香音な夜会 Vol.13 Birthday Live』
■『2015 香音な夜会 Vol.14 ~50th Birthday Special ~』
■『白金台Canonラスト・ライブ 2016』
■[Next]
画像 2013年 7月