【練習参加者】 総勢 36名+タクさん

チセ、ケンタ、アイ、サヤカ、トモミ、ユズカ、ノリカ、ミナミ、Uタクミ、リュウヤ、

ツネ、タイシ、リョウヘイ、リク、シュンペイ、ユウキ、リョウ、タクマ、マサヤ、ユイナ、

ナチ、エリナ、マドカ、タイキ、コウタ、ケイタ、ハヤテ、タイガ、タカマサ、ルナ

体験6名



18:35 駐車場到着


車の中から、ツネ登場。

『こんばんは。。。』 おとなしいが、いつもの元気な声だ。


入り口でタイシが待っている。

『☆★◇*@。』 小さな声であいさつ。。。


*きっと、後ろめたい何かがあるんだろうね。

 コーチは知っている。。。。


大きな声で、返事を返す。


遅れて、リョウヘイ、リク、シュンペイ、ユウキ、リョウが登場。

みんなで準備。


倉庫の掃除をしていたら、リョウヘイ、シュンペイが、

『お手伝いします。』と言ってきた。

勇気を出して言えた一言に、

『良く言えたね、今日はいいよ。』


タイシを呼び止め、

コーチ 『今日は、GOOD LUCK書いてきた?』

タイシ 『忘れました。次から書いてきます。』

*なぜ、書かねばならないのか。が、分かっていない様子。


コーチ 『前回の練習後のミーティングを覚えてる??』

タイシ  『いいえ。。。』


*このクラブは、うまくなりたい、強くなりたい、という意思でみんなが集まってきている。

  努力すれば、上手くなるのかといえば答えは、ノーだ。

  上手くなりたいと思って、日本中いや世界中のプレイヤーが努力している。

  しかし、ほとんどの選手が上手くならない。

  上手くなるためには、考え方が必要なのだ。

  そのためには、バスケットボールって何なのか、スポーツって何なのか、

  自分と仲間との関わりをどう考えたらいいのか、

  教えてもらうということはどういうことなのか、

  練習とは何なのか、試合とは何なのか、  etc...

 上手くなるためには、上手くなるための考え方が必要だ。


コーチ 『下級生たちもきちんと書いて提出しているGOOD LUCK、

      出していないのは6年生の君だけだよ。』

     『出さなければいけないことは、分かっていたよね。』

タイシ  『はい。』

コーチ 『なぜ、持ってこなかったのかな。』


*おそらく単純に忘れたのでしょう。

 忘れるくらい意識されていなかったのでしょう。

 しかし、それでは彼のためになりません。

 チームに参加するためには、参加するための必要条件があるんだということを、

 教えてもらうということは、どういうことなのかということを、

 気付かせてあげなければなりません。

 ただ、忘れものであるなら注意だけでいいです。


コーチ 『今日出せないのなら、帰っていいですよ。』

タイシ  『・・・・・・。』


*おそらく、対処の方法が分からないのでしょう。

  リアクションせず、シュートを撃ち始めるタイシ。

*やらせるのは簡単、気付かせることは難しいことです。


結局、普通に練習しました。。。


*チームや組織を運営するためには、ルールが必要です。

  ルールは、明文化されたものと暗黙知、暗黙の了解というものがあります。

  明文化したルールを教えるのではなくて、明文化したルールは伝えるものです。

  今あるルールは、守るべきもので、なぜは必要ありません。

  より良く生きる、より良くチームや組織を運営するために必要なことを、

  気付かせてあげること、これを導く、指導といいます。


*教えるとは、気付くことへの手助けでなければ、押しつけになります。





▼低学年と、高学年チームに分かれてゲーム

▽(赤)リク、マサヤ、ケイタ、Tシンヤ vs (白)ルナ、シオリ、コーチ 4対3(6点先取)


