無茶と無理は違うよね?
「無茶はしない。無理はする。」
「無茶しないで下さい。」と言ったレイフォンに、ニーナはきっぱりと言った。
「できれば無理もしないで欲しいんですが。」
「それこそ無理だな。」
その返事にレイフォンは―じとり―とした目をニーナに向けた。
「僕が言ってる意味が先輩は分かってません。」
「分かっているさ。」
笑ってレイフォンの頭を撫でると、レイフォンは恥ずかしそうに頬を染めながらむくれた。
「じゃあせめて…安心させて下さい。」
その言葉にニーナは、きょとんとした。そして、また笑顔になる。
「あぁ。」
ニーナはレイフォンの頭から手を離すと、レイフォンに手を伸ばした。
その手を掴んで、レイフォンは自分の方へ引き寄せる。
「心配させて下さい。大切にさせて下さい。」
「私にもさせてくれ。」
ニーナとレイフォンは幸せそうに笑いながら…抱き合った。