久々にブログを更新しました。


私は一昨日から夏休みに入りましたが、会計士論文受験生にとってはラストスパートの時期ですね。


初受験から3年、合格の年から2年が経過してしまいました。


とにかく気を緩める事なく、一番大事な科目である会計学に注力してました。


2年連続で会計学で難問が出ましたが、大問の1つや2つの致命傷であれば充分挽回可能です。


ただ、本試験では予備校の予想はあまりあてにせず、網羅的に抑えることが大切です。昨年出たからといって全く対策していない、ということだけはしないでください。


論文受験生がこのブログをあまり見てはいないかもしれませんが、未来の論文受験生に参考になればと思い、投稿してみました。
今から遡ること丁度1年前。






論文式試験から2ヶ月半が経過し、いよいよ合格発表を迎えようとしてた。





不思議なことに、発表の前日になっても、翌日が発表だという実感が全然沸かず、妙に心の静けさを感じていた。




緊張することなく、すぐに眠ることができ、前年とは違いあっという間に当日を迎えた。




流石に発表1時間を切った頃から、緊張が高まり、9時半になっても怖くてなかなか結果を見ることが出来なかった。




まず、試験の概要から覗いたが、合格人数に衝撃を受けた。





1051人・・。





論文受験生が増えたにもかかわらず、合格人数が50人程減少していたのだ。




ボーダー近辺を予想していたので、落ちたのではないかと不安がよぎった。





それから15分ぐらい経って、ようやく番号のページを覗いた気がする。






無心でマウスをスクロールする…






あった…!!!







思わずガッツポーズをした。






自分の番号を見つけることが出来たときは、本当にほっとしたものである。





急いでお世話になった人達に連絡をし、家族と一緒に金融庁まで自分の番号を実際に見に行った。





その夜は予備校主催の合格祝賀会にも参加した。




幸い受験仲間の多くが同時に受かっており、彼らと一緒に時間を過ごした。




個人的な合格は嬉しいが、仲間の合格も本当に嬉しかった。




長かった受験生活に、ようやく終止符が打たれた。




ただ次は就活のことを考えなければならす、いつまでも休んでいられない。






一気に身分が受験生から就活生になり、次の日から頭を就活モードに切り替えた。







以上で、受験生時代の振り返りは終わりです。

繁忙期もあり、一年間ぐらいかかってしまいましたが、記録に残したほうが自分だけではなく、読者の方に何か励みや参考になればと思い、投稿してきました。


ブログで励みになったというメッセージをして下さり、ブログを書いて良かったと思いました。


就活や仕事のことなど今後も書いていくので、ブログは続けていきます!
こんな状態で論文を書けるのだろうか。今年も落ちてしまうのではないか。。



そんな不安を抱えながら、早稲田大学へ向かっていった。



既に去年経験しているとはいえ、最初の監査論はかなり緊張した。



重要性の基準値が出たりして、予備校の予想がことごとく外れ、想定外の問題だらけであったが、基準集を元に書く問題も少なくなく、暗記問題というより、いかに基準集を引けるか、又は現場で考えることを試している問題だったと思う。



選択問題で監査意見を選ぶ問題があったのだが、どの監査意見になるのか非常に悩んでいるのが一番印象に残っている。



3日間の中でも一番悩んだ問題であったが、後日予備校の解答を確認したら、幸いにも合っていたのは嬉しかった。




監査論の手応えはまずまずだったと思う。




続いて午後の租税法は、最も得意科目ということでここでなんとか稼ぎたかったが、三つの要因が重なって集中力を欠いてしまった。


・睡眠不足
・得意科目という慢心
・監査論が終わって緊張が和らいでしまったことによる安堵感



自分の弱点であるマインドの弱さが本試験で露呈してしまった。常に模試で好成績をとっていたことが仇になったのだ。



終わった直後の感触は悪くなかったのだが、後日の採点で計算が思っていた以上に間違えてしまい、ここであまり貯金を稼ぐことが出来なくなってしまった。



初日の夜は頭痛になってしまい、ほとんど勉強が出来なかった。




夕ご飯を一緒に泊まっていた友人に買ってもらうほど疲労していた。



だが、その疲労のおかげで流石にその日は眠ることが出来た。




二日目の会計学午前は、資金管理が2年連続出たことが想定外であり、例年通りに難しかったが、平均程度には取れた感触だった。



次の会計学午後は、三日間で最も重要な試験だが、ここで会計士試験史上に残る奇問が出た。



連結利益剰余金の調整表なのだが、会計士受験生の99%は解いたことがなく、実務色が非常に濃い問題であり、平均点が1割程度の埋没が出題されたのだ。



当然私も出来るはずがなく、計算2つ、理論2つが出来るのみで他の殆どを間違えてしまった。



それでも平均点を上回っていたのだから、相当の難易度であった。その問題に関する見解は、既に当ブログでもまとめたことがある。




私の隣の人が試験中やばいやばいと呟いていたのだが、受験生3000人が全員同じことを思っていたに違いない。




精神を崩壊させるほどインパクトがあった会計学午後が終わっても、まだ最終日が残されていた。



三日目の午前は企業法だが、第一問が財産引き受けの問題であり、全く手薄であったが、なんとか解答することが出来た。第二問は大原が直前答練で出していた問題であり、落ち着いて解くことが出来た。