(赤)リクとマサヤが果敢に攻めまくる。

ときに、ケイタ。

たまに、Tシンヤ。

(白)ルナ、シオリが連続ゴール・・・元気のいい両手のガッツポーズでした。


■2回戦 低学年チームに、エリナ(小4女)が参加。4対4。


必死に守るTシンヤが印象的、何本かパスカットも・・・

他の選手も、必死にエリナに食らいつく。

あきらめずに、チャレンジする姿勢がとてもGOOD。


*ゲームの合間は、まさに運動会状態。

リク、マサヤがドリブルで1対1を始める。

真似をしたケイタに、コーチが突如DEF、ドリブルカット。

『コーチ、もう一度DEFしてください。』 と、ケイタ。

積極性がでてきました。。。。


■3回戦 低学年チームに、リュウヤ(小6男)が参加。4対4。


*いつもは、自分の攻め優先で、果敢にシュートを撃ちまくるリュウヤが、

下級生たちにキャッチしやすいような優しいパスを出す。

プレイに余裕が出てきたようだ。


*次の試合を始めようとすると、ナチ、ユイナ、チサト、エリナが一緒にやりたいと進言。


■4回戦 低学年男子+チサト 対 ルナ、シオリ、ナチ、ユイナ、エリナ 5対5。


*みんな自分の攻めより、味方に良いパスをしてあげようとしている。

新しい優先順位の発見に、良い経験でした。



▽高学年男子チーム マユ先輩も入って、5対5(5分ゲーム)x3本


*パスコースをつくる練習の良い影響が出ているようだ。

みんなの動きを止めることなく、意欲的にボールをもらえるように動けるようになった。


▽女子チーム 3対3(3分ゲーム) & 混成チーム




掃除が終わって、ミーティング。


『何往復かすると、苦しくなるよね。

でも、苦しい時が上手くなるチャンスなんだよ。』

『うまくなるためには、みんながあきらめてしまうようなときの頑張りが必要だ。

この頑張りが、差をつくるんだよ。』


『マラソンは、何キロ走るか知ってる?』

『42.195KM 岡崎から名古屋までくらいかな。すごい距離だよね。

しかも、その距離を2時間くらいで走る選手もいるんだよ。』


『マラソン選手の高橋尚子選手は、世界一になるために世界一の練習をしていたんだよ。』

『4000Mの高地で、60KMも走る練習をしていたんだ。』

『だれもが、苦しいと思うよね。高地は酸素が薄くて大変なんだ。』

『でも、誰もが苦しいと思う練習を、高橋選手は、楽しんできますといって走りだすんだ。』

『走っている最中は、本当に苦しい死にそうな、もがきにもがきながら走っている。

全然楽しそうじゃない。』

『走り終わった高橋選手は、それでも楽しかったって言うんだ。』

『練習がきついとか、苦しいとか、彼女には興味がないんだ。

言いかえれば、練習がきついのは当たり前なこと。

今からやる練習を信じ切っているから、練習のでき具合しか興味がないんだよ。』


今日も一日終わりました。

『ありがとうございました。』 と元気なあいさつを残して、

みんな帰路に着きました。




▼天井シュート

・両手で天井にシュート

・女子はセットシュートとチェストパス、男子は、チェストパスの練習・


*両手でシュート、チェストパスをするとき、指がボールに上手くかからなければ、

 良いスピンができません。指は、ボールの下側をひっかけてスピンをかけます。

スピンがかからなければ、指で押しだすだけのパスやシュートになり、

コントロールできないばかりでなく、パスはキャッチしづらくなり、

シュートはリングに弾かれます。


*人差し指、中指の小指側をひっかけないと、スピンがかかりません。

外側の意識を高めるために、天井シュートをします。


▼ロングシュート

・女子は、スリーポイントラインからセットシュートの練習

・男子は、ハーフライン近辺からリングに向かってシュート、ロングパスの練習


*投げた後、両手の甲がきちんと向かい合うように、バランスを練習。


『シュンペイが、決めた。。。』 一同どよめく。

『マドカが決めた。。。』


一同集合。


*『自分以外の人が、シュートを決めたら、どう思う?』

ほとんどの選手が、悔しいと返事。


『上手くなるためには、見本が大切。

仲間の成功でも、敵の成功でも、いいプレイはいい、と、心の中で認めてごらん。』


『心の中の声、声には出さないけれど思っていることは、実は、自分が一番聴いているんだよ。』


『他人の不幸を、心で思えば、その不幸を自分が聴いていることになる。

だから、いいことがあった時には、みんなで自分のことのように喜びなさい。』




▼ロングパスの練習

・投げ方は自由で、リングを標的にパス練習

・リングに当たれば、OK


『再び、シュンペイが決めた。。。』

言われた通り、みんな喜んでました。

それでいい、それでいい。



▼コートの広さを認識するための練習

