ゴミ箱 -17ページ目

ゴミ箱

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同い年なのに学年が違うというちょっと変わったパロ

ニーナが凄くモテるって気付いたのは、僕が中一、彼女が中ニの時だった。
「何処にしたんだ?」
受験勉強をするレイフォンの様子を見ていたニーナが、ぽつりと呟いた。
「一応、ニーナ先輩と同じ所だけど。」
目も合わせず勉強を続けるレイフォン。
「お前にならスポーツ推薦が来ただろ?」
「お断りしました。」
「何で?」
一緒の学校に行きたいからなんて言えるわけない。
普通の進学校だから別に一緒でも不自然では無いから、理由は完璧だが。
「やっぱりスポーツより勉強じゃないかな?と思って。」
ちらりとニーナを見ると、ニーナはレイフォンを真っ直ぐ見ていて目が合った。
すると、ニーナがにこりと微笑んで、
「じゃぁ、受かったら一緒に行こう。」
そう言った。
そんな事を言われたら、勘違いしそうになる。
きっと家が近所だから本人は当然だと思って言ってるんだろうけど。
「そうだね。」
受かったらまず告白かなぁ…いや、やっぱり止めとこう、もう少し様子を見ておくことにしよう。
そう決めたレイフォンだった。
『私から告白した方がいいんだろうか。』
何か誓った目をしたレイフォンを見て、ニーナは肩を落とした。
レッド・ノクターン後ホワイト・オペラ前

「先輩!」
レイフォンはツェルニに戻り、身支度を済ませるとニーナの所へ飛んで行った。
ニーナが自分の声に振り返るなり、その細い体をかき抱いた。
「レイフォン大丈夫だったか?」
ニーナが抱きしめられたまま声をかけると、レイフォンは肩を震わせた。
「僕は大丈夫です。先輩こそ…心配しました。」
「すまない。私も大丈夫だ。」
少し体を離したニーナはレイフォンの頬を両手で包むと、額に口付けた。
かぁっと顔を紅くしたと思ったらすぐにニーナを見つめ、唇が離れるのを見計らうと、レイフォンはニーナに噛み付くような口付けをした。
「っ…う…ん…。」
くちゅっ、と耳に水音が響き、ニーナはぎゅっとレイフォンの背に腕を回す。
やっと離れたと思ったら、また強く抱きしめられた。
そして小さな声を出した。
「先輩…今日泊に来ませんか?話したい事が沢山あるんです。」
「あぁ、分かった。」
すっと目を閉じてニーナは久々のレイフォンの感触に酔いしれていた。
ミーテッシャとフェレットの話の後

「結局ミーテッシャって何なんですか?」
レイフォンはへとへとになったニーナを腕の中におさめ捕まえると、気になっていた事を尋ねた。
ニーナは頬を染めると、レイフォンから目を逸らす。
「ミーテッシャは…大切な縫いぐるみなんだ…。」
そう歯切れ悪く言ったニーナが可愛くて、レイフォンは捕まえるために抱きしめていた腕の力を強めた。
ニーナの首筋に顔をうめて囁く。
「良かったですね、無事で。」
「本当に。」
首筋に吐息が当たるのをくすぐったそうにしながらニーナは頬をゆるめた。
「……帰りますか?」
「そうだな。」
二人は視線を合わせると笑いあった。

「あらあら、邪魔しちゃ悪いかしら~。」
じたじた暴れるフェレットを押さえ付ける一つの影が、そんな事を呟いたのを二人は知らない。
「ジュース?」
ニーナはレイフォンとの訓練へ出掛ける前に、何か飲んでおこうと冷蔵庫から缶を取り出すと口をつけた。
「ん?ちょっと変わった味が…。」
そう思いながらもニーナは、缶の中身を綺麗に飲みきり、急いで寮から飛び出した。

妙にふらふらする身体を不思議に思いながら部屋に入ると、ニーナは直ぐさまベンチに横たわった。
「暑い。」
吐息が熱い。頬がほてる。涙が勝手ににじんでくる。
ニーナが意識をおとしかけていると、そこにレイフォンがやって来た。
そして、ニーナを見るなり慌てて駆け寄り声をかける。
「ちょ、大丈夫ですか?」
その声で意識を浮上させると、ニーナは起き上がった。
「んー。」
とろんとした目をレイフォンに向けて微笑むニーナ。
レイフォンはその様子と匂いからニーナがアルコールを摂取した事を理解した。
「お酒飲みましたね。」
レイフォンがしゃがんでニーナと目線をあわせると、ニーナは軽く首を左右にふる。
「んーん…ジュース。」
舌ったらずにそう言い、そのままレイフォンに抱き着く。
「た…隊長!?」
レイフォンは突然の事に顔を真っ赤にしながらニーナを抱き留めると硬直した。
「このままで…。」
ニーナはそれだけ言うとレイフォンの腕の中で寝息をたてた。
「…襲われても知りませんよ。」
そう言ってレイフォンは腕の力を緩め、ニーナの顔を見ると、その額に口付けた。
目の前に広げられたおかず。
広げられている場所は、普段トレーニングをしている部屋。
レイフォンはニーナが持って来た紅茶に口をつけている。
ニーナは勧められたサンドウィッチに手を伸ばした。
「おいしい。」
口の中にひろがる味を噛み締めながらニーナは言った。
するとレイフォンは嬉しそうに微笑む。
レイフォンとニーナは時々昼食を一緒にとっている。
バイトが入っている日は一緒に夜食を食べることが多い。
たいていは出来合いを買うのだが、時々レイフォンはこうやって弁当を作って来る。
だからと言う訳では無いが、飲み物はニーナが持って来ていた。
「今日はバイトが入ってますよね。」
食べ終わったのを見計らってレイフォンがニーナに声をかける。
「そうだな。」
そうニーナが返事をすると、レイフォンはう~んと唸り、何か思いついたように口を開いた。
「今日の夜食、僕が何か軽い物を作って持って行きましょうか。」
「いや、悪いぞ。昼もご馳走になって、なおかつ夜もというのは…。」
「大丈夫です。それに、昼も夜も同じような物になってしまいますから…どうです?」
確かに昼もサンドウィッチ、夜もサンドウィッチと言うのは…と少し考えてから頷いた。
「楽しみにしてる。」
二人は顔を見合わせるとダイトを握った。
訓練が終わり、二人は荷物を持つと立ち上がった。
「先輩、バイト行きましょうか。」
「そうだな。」
ニーナがそう答えると、ふっとレイフォンは視線をさ迷わせ、そしてニーナの瞳を捕らえる。決心した顔をして口を開いた。
「あの…今日は、手を繋いで行きたいんですけど…駄目ですか?」
ニーナはその言葉を聞いて、少し眼を見開いてすぐ微笑んだ。
「手か?いいぞ。」
その言葉にレイフォンは驚く。
まさか許してもらえるとは思わなかった。
「えっ。手…ですよ?」
「あぁ。分かっている。それがどうかしたのか?ハーレイと繋いだ事が何度もあるが…。」
「………………。」
「レイフォン?」
ニーナはレイフォンの顔を覗きこんだ。
「いえ、何でも無いです。、行きましょう。」
レイフォンはスッとニーナに手を伸ばし、ニーナはその手握った。
ハーレイと繋いだ時と違う感情を胸に抱きながら。
無茶と無理は違うよね?

