「おい、神楽。」
さっきからずっと髪を引っ張る男を一睨み。
「何か用かヨ。」
「ん。」
差し出される赤い物。
「手紙?」
真っ赤な封筒に、手紙。
「そっ。まぁ、開いてくだせぇ。」
妙な厚みの封筒を開けると---封筒。
「は?何で封筒の中に封筒が入ってるアル。」
正面の男は満面の笑み。
「どんどん開けてくだせぇ。」
「おまえは……人に何かを読ませようという気が無いネ。」
そう言いつつどんどん開けた。
どんどん小さくなる封筒。
「おい。これ作るの大変なはずアル。」
ラストの封筒を取り出した。
机に散乱する、赤。
沖田をみたら顔が赤い。
「どうかしたのカ?」
ぼそぼそと何か言う沖田。
「はっきり言うネ!」
「まさか最後まで開けるとは思わなかったんでぃ。」
神楽は沖田を見て、封筒を開けた。そこには小さな紙に---〇〇焼き、〇〇に入る言葉は?それが本心---と書いてあった。
「沖田………お前馬鹿だろ。」
神楽はシャーペンを持つと、紙にサラリと何かを書いた。
私も---