▽ガードから45度のフォワードにパス、フォワードは逆サイドのコーナーにパス。

  コーナーからドライブイン。


*このパスが、ハーフコートオフェンスで使用する最長のパス。

届かなくてもよい。投げようという意識があれば、ハーフコート全体を見れるようになる。


『女子チームは、なかなか届かなくて苦労している。

でも今は、それでいい。

自分のパスの長さが自分のバスケットボールをプレイする範囲を決めている。

それを広げよう。』


@久しぶりに、マユ先輩 登場。


受験勉強で疲れていそうだが、久しぶりに見る元気な顔だ。

『足は、もういいのか。』

高校に入学してから、ケガが続いて、高校生活の大部分は、バスケットボールができず、

苦しい思いをした選手。

『もう大丈夫です。走れます。』

『それは、それは、良かった。』

ルナとチサトが、大好きなお姉ちゃんがやってきた。

2人とも素敵な満面の笑み。。。


マユ先輩が、女子チームに合流。

みんな活気づいてきたぞ。



▼ドリブルルールの練習

*ドリブルが、自分に近づいてきたら、ドリブルの方向に離れる。

*ドリブルが、自分から離れていけば、追いかける。


▽45度のフォワードがミドルライン側へドライブイン、ガードは逆サイド45度へ、

45度のフォワードはコーナーへ。

・ドライブインから、コーナーへパス。45度に移動したガードが、ゴールへカット。

・ドライブインから、45度へパス。45度からコーナーにパス。ミドルラインカットにパス。


▽45度のフォワードがベースライン側をゴールへドライブイン、

ガードは、パスしたサイドの45度へ、逆サイドのフォワードはコーナーに合わせ。

・コーナーにパス、シュート。45度に戻すパス、シュート。


*コーナーへのパスは、DEFをよけるため、サイドスルーパス。

アンダーハンドパスの手を少し上げれば簡単にできる。

  このほうが、パスを飛ばすことができる。


▼パスする選手がパスコースをつくる練習

▽OFF4人、DEF3人<OFF1人は、常時インサイド、DEFの中でボールを受ける>


*インサイドのOFFをカバーするDEFを見ながら、空いている味方にパス。

*味方のターゲットハンドを見て、そこにパス。


『ユイナがDEFのプレッシャーを受けてパスを出せずにいる。』

『ユイナ頭が悪いねえ。。。』

キョトンとするユイナ。


『君がパスができないのは、

相手がパスを出させたくないところから、狙っているからだよ。』

『相手は、両手をあげてDEFしてるんだろ。

ほら、バウンズパスなら簡単にできる。

パスコースは、こうやって自分でつくるんだよ。』

『なあんだ。簡単じゃん。』 ユイナの素敵な笑顔でした。



▼レシーバーがパスコースをつくる練習

▽4対4<OFF1人は、常時インサイド、DEFの中でボールを受ける>


*DEFが動くタイミングは、OFFのパスのモーションを盗んで動き、インターセプトを狙う。

*パッサーとレシーバーは、レシーバーのDEFの位置、構え、タイミングを読んで、

パスのコース、種類、タイミングを選択する。


『回数を重ねるたびに、OFFの動きが早くなる。良い傾向だ。』


続きは、その3へ・・・

【参加者】 マユ(高3女)、

小学生 シュンペイ、マサヤ、タイキ、シオリ、チサト、ケイタ、リク、リョウヘイ、

      ユイナ、タイガ、Tシンヤ、ルナ、マドカ、タカマサ、ツネ、エリナ、Mシンヤ、

      リュウヤ、ユウキ、ナチ、

中学生は、期末テストでお休みです。


18時40分 体育館到着。

いつもの様に、解錠、点燈。

準備開始。


今日の一番乗りは、リョウヘイ。

続いて、リクの大きな挨拶が体育館に響く。

『カゼは全快したのかな。』

『大丈夫です。』 と元気な声に大きなうなづき付き。


ツネが到着。

『ツネ、少し大きくなったかな。』

『変わってません。』

続いて、ユウキが到着。2人に、

『中学生になったらみんな声変わりするよね。

今度から、低音の魅力であいさつしてみたら、

大きくなれるかもしれないね。』 って少しジョーク。

意味がわからん、といった顔のツネとユウキでした。


次々に到着、みんな元気にあいさつして、入館。

Tシンヤが到着。

『シンヤ、もう身体は大丈夫?』

大きくうなづくシンヤでした。


リクとマサヤにワンハンドシュートの奥義を伝授。

次々にシュートを決め始めるマサヤ、本人もびっくり。

はじける笑顔。。。

『すごい、上手くなったね。

上手くなったから、今日はもう帰っていいよ。』 と少しジョーク。

思いもかけず、さみしそうな顔になってしまったマサヤ。

『ごめんね、ジョークだよ。今日もがんばろうね。』


リュウヤの準備ができたところで、全員集合。練習開始。


