今日の名古屋は、気温30度越えの夏日!(7月上旬並み)
珍しく、夜時間の予約投稿にしてみましたよ。
明日6月5日、ようやく宝塚音楽学校の入学式が執り行われます🌈
約2ヶ月続いた休校。
そして今年は某ウイルスの影響で、
入学式の内容も大幅に変更されることに…
・講堂では開催せず、大劇場改札前の大広間(ロビー)に変更。
・国歌や校歌の斉唱はせず、代わりに音源を流すだけ。
・恒例である、本科生に校章をつけて頂くセレモニーも行わない。
・報道陣への公開は無し。
少し残念ですが、このご時世では致し方ないですね。
憧れのグレーの制服を着て、校歌・国歌・金剛石を歌って。
その後、本科生の方に校章をつけて頂く・・・
この流れって、音楽学校の伝統の儀式。
新入生としては、感無量の瞬間です
『私も念願の音楽学校の一員になれた。
舞台を目指して、ここからが新たなスタートだ!』
入学式は、そう実感できる最初の一歩。
しっかり芸と心を磨いていって欲しいです。
さて前回から始まった連載、
『宝塚合格に大切な要素とは』シリーズ。
実力が大切なのは、言うまでもないことですので。
実力+【α】←ここを深掘り。
今回は、第2話【素直さ】について、考察しますね。
では、合格に大切な『素直さ』とは???
上達したいという純粋な気持ち。
それは下記の連鎖を、自然と起こす様に感じています。
1.予習ありき(自発性・意欲)
↓
2.レッスンでアドバイスをいただく
↓
3.真っ白な心でアドバイスに耳を傾けられる(傾聴&受容)
↓
4.指摘された内容や目的を正しく理解(考察)
↓
5.レッスンで修正(勘の良さ・吸収)
↓
6.自宅で自主練習(向上心)
↓
7.課題を克服(諦めない精神)
レッスンって、一方通行では成り立たちませんよね。
キャッチボールに似ているかも
・指導者がボールを投げる(アドバイス)。
・生徒がそのボールを受け取り、投げ返す(何らかのアクション)。
この繰り返し。
最初は上手く受け取れなくてもいいし、
時には 変な方向にボールを投げ返してしまってもいい。
怖がらず、こじんまりせず、素直に反応できるかどうか。
素直さを持っているタイプは、そこを怖がりません。
自分自身の心に嘘をつかず、誤魔化さず、正直に生きる
自分の素敵な部分も未熟な部分も、丸ごと受け入れて。
芸事の表現者って、自分を知ることがとても大切です。
むしろ・・・そこから始まる!
特に声楽の演奏では、恐ろしい程、自分の精神状態が反映されますから。
メンタル面の管理、侮れません。
芸事の向上には、
『自分と向き合う作業』も必須やで
ちなみに歌劇団に上がってからも、
『素直さ』って不可欠だと私は思っています。
芸事に対する純粋な気持ちと、感謝に繋がっているし。
例えば新人公演の学年の時、上級生からアドバイスやダメ出しを頂く機会があります。
ダメ出しって、上級生の立場からすると、
[自分が今まで一生懸命培った芸を、他人に伝授する]ということ。
これって・・・有難すぎる話です!
ダメ出しって、愛情があってこその行為。
『◯◯ちゃんは、普段から全力投球で頑張っているよね。
向上心があって、素直にアドバイスに耳を傾けられるタイプ。
力になってあげたいなぁ。』
上級生がそう感じて下さると、本気のアドバイスを下さいます。
たとえ、本役さんでなくとも。
どこからか、そっと見守って下さっていた証。
絶妙のタイミングで、
図星のアドバイスや課題を下さる。
もう、完全にお見通しやんか・・・
足向けて寝られへん
宝塚は厳しさの中にも、愛情溢れる温かい世界です。
如何でしたか?
「合格に大切な要素とは」シリーズ、
第2話【素直さ】について考えてみました。
次回は、第3話【反復練習】を深掘りしますね。
夢を叶えようと頑張っている方々に、
少しでもエールになりましたら幸いです
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#ミュージカル→31位(6月8日)
#入試→→→43位(6月8日
↑公式ハッシュタグランキング『1位』に6回