「無茶はしない。無理はする。」
「無茶しないで下さい。」と言ったレイフォンに、ニーナはきっぱりと言った。
「できれば無理もしないで欲しいんですが。」
「それこそ無理だな。」
その返事にレイフォンは―じとり―とした目をニーナに向けた。
「僕が言ってる意味が先輩は分かってません。」
「分かっているさ。」
笑ってレイフォンの頭を撫でると、レイフォンは恥ずかしそうに頬を染めながらむくれた。
「じゃあせめて…安心させて下さい。」
その言葉にニーナは、きょとんとした。そして、また笑顔になる。
「あぁ。」
ニーナはレイフォンの頭から手を離すと、レイフォンに手を伸ばした。
その手を掴んで、レイフォンは自分の方へ引き寄せる。
「心配させて下さい。大切にさせて下さい。」
「私にもさせてくれ。」
ニーナとレイフォンは幸せそうに笑いながら…抱き合った。
お礼の気持ちがうまく表現できないなんて情けないアル…。
今、神楽は非常に困っていた。
偶然会った沖田と、当然のように喧嘩が勃発。
新八や山崎が止めるのも気にせずにしていた。
いい加減にしないと…と思っていると、沖田が「今日はこのへんにしといてやりまさァ。」なんて言い出して。
お開き。
で、沖田が去り際に何か投げて寄越した。
「?」
慌ててキャッチしてみると、それは酢昆布で…。
「あーあ、すっかり遅くなっちまった。」
驚いてる間にあいつは遠くに行ってしまった。
どうしよう…。
ありがとうって言いたい。
けど、さっきまで喧嘩してた手前どうかとも思う。
「おい。」
神楽は沖田の背中に向かってそう呟いた。
「礼も言わせない気アルカ。」
「言ってくれんの?」
言葉には出来ないけど、神楽は沖田に走り寄ると、その頬に唇を寄せた。
「おい、神楽。」
さっきからずっと髪を引っ張る男を一睨み。
「何か用かヨ。」
「ん。」
差し出される赤い物。
「手紙?」
真っ赤な封筒に、手紙。
「そっ。まぁ、開いてくだせぇ。」
妙な厚みの封筒を開けると---封筒。
「は?何で封筒の中に封筒が入ってるアル。」
正面の男は満面の笑み。
「どんどん開けてくだせぇ。」
「おまえは……人に何かを読ませようという気が無いネ。」
そう言いつつどんどん開けた。
どんどん小さくなる封筒。
「おい。これ作るの大変なはずアル。」
ラストの封筒を取り出した。
机に散乱する、赤。
沖田をみたら顔が赤い。
「どうかしたのカ?」
ぼそぼそと何か言う沖田。
「はっきり言うネ!」
「まさか最後まで開けるとは思わなかったんでぃ。」
神楽は沖田を見て、封筒を開けた。そこには小さな紙に---〇〇焼き、〇〇に入る言葉は?それが本心---と書いてあった。
「沖田………お前馬鹿だろ。」
神楽はシャーペンを持つと、紙にサラリと何かを書いた。
私も---
見るとイライラする
気に入らねぇ
すぐ喧嘩もしちまう
けど
すごく気になるんだ。

「留学生の神楽だ。皆仲良くしてやれよ。」
3Zの担任、銀八に簡単すぎる紹介があった。
どうせ他の女と似たようなもんだろ…
「席は…沖田の隣が空いてるな。」
面倒臭ぇ。
「沖田。面倒みてやってくれよ。」
「わかってまさぁ。」
「神楽。」
銀八に促され神楽さんは頷いた。
「分かったアル。」
「あっ!神楽、あ…れ…はぁぁ…。」
神楽は勢いよくジャンプすると沖田の隣の机の上に飛び降りた。
銀八はそれを止めようとしたらしいが、遅かった。
「よろしくネ。」
神楽さんはニヤッと挑戦的な笑みを浮かべた。
他の女とは違う。
面白そうな事になりそうじゃねーか。
「よろしく。」
俺も同じような(それより遥かに腹黒く、サディスティックな)笑みを投げた。