つづきは、その2で。。。。




▼4つのゴールを使って、チームでシューティングゲーム

▽ゴール下、20本ゴールゲット。

  スタートは、エンドラインとペイントのアウトの2か所。

 ゴールの前を通過して、 ゴール下に移動してくる選手にパス。

  ゴールに正対してキャッチ, ミートは両足ジャンプストップ。20本ゴールゲット


▽ゴールを背にしてキャッチ、ミートはストライドストップ。

  フロントターンしてジャンプシュート。


▽ゴールを背にしてキャッチ、ミートはストライドストップ。

フロントターン→ジャンプシュートフェイク→フロントターンでステップイン。

パワーレイアップシュート


▽ゴールを背にしてキャッチ、ミートはストライドストップ。

フロントターン→ジャンプシュートフェイク→バックターンでワンドライブ、

ワンステップして、バックシュート。


*『上手くなるためには、話をきちんと聞くこと。』

  『話したことを、もう一度、自分で言ってごらん。』

  『自分がやることを、順序良く、ゆっくりで良いから説明してごらん。』


*『できないことを、ごまかすのではなくて、堂々とミスしなさい。』

できない自分をごまかして、仲間に無駄話をしない様に。




▼両サイドのフォワードポジションからフリースローライン中央にパス。

▽ミートしてジャンプシュート。


*ボールキャッチの1歩手前からジャンプ、ボールにミート。

*目線:ゴール→目線ボール:キャッチボイス→ミート→キャッチ→目線ゴール→シュート

*味方がシュートを撃ちやすいポイントに、タイミングでパス。

*ミートストップは、ワンハンドシュートはインサイドフット、アウトサイドフットの順番。

  両手のシュートは両足同時のジャンプストップ。


▽ミートしてジャンプシュートフェイクから、切り替えしてドライブイン。


*フリーフットが床に着くのと同時にドリブルをついて、トラべリングを防止する。


▽ミートしてジャンプシュートフェイクから、ステップスルーしてドライブイン。


*フリーフットが床に着くのと同時にドリブルをついて、トラべリングを防止する。


▽ミートしてジャンプシュートフェイクから、ドライブイン。スピンムーブで抜いてシュート。


▽フリースローラインでミートして、1on1<OFFがシュートを決めたらDEFは残り>



▼中学生以上は、タクさんが入って6人で、ハーフコートで3on3


▼小学生は3分ゲーム。

  男子は、4対4。女子は、3対3。低学年は、コーチが入って4対3。


*大きな声を出すのは、目的が味方に分かるようにすること。

味方に伝わらないと意味がない。

ただ、出せばいいということではない。

  伝えるためには、大きな動作も必要。


*今の瞬間を有利にできたら、次の瞬間も有利な場面をつくれる。

  今の瞬間が不利になりそうなら、状況を変える努力をする。

  今の瞬間が不利なら、第一優先で不利な状況から脱出する。

   『今、味方が困っていたら、助ける。』


*チームや組織を運営するには、ルールが必要になります。

  運営する側には、管理責任が常にあります。

  自分たちの判断で、勝手に行動しない様に。。。

  例えば、体育館の外のトイレに行く時でも、暗くて危険なので必ず声をかけてから行く。

  ボールが転がっていて、かたずけるように指示が出たら、自分のボールでなくても動く、など。



この教室は、参加する選手たちが、

もっと上手くなりたい、仲間とバスケットボールを楽しみたい、という

意思、意欲がベースになって運営されています。

コーチが教えたくて、運営しているのではないということです。

教える対象の選手がいなければ、コーチの仕事はありません。


上手くなるためには、教えてもらったり、自ら学ばねばなりません。

自分以外の人から学び、教えてもらうということです。

自分一人で、だれからも教えてもらわないで上手くなった人はひとりもいません。

コーチも、仲間もみんな自分の先生、ということです。

みんなにあいさつすること、コーチや仲間から教えてもらうときの返事、

ありがとうという感謝の言葉は、当たり前のように声に出せるようにしましょう。


教えてもらっただけではうまくなりません。

教えてもらったことを何回も何回も自分で練習して自分のものになります。




  






みんなで集まって、練習開始。


▼4つのゴールを使って、2人1組でシューティングゲーム

▽21点先取。

<ルール>

・かならずシュートを決めてから、相手にパス。シューターチェンジ。

・最初のシュートは、制限区域の外から・・・入れば2点。3ポイントエリアなら3点。

・リバウンドシュートは、1点。

・早く終了したチームから、3チーム以外は、ぺナルティ(腕立て3回or腹筋3回)