直前答練で大原を受講して本当に良かった。



最後の試験は選択科目。



私は統計学だったのだが、最後の問題が財務第5問に匹敵するほど難しく、去年以上に出来なかった。



見直ししている最中に試験が終了し、間違えを発見してしまったときはかなり後悔したのを覚えている。




想定外の問題が多く、失敗も多かったものの、全体的には去年以上には健闘出来、合格可能性は充分にある、というのが終わった後の感想だった。




終わった後の一週間は体を休め、短期間の仕事をやりながら旅行の金を貯めつつ、英語の勉強をして、発表までの間を過ごした。



本試験まで残り二週間となっており、大原の模試で成績は振るわなかった分、気持ちが引き締まっていた。





落ちるかもしれない、と常にプレッシャーをかけ、いい緊張感を保つことができたと思う。



3年間勉強しているにもかかわらず、超直前期になっても知らない論点が出てきたときは萎えたりもしたが、逆に本試験前に知っておいて良かったと前向きに捉えていた。



直前期の戦略は、選択科目の勉強を最低限に済ませ、租税法と監査論と企業法はほどほどにし、最重要科目である会計学に最も時間を割いた。






計算を最低限にし、理論を中心にというわけではなく、計算も疎かにしないように、去年の経験を踏まえ、演習に励んだ。




模試と答練の復習だけではなく、新しい問題も解いたりしていた。




直前期はよく、新しい問題を避けるべきだと意見を耳にするが、個人的にはあえて否定したい。



本試験は必ず、今迄と違う問題であったり、新しい視点からの出題があるため、初見の問題に対する対応力を磨かなければならないと思っているからだ。




そして、この頃、ようやく1年あまり時間をかけて作った財務会計の理論と企業法のまとめノートが完成した。



理論問題を網羅的にまとめたワードのデータなのだが、重要性に応じて理論の精度を分け、些細な論点でもキーワードだけは覚えられるように、あらゆる問題に対応出来るようにまとめたものである。



受験生活の集大成であり、今でも宝物として大切に保存している。



本試験直前期において、一気に復習できるまとめノートはとても大切だと思うし、本当にお勧めです。



前日になり、昨年も泊まったホテルに着き、監査論の最後の確認を済ませ、床についた。




だが、去年以上になかなか寝付くことが出来なかった。





全然眠れない。






流石に午前4時頃になると焦った。




去年は3時間ほど睡眠を取れただけに、去年以上にプレッシャーを感じていたのだろう。




せめて、せめて1時間の睡眠でも欲しかった。




結局、目を瞑っただけで、睡眠を得ることが出来ないまま、出発する時間となってしまった。



このまま論文を書けるのだろうか?



今年も落ちるのではないかと、とても不安になった。



不合格を覚悟した。




監査論は特に書くべき量が多いし、初日だけに大変緊張しながら、試験会場に向かって行った。





春の論文模試とは異なり、7月に行われる模試は、まず最初にTacがあり、次に大原の模試があった。


直前期に本試験と同様に3日間の演習を行うため、ここでの判定が本番の合否と強い相関関係がある大事な模試だ。



Tac模試は、企業法が激難で平均点は恐ろしく低かったのを覚えている。



しかし、その企業法で何故か爆発したおかげもあったが、奇跡的にA判定をとることができた。




もっとも、大原よりtacのほうがA判定を取りやすいことも寄与していたが。



このA判定は個人的にはかなり自信になったが、周りにこのことは極力言わないことにした。



とにかく、油断しないようにした。



結局、合格の秘訣は、模試の結果に一喜一憂することなく、淡々と勉強することだと思う。


Tacの模試から10日が経過したにもかかわらず、疲労が回復せず、模試の記憶を引き出せないほどだったが、すぐに大原の模試がやってきた。


大原の模試は、今でも記憶に残っているのだが、財務会計が大事故になった。


連結の総合問題で評価差額の税効果を計算せずに解いてしまい、雪崩式に間違えてしまい、計算のほとんどを間違えてしまった。


完全に致命傷レベルのミスであり、春の模試よりも成績を落としてしまった。



模試1回目をほんの少し出来たから良いって、心のどこかで慢心があったのかもしれない。


既に夏の結果を知る頃には、本番まで二週間ほどしかなかった。



だが、この結果が気持ちを引き締めてくれ、丁度いい精神状態で直前期に突入していった。

春の論文模試も終わり、直前答練が始まる時期となった。

5月中旬から7月中旬に実施されるのだが、直前期ということもあり、アウトプットの最後の機会であり、この時期の過ごし方で合否が決まると言っても過言ではない。


特に6月は本当にきつかった。



Tacの直前答練だけでなく、大原の直前答練も受講していたからだ。



私が大原を受講した理由は、去年企業法を的中していたのと、演習をもっと増やしたかったから。


今になって思うのは、二大予備校の直前答練を受講して正解だった。



実際、2015年も企業法が的中し、本番慌てずに取り組むことができた。個人的には、企業法の先生では大原が一番良かった。


租税法や監査論も解説講義など、大変役に立った。


もう一度受験生に戻るなら、大原とTac、きついが両方とも直前答練を申し込むだろう。



こうして平日のほぼ毎日、答練を消化する日々が続いた。



午前はTac、午後は大原と、午前と午後で勉強する予備校が違うのはよくあった。



いつの間にか6月下旬となり、5月短答の合格者数が発表された。



前年より合格者が50%も増やされたのは衝撃だった。



周知の通り、5月短答受験生の合格率は低い。


5月短答合格者が増えれば、そのぶん短免や12月短答合格者は有利となる。



しかも、アカスク生は12月の短答に60%の得点だけで短答を合格している。



就活市場も完全な売手である。



来年以降、受験生が増える可能性だってあるし、今年が最も受かりやすいのでは。




最大のチャンスが到来していた。




今年は何としてでも合格しなければならない。



そうこうしているうちに、あっという間に7月全答がやってきた。