面接は、三大法人を受けたため、三大の面接の特徴を列記する。
まずは一次面接から。
1.新日本
新日は、まず最初に待合室に案内され、緊張をほぐす目的なのか、面接までの時間はリクルーターと雑談をした。
10分後くらい後に呼ばれ、一次面接は面接官2人との2対1だった。
聞かれた内容は、以下の通り。
・前職のこと
・学生時代のサークル
・企画、リーダーシップ経験
・新日本の雰囲気
・海外に対する興味
その後、確か少し休憩を挟んでパートナーとの1対1の面接をした気がする。
こちらは志望理由を中心に聞かれた。
どちらも特に変化球はなく、事前に準備していた回答で対応できるものばかりだった。
面接が終わったら、リクルーターに志望する部署まで連れて行かれ、そのリクルートを担当しているパートナーと挨拶をした。
新日の特徴は、実際の職場風景を見学させ、パートナーとも挨拶させたことだった。
2.あずさ
一次面接は、新日と同じく2対1の面接だった。
聞かれた内容は、以下の通りだった。
・11月の発表まで何をしていたか
・どうしてその部門を希望したのか
・英語はどのレベルまでできるのか
・法人ごとのイメージ
・法人の志望順位
・志望する上でもっとも重視すること
あずさの特徴としては、面接官とのディスカッションであった。
面接に入る前に休憩室でお題が出され、数十分間の考える時間が用意された。
確かお題は、英語教育を小学校から義務化すべきか、という会計とは無関係なものだった。
最後に5分くらいの時間でディスカッションが行われ、私は反対意見の立場で主張した。
何故か最後に、こちらが聞いた訳でもないのに給与について話し始め、基本給は他よりも安いけど、そのぶんボーナスは高いよ、と主張されたのは印象に残っている笑
おそらく、基本給の低さで敬遠して貰わないように念押ししたのだろう。
終わったらすぐに別の仕切りに案内され、若手マネージャーとの1対1の面接、いや面接というより面談が始まった。
自分の今後として、どのようなキャリアを歩みたいのか聞かれ、キャリアプランを考えてくれた。
まだ後日の面接があるはずなのに、まるで内定前提で話が進んでいった。
こちらも売手市場ならではのありえない待遇だった。
3.トーマツ
一次面接は、2対1の面接で他と変わらなかったが、面接官が自分の志望する部署の方ではなかった。
新日本、あずさは自分の志望する部署に所属する方が面接官だったので、自分がたまたまだったのか少し謎だった。
トーマツの面接では、まず自己紹介を行い、以下の質問をされた。
・職歴
・会計士志望理由
・どうしてその部門を希望したのか
・リクルーターと何人会ったか
・志望順位
・英語はどうやって勉強してきたか
・法人間のイメージ
その後、すぐに別の面接官との面接があり、また自己紹介から始まり、
・職歴
・どうしてその部門を希望したのか
・会計士志望理由
・英語は何故勉強してきたのか
・ゼミ
・趣味
について聞かれた。
トーマツの特徴は、とにかく自己紹介から始まり、一回目と二回目の面接とも聞かれる内容が何故か殆ど同じだった気がする。
結果としては、どの法人もストレートな質問が多く、志望動機を中心に答えるものばかりだった。
また、他の共通点として、どの法人も自分の法人がどのようなイメージを持たれているのか気にしていたことだ。
単純に面接官の興味だったのかもしれないが、上から聞くように指示されていたのかもしれない。
特にトーマツは体育会系というイメージを持たれがちで、本当にそうなのか調査したのだろう。
一次面接は難なく通過し、最終選考である二次面接に臨むこととなった。