▽ハンディキャプ 小学生15点先取。中学生以上21点先取。


▽ルール変更

・入ったボールも入らなかったボールも床に落ちたら、ワンバウンド1点減点。

バウンドパスもワンバウンド1点減点。


*期待されたことは、落とさないようにリバウンドを獲りに行こうとするだろう。

  パスや移動が早くなり、切り替えが早くなるだろう。


トラブル発生・・・

小学高学年のゴールの網に、全員のボール3つが引っかかって落ちてこない。

そこで、彼らは考えた。

新しいボールを持ってきて、ゴールに引っ掛かっているボールにぶつけるが、

なかなか取れない。

『もっと上を狙えよ。もっと強くだ。頑張れ。早く・・・』

やっと取れた。

ゲーム再開。


また、トラブル発生・・・

今度は、中学生ゴール。

自分の撃ったシュートが外れ、落とさない様にリバウンドを取ろうとしたタクマ。

見事落とさずにリバウンドは取れたが、その時ツネと激突。

小柄なツネは、大柄なタクマの衝撃で顔面強打。

ご心配なく、タクマも思いっきり気を使って、衝撃を最小限にしていたので、

激突もほんの接触程度。


またまた、トラブル発生・・・

反対側の小学高学年ゴールにボールが引っかかった。

『あっ、ボールがはさまちゃった。』 ナチが大声で助けを求める。

そこですかさず、対戦チームの選手たちがゲームを中断して、

自分たちのボールをぶつけてで取ってあげることができた。


*優先順位の最高は、安全。ゲーム中に敵も味方もありません。

 本当は、みんなバスケットボールを一緒にプレイしている仲間です。

 ただ勝ち負けではなく、プレイを楽しめるようにしましょう。


▽ルール変更

・今までのルールに、自分以外のボールを取ってあげたらプラス1点。


*俄然活気づいて、意欲的に活動する選手たちでした。




『練習をせずに、上手くなった人を、私は、知りません。

練習をしても上手くならなかった人も、私は、知りません。』


練習が大切です。

どのように練習にのぞまばいいのか、ということについては、

またお話しますね。


「学ぶ」という言葉は、「まねる」ということばから生まれてます。


まず、見本になる人を見つけましょう。

モデリングという手法です。

憧れている選手がいれば、なおいいです。 


見本となる選手をじっくりとよく観察して、

その選手のまねをすることから始めてみてください。

【練習参加者】 

ゴールA(中学以上) 8名 シホ(高さ3女)、タカ(高2男)、ミナミ(小6女)、ケンタ(中1男)、

                  Mシンヤ(小6男)、ツネ、タクマ(小6男)、ユウキ(小5男)、

ゴールB(低学年)   5名 マサヤ、シオリ、ケイタ、リョウ、ルナ、

ゴールC(高学年)   6名 小6:タイガ、タカマサ、

                  小5:コウタ、ユウキ、

                  小4:エリナ、チサト、

ゴールD(高学年)  6名 小6:タイシ、シュンペイ、リュウヤ、

                  小4:ユイナ、マドカ、ナチ、


*中学生は、期末テスト週間のため。小学生は、かぜ・体調不良で欠席が多い。



今日は、朝から冷たい雨。。。

18時30分 体育館到着。

荷持つをもって、車から降りたら、後ろから元気な声。

『こんばんは。。。』 ツネだ。
『こんばんは、よろしくお願いします。』 ツネのお母さんも元気な声だ。

『こんばんは。。。』 もっと大きな声で応じた。


体育館のカギを開けると、

『ありがとうございます。』 とツネ。

おっ、思わぬツネの声、素直に言えるようになったんだ。

『お先にどうぞ』


当たり前のように、照明のスイッチを次々にオンに。

そして、いつものあいさつ。。。

