■野田幹子
■第3稿 2019年 6月6日 版
［野田幹子ライブ2012『香音な再会 ～25th Anniversary Special～』体験記］
■「秋深まり、ワインと音楽が心に染み渡る季節になってまいりました。毎年恒例にして10回続いた、ワイン片手のライブ「香音な夜会」が再開、今年デビュー25周年を迎える野田幹子の『香音な再会 ～25th Anniversary Special～』としてやらせていただくことになりました。また、私がこの日のために特別にセレクトしたバリエーション豊かなワインをグラスでご用意させていただきます。スターパインズ・カフェのお料理とともに、香りと音に包まれる時間を、心ゆくまでお楽しみください。皆さまとの再会を、心よりお待ちしております」
（『野田幹子 facebook』より）
人生とは本当に予想できない交通事故のような事件が起きるもの。12月4日（火）僕は20年の時を経て生まれて初めて “本物” の「野田幹子」さんを見た。高校生の頃にCDを買ってたアイドルを間近で見れるとは想像を超える衝撃だった。1週間以上過ぎた今も夢か現実かの交錯が続いてる。僕は完全にもの凄い「夢を見た」だけだったのかもしれない。
［第1部］
1『Goodbye Liverpool』
2『Sunny Side Selection ～私が好きな私へ～』
3『寂しい私を知らないで』
4『揺れる ～I Miss You～』
5『Travelin' Heart』
6『With You!』
7『太陽・神様・少年 (1987 Version) 』
8『KOKORO』
［第2部］
9『Singin' In The Snow』
■（ゲスト楽曲）
10『月の雫のセレナーデ』
11『Rain Forest』
12『Dramatic Travel』
13『8月の砂時計』
■（ゲスト楽曲）
14『Smile』
■野田幹子
［第1部 “本物” の「ベルベット・ヴォイス」］
CDの歌声はいつも聴いてたが “本物” が本当に歌う「ベルベット・ヴォイス」を聴いたことはなかった。1曲目の『Goodbye Liverpool』を聴いて「野田幹子は本当に実在した」と実感した。僕の席はアリーナ席に匹敵する距離だった。間近で歌う “本物” の野田さんを見て僕はビビってしまった。
［第2部「野田幹子悩殺ダイナマイト網タイツ」］
衣装替えをして出てきた野田さんの「野田幹子悩殺ダイナマイト網タイツ」に「瞬間」「悩殺」だった。ワインの酔いもぶっ飛ぶ凄まじい衝撃に魂を撃たれた。だが音楽活動を再開して来年は新曲を出す話にも感動した。
■D.B.G.も写ってる客席の集合写真
［「第1部」「第2部」を通して］
ゲストの方の曲も合せて17、18曲。その中で野田さんの曲は14曲が熱唱された。その中でアルバム『私の歩き方』を持ってない僕は『月の雫のセレナーデ』だけ初めて聴いた曲だった。また会場で販売されるはずだったCDが届いてなかった話が残念だった。次回のライブに期待したい。
「第1部」「第2部」の間のワインブレイク、ライブ終了後の客席で何度か “本物” の野田幹子さんと間近ですれ違った。かなりの至近距離で “本物” を見てしまった。「何という美しい年の取り方……」。僕より年上のお姉様だが野田さんはとても美人だった。網タイツの刺激がかなり強烈だった。
ライブ終了後野田さんは来場した約100人の観客達と挨拶を交わした。僕はあまりの混雑に「もっと人が退いてから」と思い、野田さんに何と挨拶したらよいか、『ゴッドファーザー』のルカ・ブラージ状態で緊張が極限に到達した。しかし時間が押し過ぎて関係者打ち上げの時間になってしまう。 “本物” の野田幹子さんを間近で見てしまった衝撃の緊張でビビり過ぎて、結局僕は何もできずに会場を出てしまった。「またライブにこよう」と密かに心に誓うのだった。
デビュー25周年記念のライブで「25年を振り返るにはあまりに時間が短すぎる」という野田さんの言葉が印象的だった。各曲への思い出話やワインを飲んで「うえっ」と親父声を出す一面、アンコールを間違えてしまうエピソードなど、「人間野田幹子」の天然な姿がファンにはたまらなかった。また最後の『8月の砂時計』と『Smile』の “本物” の歌声には目頭が熱くなった。野田幹子さんセレクトのワインで、ほろ酔いの夢の世界を体験させてもらった。
■『野田幹子伝説』①
■『野田幹子伝説』②
■『2012 香音な再会 ～25th Anniversary Special～』
■『ゲンスブール・ナイト 2013』
■『野田幹子伝説』③
■『2013 香音な夜会 Vol.12 ～Colorful tear drops～』
■『@神楽坂♪ 2014』
■『2014 香音な夜会 Vol.13 Birthday Live』
■『2015 香音な夜会 Vol.14 ～50th Birthday Special ～』
■『白金台Canonラスト・ライブ 2016』
■［Next］
画像 2012年 12月