二次面接は、休む暇もなく行われる。
1.新日本
新日の二次面接は、面接官の職階を選ぶことができるという、買手市場なら起こり得ないことが起きた。
面接官の職階を選べるところなんて、日本企業にあるだろうか。
パートナー、マネージャー、シニアのどれか一人を選ぶのだが、私は、話しやすく目線が近いシニアの方を選んだ。
意外にも結構志望動機を深堀りされ、答えに窮する場面があったため、もう少し準備しておけばよかったと思ったほどだった。
例えば、その部門の中の具体的に何がやりたいのかであったり、その部門に興味を抱いたきっかけなど。
単に何故その部門を志望したのかだけではなく、きっかけや具体的にどの仕事をやりたいかはしっかり準備すべきだった。
面接時間は約1時間だった。
2.あずさ
2対1だったが、両方ともパートナーとの面接だった。確か、片方は事業部長であり、1次面接よりは偉いパートナーだった。
聞かれた内容は以下のことが中心であった。
・希望する部門にどういうイメージがあるか
・志望法人の順位
それ以外は、あとは質問タイムだった気がするので、しっかり聞きたいことを事前に準備しなければならない。
あずさの二次面接は、ディスカッションもなく、終始和やかに終わった。
3.トーマツ
トーマツは、三次選考という名称だったが、実質的に二次面接である。
・何故、その部門を志望したのか
・何故、英語を勉強してきたか
・法人の志望状況
一次面接と殆ど変わらず、また他の大手と質問が殆ど変わらなかった。
確か二次面接でも別の部門のパートナーが担当し、何故トーマツだけだったのか、今でも疑問であるが、昨年から変更されたのかまではわからない。
また、他と同様に質問タイムが設けられており、10分程度だったが、2つか3つくらいの質問は事前に用意する必要がある。
三大とも面接の時間は1時間以内に収まり、一部答えに窮する場面もあったものの、特段問題はなく、終わることができた。
こうして、1週間の間に三大の二次面接まで行われたことになる。
最後の面接は12月1日だったので、内定解禁日まで残り2日となっていた。
内定解禁日までには、どこに就職するか予め考えなければならないが、時間はかなり短い。
内定説明会もあるが、実質的な囲い込みが始まるので、解禁日までには決めておく必要がある。
論文後の夏の説明会、合格発表後の説明会、一次面接、二次面接、その他インターネットで情報を集めていくことになりますが、意外と大手間であっても違いが見つかるため、情報収集は、売手市場であっても積極的にするべきです。