『こんばんは、よろしくお願いします。』


着替えていつものように準備中、

『こんばんは、よろしくお願いします。』の声と同時に元気な足音。

エリナが登場、続いてマドカ。


GOOD LUCK シートの提出場所に迷うマドカ。

『今日何日だっけ。前は?』 どうやら日付で探している模様。

『前回、お休みの選手もいるから日付はヒントにならないよ。』

『今日提出されたものと、以前提出されたものの違いは?』

『コーチのアドバイスがあるものの束が以前に提出されたもので、

 ないものが今日提出されたものの束だ。』

『そっかあ。』

無事にシートを提出して、練習の準備へ。


『こんばんは、よろしくお願いします。』

ユウキ、タイシ、ケンタに続いて、タクさん登場。

ナチ、ユイナ、Mシンヤが登場。

続いて、ちょっぴりやんちゃなあいさつのリョウ、

丁寧に元気なあいさつのミナミ。


準備ができたエリナ、ユウキ、タイシがすすんでゴール出しに。。。

*言わなくても、やれるようになってきた。


▼シュートのバランスの練習

エリナが、ゴール下でシュートを撃つがなかなか入らない。

*無理して両手で撃っているから、バランスのとり方がむずかしい。

『まず、きき手のひらを上に向けて、ボールをのっけて、バランスとってみて。。。』

『そのまま裏返して、ボールの重さを感じて。。。』

『押し出すように、シュートしてごらん。まっすぐ飛べばバランスOKだ。』


*ワンハンドシュートの意識づけは、まず、シュートを撃つ方の手と、

ボールをセットするための手をはっきり区別する練習をする。

次は、動作をつなげる練習だ。


『よーし。入るようになったね。入らなくなったと思ったら、バランスの練習だ。』


*両手のシュートは、矛盾する認識の解決が必要。

持っているボールを相手に取られない様にするためには、

手とボールの密着、圧力が必要になる。

しかし、パスやドリブル、シュートをするときには、

ボールを離しやすくしなければなりません。

小さい子どもたちは、この切り替えがうまくいかない。

ボールを保持したままのシュートは力んでしまって、

ボールが遠くまで飛びません。


『よし、今日もスリーポイントシュートの競争をしよう。』

参加者は、エリナ、マドカ、ユイナ、ナチの4人。

どうしてもうでや手でシュートを撃ちたがる。

ゆえに、なかなかゴールまでシュートがとどかない。

そこで、脱力して、シュートの練習。

何回か繰り返していくうちに、奇跡が起こった。

マドカの撃ったシュートがゴールに吸い込まれた。



19時10分 練習開始

▼両手で強くドリブル(キャッチの練習)

▼片手で強いドリブル(リングの高さまで)

▼ドリブルスイング フロントチェンジ(小さいドリブル、大きいドリブルの連携)

▼ドリブルスイング レッグスルー

▼ドリブルスイング バックチェンジ

▼レッグスルージャンプ 50回


全体を見渡していると、なんとユズカ&ミナミが、レッグスルージャンプを次から次に大成功。

2人とも本格的に、バスケを始めて半年。

『おっ、できるようになったじゃん。すごい、すごい。』 素敵な微笑みを返してくれた2人でした。


体験3人組も、誇らしげにレッグスルージャンプを決めている。

それを見ていた下級生たち、一同感激、目が点状態。。。



2人1組 

▼弾くドリブル&くっつくドリブルの確認

▼ドリブルチェックの練習

▼ドリブルチェックを外す練習


*バスケットボールは、主導権を取った方が勝ち。相手の様子を見ていると相手に主導権がいく。  

  主導権を握るには、心の持ち方、考え方といったマインドセットが大切。


いつも遠路がちなHタクミが、体験3人組に見本を見せて教えている。

よーし、GOOD!


▼DEFを反応させて、ドリブルで抜く。


全体を観察中、小学校6年のタイシのプレイに目がとまった。

タイシは、身体が強いほうではなく、よく体調を悪くする。

チームに参加したときは、ボールを追っかけ走るにも5M走って、あとは休みという具合。

このごろは、やっと走りにもついてこれるようになった選手。

いつもは頑張るけど、なかなか上手くいかない。

そんなタイシに奇跡が・・・

『タイシ、スピンムーブで抜いてごらん。』

何とタイシが、中学生でもなかなかできないスピンムーブでDEFを抜いたのだ。

みんなから拍手をもらって、不思議そうに照れながら微笑むタイシでした。


▼ハーフラインからドリブル1:1

*DEFに正対、低いドリブルだけで相手を突破しシュート。

▼ハーフラインからドリブル1:2

*2人いる相手に対して、2人分以上のドリブルの動きを要求。

*足が止まった状態は、最悪。ステップでは抜けない。ジャンプでドリブル。

▼ハーフラインから2:1

*ノーステップパス、タップパス&タップシュートの練習

▼ハーフラインから2:2

*ドライブで引きつけてドリブルからダイレクトパス&タップパス

*スペースにパス&タップパス&タップシュート

▼ハーフラインから3:3

*ドライブで引きつけてドリブルからダイレクトパス&タップパス

*スペースにパス&タップパス&タップシュート


19時25分

▼ゴールAでは、ハーフコート4:5

*相手の速攻を防ぐためにも、積極的にOFFリバウンドに行こう。

*OFFリバウンドに行ったら、必ずボールに触ろう。

*スペースを意識して、スペースを攻めよう。

*インサイドへのカッターへ積極的にパスしよう。

*女子の出したパスを男子がカットする。当たり前だ、気にせず、次の工夫をしよう。

*4人で攻める方は、パスを優先にDEFを振ってスペースをドライブイン。


ゴールCDで、小学生チームのゲーム

▼女子チーム フルコート3:3(3分ゲーム)x 3

*切り替え良く、どんどんシュート、とにかくシュートを撃とう。

*せっかくOFFリバウンドを取れたのだから、どんなかたちでもシュートを撃とう。

*3:3で広いスペースがあるのだから、1:1で抜くことを狙っていこう。

*キャッチボイスを出すタイミングを工夫しよう。


▼男子チーム フルコート4:4(3分ゲーム)x 2、フルコート5:5(3分ゲーム)x 1

*1:1で抜くと決めたら、シュートまで行こう。

*ハリーバックして、相手のワンマンブレイクを防ごう。


▼低学年チーム コーチが入って4:4(2分ゲーム)x 2

①ルナ、シオリ、Tシンヤ、コーチ 対 リク、マサヤ、ハヤテ、ケイタ

②ルナ、シオリ、ケイタ、コーチ 対 リク、マサヤ、ハヤテ、Tシンヤ


最下級生、小学校2年生のルナが3m05cmのゴールでシュートを決めた・・・

みんなのナイスシュートの声に、少々照れ気味な笑顔でした。


<事件発生・・・>

Tシンヤのボールが2階ギャラリーに乗っていた。

当のTシンヤはゲーム中。

優しい上級生は、はしゃぎながらボールをぶつけて落そうとするが、

次々ボールが乗ってしまう。なかなか落ちない。

コーチの指示は、反対コートでシュート練習だった。


<掃除が終わって、振り返りミーティング:小学生>

*話を聞く時は、相手の顔を見て聞く。

*コーチからの指示は、きちんと聞きなさい。

*遅れてくることは、仕方がないが、遅れてきてもすぐ練習ができるのは、だれかが準備をしてくれたから。

  だから、後片付け、そうじの時は率先してやろう。

*自分たちが使ったゴールの撤収を、中学生にまかせないように。

*Tシンヤがモップをかけているのに気付いて、ユウキが代わってあげたのはエライ。

*言った方が良い、やった方がいいと思ったことは、勇気をもってやろう。


<振り返りミーティング:中学生以上>

*目的意識をしっかり持って、練習しよう。

*登山の途中は、苦しい、つらい。でも、頂上に着けば達成感と360度の大パノラマ。努力は登山に同じ。

*勝ちたいと思ったら勝てません。勝ちたいと思うのは練習中、勝つことに必要な練習をします。

  だから、勝ちたいと思わなくても勝てます。

*試合では、今自分の持っているパフォーマンスを十分に発揮するようにするだけです。

  余計な感情は邪魔です。わっしょい、わっしょいとお祭り騒ぎでいいです。

*バスケットボールでは、勝ちたいと思わなくても勝てます。

  やるべきことをやったチームが勝てます。やるべきことをやれなかったチームが負けるだけです。



『お先にに失礼します。ありがとうございました。さようなら。』

体育館を出るときにも、みんな大きな声であいさつして帰ります。


最後の一人を見送り。

消燈、施錠完了。


”今日も一日、お楽しみ様でした・・・”




【練習参加者】 

ゴールA(中学以上) 9名 Hタクミ(中2男)、ユズカ(中1女)、ミナミ(小6女)、体験3名(中2男)、

                  Mシンヤ(小6男)、リュウヤ(小6男)、 ▼Uタクミ(中1男)、

ゴールB(低学年)   6名 マサヤ、シオリ、ケイタ、ハヤテ、Tシンヤ、ルナ、

ゴールC(高学年男) 9名 小6:タイシ、シュンペイ、リョウヘイ、タイガ、タカマサ、

                  小5:コウタ、ダイゴ、ユウキ、 小3:リク、

ゴールD(高学年女) 6名 小5:チサト、小4:ユイナ、マドカ、ナナハ、エリナ、ナチ


*期末テスト週間で、高校生、中学生の不参加が多い。



秋の日は、つるべ落とし。

どっぷりと日が暮れた、18時30分、いつもより少し早めに体育館に到着。

鍵を開けて、スイッチオン。

体育館の電燈と心に点燈。


GOOD LUCK シート と QUESTION シート、がんばったシールをセット。

*練習を自分自身とコーチにフィードバックするために用意した シート

準備開始ゴール出し。


『こんばんは、よろしくお願いします。』 大きな声が体育館に響き渡る。

第一声は、小学3年生のリク。

体育館に入る時の大きな声でのあいさつは、みんなで決めた約束。

『こんばんは。』 コーチの大きな声での返事、率先垂範。


*大きな声は、元気の源。スポーツは、エゴでない自己主張。大きな声は、誰でもできる自己主張。

  大きな声を出せば、恥ずかしい、照れくさい、不安な思いを吹き飛ばすことができる。


つづいて、真面目だけど、少し控えめなリョウヘイが登場。


次は、小学4年生のナナハ。

ナナハは、しばらく練習に参加してなかった。

連絡網では、いつも出席連絡、その後、夕方に欠席に・・・

そんなことが、しばらく続き、気になっていた。

本当にしばらくぶりのご対面。

『ナナハ、カゼひいてたの、心配してたよ。』 『家族が順番にカゼひいてた。』

『もう大丈夫?』 『うん、大丈夫。』

『今日も、がんばれよ。』 『うん』


その後、次々に、体育館到着。

みんなの大きな声であいさつし、かけあしでコートサイドに・・・。

到着したものから、各自GOOD LUCK シートを提出し、

コーチからアドバイスが書いてあるGOOD LUCK シートを受け取る。

しばらくすると、小学2年生Tシンヤが大きな?エナメルバックを引っ提げて登場。

Tシンヤは、かぜで前回、前々回お休み。

『Tシンヤ、カゼは治ったかい?』 『うん』 

『ムリしちゃだめだぞ。』 『うん』 

体調は良さそうだ。


練習開始時間までは、極力、低学年の選手の指導。

今日は、スリーポイント競争だ。(ゴールの高さは、2m75cm)

まずは、リクと2人で勝負だ。

もちろん最初は届かない。

『フォームは気にしなくていいよ。リングに届くように投げてごらん。』

すると、届くようになり、何とシュートが入った・・・

ガッツポーズで大喜びのリク。

準備のできた、小学校6年生のMシンヤを仲間に入れて3人でスリーポイント競争だ。


さすが、6年生のMシンヤ。2本に1本は、決めてくる。

負けずに頑張るリク。

そこに、ナナハが参戦。


しかし、ナナハは、全く届かない。

几帳面なナナハは、きれいなフォームでシュートしようとしすぎるあまり、

ボールに勢いがなく、ボールが飛ばない。

『フォームは気にしなくていいよ。リングに届くように投げてごらん。』

思い切って投げるようになったナナハ、シュートが少しづつリングに当たるように・・・

すると、奇跡が起こった。

ナナハが撃ったシュートがゴールに吸い込まれた。

『やったあ。。。』 こんな笑顔がたまらない。


*シュートを決めることよりも、遠くに投げることを練習。パスの練習にもなる。


勝負は、圧倒的にMシンヤの勝利。。。

リク、ナナハ、コーチの3人でMシンヤに 『参りました』。

その後、エリナ、ユイナ、ナチも参加して、ミニスリーポイント大会になったとさ。


その後も、大きな声のあいさつとともに続々と選手が登場。

小学4年生のハヤテ&ケイタのあいさつ走りが一番早いかな・・・



▼体験の中学2年生にシュートの奥義を伝授・・・


【最終的にシュートはオートマチックである】

意識すべきことと、意識してはいけないことをきちんと区別する。

*意識を外すためには・・・・


【感情より感覚優先にする。シュートを撃つときの優先感覚はボールの重さを感じること。】


【シュートが成功しなくても、ミスだと思わない。ミスだと思うと、運動を全否定したことになる。】


ワンハンドシュートの構え

*ワンハンドシュートは、ワンハンドシュートである。

*人間の手は、親指と4本の指で握ることは得意だが、シュートは5本の指を均等に使う。

*手の両サイドの親指と小指はバランスをとるためシュートには使わない。

*親指と小指のラインを水平に保つ。

*ボールをセットしたら、ボールの重さを感じる。

*中指を垂直に立て、まっすぐに、目印に使う。

*手首はリラックス。手で撃とうとしない。足の裏で床をけって、シュートを撃つようにする。

*手首から肘までを垂直に立て、肘を下から上に突き上げるようにまっすぐに動かす。

*シュートが、入らないのはバランスがこわれているから。

*シュートを決めようと思ってはいけない。(感情優先)

*人間の意識でできるのは、まっすぐに撃つというところまで。

  まっすぐ飛べば合格。だれでも、5本打てば1本は入る。この確率を上げるだけ。

*まっすぐ飛ばないのは、準備動作が歪んでいるから。